【2019アイルランド＆イギリス】(1)香港トランジット10hours

2019/08/13 - 2019/08/13

2019の夏はアイルランドとイギリスへ。
キャセイパシフィックで香港経由のチケットだったので、まずは香港へ向かいます。
トランジット10時間ほどを利用して、ちょっとだけ香港を歩き、夜は香港に住む友達と夕食して出発。
・・・のはずが、欠航？？　本当に出発できるのか？　ハラハラさせられる旅の初日でした。


【旅の行程】　●：この旅行記の部分です。
●8/13（火）
東京成田0915→香港1430（航空）
香港　大嶼島
青衣で友人と夕食
○8/14（水）
香港0045→ダブリン0645（航空）
ダブリン散策
バスでゴールウェイへ
【宿泊】ゴールウェイ
○8/15（木）
日帰りでアラン諸島イニシュモア島へ
【宿泊】ゴールウェイ
○8/16（金）
日帰りでモハーの断崖へ
【宿泊】ゴールウェイ
〇8/17（土）
ゴールウェイ0845→ロンドンデリー1420（バス）
ロンドンデリーの城壁を一周
ロンドンデリー1638→コーレーン1716（鉄道）
コーレーン駅1750→Giants Causeway 1820（バス）
【宿泊】コーズウェイ
〇8/18（日）
コーズウェイ・コースト巡り
コーレーン1719→ベルファスト1850（鉄道）
【宿泊】ベルファスト
○8/19（月）
ベルファスト→エディンバラ（船・バス）
【宿泊】エディンバラ
〇8/20（火）
エディンバラ0835→インヴァネス1201
ネス湖クルーズ　アーカート城
【宿泊】インヴァネス
〇8/21（水）
ブリテン島最北端"Dunnet Head "へドライブ
【宿泊】インヴァネス
〇8/22（木）
インヴァネス1140→ロンドン1305
ロンドン散策
ロンドンにて友人と夕食
〇8/23（金）
ロンドン1705→香港1155
香港1510→東京成田2035

エリア 香港(香港)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

香港の一連の騒動、出発日が近くなるにつれ雲行きがあやしくなってきていた。
そして、出発の前日に予定している便の欠航が決定。
これはもう、別経由でダブリンまで行ければよいけれど、最悪行けなくなる可能性も覚悟していた。

当日の朝空港へ向かう。一応予定出発時刻の2時間前。
頼む、どこかの国経由でいいから振り替え便あいていないかな？
そしたら、なんとあと30分後に香港行きが出発すると。
結局、昨日の夜にここから出発する便も出発できていなくて、それが朝にずれこんだ。この便の空きがあるというのだ。

慌ただしいながら、乗ります！ってことでゲートへ急ぐ。
こんな状況だから、香港を経由しないルートに変えてほしかったのだが、まあ行けるだけありがたいので贅沢はいえない。

香港国際空港に到着したら、TVで観ていた光景が繰り広げられていた。

デモの中心は、若い学生が中心のよう。
その訴えかける眼差しは、理性・節度あるように思えた。
もちろんこの時点における個人的印象に過ぎないのだが。

トランジットなので、本当は入国せずにいる判断もできた。
しかし、制限エリア内で10時間を過ごすには少し長いことと、一応夜には香港在住の友人と食事をすることにもなっていた。
様子を聞いてみると、場所を選べば大丈夫だろうということで、入国をすることにしたのだ。

さて、夕食までの間、どこをまわるか。
下手に九龍や香港島まで行くと、危険な現場に出くわす可能性もあるし、地下鉄が運休になって空港に戻れないなんて自体にもなりかねない。

そこで、一度行ったことはあるが、ランタオ島をバス・ロープウェイで周遊することにした。
空港からすぐの東涌まで移動して、そこから昴坪という島の中央にそびえる山の上へ向かうバスに乗る。
バスは対岸まで山越えした後に、南側からまわりこむようにして山の上へとアクセスする。

昴坪
大仏様がそびえている。

昴坪からはロープウェイが東涌まで伸びている。
以前にも乗ったことがあるのだが、これが結構な長さと景色が絶景なもので、久しぶりに乗って見たくなったのだ。

マカオまで道路が繋がったのが見える。

ロープウェイの下には、ハイキングコースも見える。
歩いている人あまり見えないが。

空港から飛び立つ飛行機の姿もばっちり楽しめる。

このロープウェイ、30分以上乗り続けることになるが、景色は飽きない。
最初は山の中であるが、最後のほうは海を渡る。
ここで止ってしまったらって考えるとちょっと怖い。

青衣という駅まで移動して、友人と待ち合わせ。
このあたりもベッドタウンであって、高層ビルが建ち並ぶ。

この時点で、ニュースが入ってきた。
夕方16時（だったかな）時点でチェックインしていない人は、この後の便に搭乗することはできないと。
私の場合、既に羽田でチェックインしていることになっているので、問題ないだろう。

夕食を食べたあと、時間もあるのでスタバでゆっくり。
飛行機の時間は00:45発なので余裕。

22:00には空港に到着しておく。
出発案内をみると、「欠航」ばかり目だつ。

ここで問題が発生。
チェックインカウンターがしまっていて、人がいないのは問題ないにしても（トランジットだしチェックイン済だから）、制限エリアへの入口がデモ隊によって封鎖されていて、入ることができないのだ。これは困った。相談するにもカウンターいないし、航空会社のスタッフ誰もいない。

これは今夜は香港宿泊か・・・でも、これはかなり危険なことになったなと思っていたところ、警察が空港に入ってきた。
その瞬間、デモ隊がざわざわと動き始めた。入口の封鎖がその瞬間に開いた。
同じように困惑していた人はいたようで、この隙に制限エリアへと入る人たちについて、無事入ることができた。
綱渡り状態ってまさにこのことか。

ダブリンへの飛行機は定刻00:45に飛び立った。
こんな状況下なので、乗客も少なく、3列シートに横になって眠ることができた。