３年越しの新婚旅行！パース5日間（1日目：ピナクルズ）

2019/11/14 - 2019/11/19

私が転職し、長いお休みが難しかった二年間。結婚三年目にしてようやく新婚旅行が実現しました。目的地は西オーストラリアのパースです。なかでも海の近くのフリーマントルに滞在しました。今回は清水の舞台から飛び降りてシンガポール航空のビジネスクラス。旅行中はレンタカーで行動しながら北いって、南いってと大変楽しく過ごしました。

この旅行記では西オーストラリア・パースのフリーマントルで過ごした一日目の様子をお伝えします。

往路　2019/11/13
SQ 637 NRT - SIN
SQ 225 SIN - PER
初日にH.I.Sのサンセットピナクルズツアーに参加
SQ 214 PER - SIN
SQ 638 SIN - NRT

エリア パース(オーストラリア)

少しだけ眠り、パースに到着しました。日付は変わり、11/14（木）の早朝です。ここでトラブル発生！予約したはずのレンタカー会社のカウンターに誰もいません。アメックスカウンターから予約してもこういうことはあるのね。

カウンターにある電話を使ってみても通話もできないそうで30分ほど途方に暮れていると、隣のレンタカー会社のお姉さんが「そっちは人いないからこっちで手続きするわよ」と。

そのときは、「神か」と思ったけれど、そんなオペレーション誰が想定できるでしょうか。レンタカー予約時にどっかに書いといて欲しいですね。無事にレンタカーの鍵を受け取り、車をピックアップします。

空港の外はまだまだ朝の始まりって感じで気持ちいい～。気温は高いけど乾燥してるので不快感はなしです。

レンタカーの駐車場ではなく、普通の駐車場を探し始めてしまいタイムロス。ようやく見つけました。

この旅行のために夫は国際免許をとり、オーストラリアの標識を勉強し、トヨタ車を予約しました。意気揚々とカーナビに目的地を設定しようとしたところ、なんと使えない！！専用のアプリをダウンロードしないと使えないカーナビで、しかもそのアプリは日本のAppStoreでは買えないという…。もうね、パニックですよ。空港で迷子もいいところ。しかも一日かけてようやく着いたので疲れてるし。

とにかく、広い道でいけるモールに行き、車にスマホを固定させるものや、これからの滞在に必要な水などを購入しにいこうということにしました。そこで、私のスマホのグーグルマップをカーナビ代わりに発車。だけど、手持ちで見づらいわ、ラウンドアバウトはそこかしこにあるわで大変。ラウンドアバウトは円形交差点で、車で回りながら希望の方向に抜けていくやつです。私なら、パニックでもう車キャンセルしよう！とか言い出しそうなところを、快適な旅行が続けられるように解決策を考えてくれるなんて、頼もしい夫です。

最初は脂汗をかきながらどっかの倉庫に入りそうになったり、もう帰りたいという顔をしていた夫も、どうにか日本にはないラウンドアバウトを攻略し、無事にどっかのモールに到着。私達はこのモールを「オアシス」と名付けました。

写真はオーストラリアで初めて見つけた寿司屋さん。

モールで５日間のオーストラリア生活で必要になりそうな変換プラグや水などを購入しました。ちなみにオーストラリアのミネラルウォーターはすごく高い。だいたい500ミリで3ドル（日本円で200円以上）くらいします。

それなのにマートでまとめて買うと24本で10ドルしないのです。この知識はバイリンガールちかの動画で学びました。日本のスーパーと違う点は、ディップだけの棚があること。

なんか野菜がでかいぞ…？

ナッツだけで棚が２つくらいある。

こちらもナッツ！

ドライブ中の日差しの強さに負けてK-MARTでサングラスを買いました。鼻が低い…

オアシスでのんびりしているとだんだんヘトヘトだった夫が回復してきました。駐車券の処理もしっかりこなし、フリーマントルのアパートメントに向けて出発します。

パースでよく見かけた、この紫の木なんだったんだろうな。

ほとんどがトヨタ車でした。それから日産、ホンダ、韓国のヒュンダイ。少数派にはもともとオーストラリアで生産されていたホールデンに車も見かけました。

今回のアパートは契約してる駐車場があってよかった。フリーマントルは建物が低くて空が広い！

今回私達が滞在したのは「フリーマントルアーチウェイアパートメント」という、古い煉瓦建てのアパートメント。自動で立派な門が開いたときは二人して「うわー」と感動の声が出ました。中はまだ清掃中だったのでスーツケースを預けたところで、安心したのか急激にお腹がすきました。

フリーマントル名物の一つ、フィッシュアンドチップスを食べに行こうと、海に面した「Cicerello's Fremantle」へ。景色もよく、フィッシュアンドチップスも美味しい。注文も簡単で観光客にはもってこいのお店です。

日本のみんな仕事頑張ってるか～！！！！
（と書いている私は既に現実世界でカタカタ仕事してる）

フィッシュ＆チップスはロンドンで食べたものより美味しかったです！ビールに合う味付けなのかな！！そしてポテトの量が平均年齢30オーバーの私たちには堪えます…

食後に散歩。キューピーのCMみたいな景色がずっと続く。

馬の給水所かな。

腹ごしらえをすませ、電車でHISのサンセットピナクルズツアーに向かいます。一日かけて異国の地にきてヘトヘトな私達にとって日本語ツアーは有難かったし、初心者が片道二時間ドライブでピナクルズに行くのは危ないしで参加しました。

サンセットということで帰りは23時過ぎ予定。ラウンジでシャワーを浴びておいてよかった…

フリーマントル駅から集合場所のあるパース駅までは電車で30分。

パース中心地の集合場所から小型バスに乗り込み出発！ピナクルズまでは二回のトイレ休憩を挟んで２時間半くらいです。

ツアーが始まると運転手兼ガイドさんはよく喋りました。パースで日本語を聞く安心感は相当で、寝不足だし、海外の運転で疲れた夫はぐっすり寝ました。私もガイドを子守唄代わりに寝ました。

途中、ヤンチャップ国立公園でコアラを見たりしたけれど、正直なところピナクルズまでの道のりは全然覚えてません。。

NETFLIXみたいな景色だな（全然覚えてないけれど）。

カンガルーが歩き回ってるそうですが…いずこへ。
コアラが寝ているエリアもあったり無料の公園にしては充実していて、観光に疲れてのんびりしたい人におすすめです。

第二給水スポット。中心地から高速で一時間も来るとお店はほとんどありません。

ちなみにオーストラリアの高速道路は無料です。料金所がないので気付けはハイウェイなんてことも。驚くべきは、高速道路よりも速い制限速度の道があること。ハイウェイでもないのに130キロなんて…こわい。

こんな大自然、都内に住んでいるとなかなか体験できないね。

まぶしかっただろうな…

ピナクルズに着くとハエの量に驚きます。乾燥バエという湿気に吸い寄せられ人間のところにくるハエ。何匹もくるので、できれば養蜂場みたいなネットをかぶるといいです。

6000年前の石灰岩が削られてこのカタチになっているそう。

ピナクルズを楽しみ、日の入りを見届け、夕暮れのタイミングで野生のカンガルーが出てきて本当にドラマチックでした。参加してよかった。

ちなみに夫は夕日をずっとサングラス越しで見ていました…。

夕食付きのツアーだったのですが、食事についてはノーコメントです（ヒント：オーストラリアの食事は素材の味を活かす）！

このステーキ写真はめちゃくちゃおいしそうですよね…

でもこのツアーは本当におすすめです。パースにホテルがある人は近くまで送ってくれるので夜でも安心です。

パース駅までバスで送っていただき、23時。電車あるだろと勝手に思っていたのですが、駅を閉めようとしていて冷や汗。

そんなとき、夫がDiDiを開き、軽やかに配車。この旅行で夫を見直すパート２です。ドライバーの奥さんは台湾人でアジアの話で盛り上がりました。おすすめの日本食レストランを教えてもらいながら無事にアパートメントに到着。

素敵なお部屋ですよね～

さっさとシャワーを浴びて就寝しましょう！このアパートメントは本当に素敵なところでしたがWi-Fiが遅いところが残念。

でもキッチン、洗濯機もあるので長期滞在にもってこいでした。ホテルが高いといわれているパースで、5泊約68000円（駐車場代込）とは大変お得！！フリーマントルに滞在予定の方はぜひご検討ください！！

【次の旅行記】
https://4travel.jp/travelogue/11580145

1日目はこれにて終わりです。明日はオーストラリアと言えば…の、あの動物を触りにいきます…！