中央アジア2019 ⑨ イシク・クル湖で泳いでみました

2019/09/14 - 2019/09/16

大きな荷物はビシュケクで預かってもらい、２泊３日のイクスカーションでイシク・クル湖へ。玄奘三蔵法師も訪れており、彼の記録では、周りが雪や氷に埋もれてもこの湖だけは凍らない「熱海」として紹介されているそうです。温泉的なものも地下にあるのかな？
山には雪が積もり始め、ビーチ周りの宿や売店は９割が閉まっていた９月上旬ですが、なんとか湖水浴をすることができました。
写真はこの日のために買っておいたキルギスハット。ニセキルギス人の誕生です。

エリア イシククル湖周辺(キルギス)

このようなワゴンでビシュケクの西バスターミナルを出発。9:25発で、280ソム（448円）でした。11:25に、写真の場所で30分のトイレ休憩。景色がいかにも山岳国という風情です。

休憩所のペットボトル捨て場がオシャレでした。

やけに気に入ったこの休憩場所。

11:55に再出発、13:14に「チョルポン・アタ」という集落に着きました。トータルで４時間で着く場所、という認識で良いのではないでしょうか。車が停まった付近は大通りに何軒か店が見える程度。田舎です。

宿は右手の「ＢＥＳＴ」と書かれたマンション。１泊1800円でした。各個室にトイレシャワー付き。廊下に湯沸かしケトルが置いてあって、好きに使うことができました。

室内はこんな感じ。夜は急激に冷えて、こりゃ無理だと思ってレセプションの人に相談すると、すぐにオイルヒーターを運び入れてくれました。昼24℃くらい、夜は13℃くらいだったのかな。親切で助かりました。

宿の周りのレストランは全滅状態。シーズンは終わっていたようです。街には１つだけ「ナロードナヤ」という大きなスーパーがあるとかで、片道20分ほど歩いて買い出しです。

こちら夕食となりましたカップラーメン。24ソムということは38円！キルギスソム、減る気配をいっこうに見せません。

さて湖に繰り出します。水が綺麗！透明度は世界２位なんだそうです。

なるほど透けて見えます。

手を水につけてみると、いや冷たい！初日は泳ぐことなど考えもせずに宿に戻りました。

夏はもっと賑わっていたんでしょうね…

２日目。水浴場のようなところを発見。水の色が途中でグラデーションになっているので、よく見るために前進。

先端では50代くらいの夫婦が寒中水泳をしていました。水に入るたび「ＧＵＯＯ！」っという叫び声が聞こえます。

水の色が途中から濃くなっているのが綺麗でした。30分以上見ていたと思います。

白人観光客が通りかかったので撮ってもらいました。自分の全身が写るのは珍しいので嬉しいです。

ビシュケクで「flyjump」（要はバンジージャンプで、飛び出す時に高飛び込みのように華麗な技を見せるスポーツ？）をやっている人たちのグループにからま…いえ、仲良くしてもらいました。

得意のオーバーリアクションがウケたので、彼らと仲良くなるためなら泳いだ方がいいな、と20分かけて宿に戻り海パンで戻りました。「当分いるよ」と言っていた彼らはもういなくなっていました…

えい。行くしかないです。14時台の、一番気温が高そうな時にチャレンジ。おっ？いける！

１人旅なので泳いでいる姿の撮影ができないんですよね。これ、写真的に明らかに水の中におります。わかってもらえると思うのですが…

そんなわけで、身体を張った割に面白い画は残っていませんが、地球と遊んだ実感は得られました。ただし20分後、ちょっと太陽が雲にかかるともうダメでした。

左隣の地元？の人たちは全然平気なご様子。僕は雲が増えていきそうな気配を感じながら湖を後にしました。
この日の支出、朝は昨日買ったパン、昼はパン１個購入（48円。まずくて一口でギブアップ）、夜は昨日買ったラーメン。湖で遊ぶ分にはタダですから、実に安上がりな１日となりました。

帰りは適当にバス停に行ってみると、ちょうど１分後の8:30発だったらしく、待ち時間無しで帰れました。休憩場所は同じ。休憩が少し短く、トータル３時間44分でビシュケクに到着しています。
チェックアウトの時、レセプションに誰もいなかったけど、お金は前払いしていたので、鍵穴に鍵を差し込んだまんまで立ち去りました。怒られませんでした。