シーズンオフの石和あたりをドライブ

2019/11/20 - 2019/11/21

石和温泉に宿泊するついでに、周辺の寺社をまわってみた。果実の季節は終わっており、甲斐浅間神社、甲斐善光寺、東光寺と、静かな雰囲気。

エリア 石和温泉(山梨)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

今回は、中央高速を勝沼インターで降り、20号線を少し走ったところにある一宮甲斐浅間神社から。

浅間神社 寺・神社・教会

鳥居の先に立派な門がある。

参道から直角に折れて、拝殿がある。清浄な雰囲気。

「第一宮」の扁額が掲げられている。

拝殿の横に神楽殿

拝殿の裏側に十二支参りという案内が。

石板に人形をくりぬいた結界が設けられている。

結界の先に、十二支の石像が並んでいる。なかなかユーモラスで現代風。最近の作。

十二支の最初のネズミは完全に上を向いている。

タツやウサギ、漫画チックな意匠が並ぶ。

富士山を表した像と言うか、オブジェ。

さらに奥には、成就石なる方角を示した石が。

成就石の前で祝詞をあげると願いが叶うらしい。これもいかにも最近作られたものという感じ。

石和温泉を通りすぎ、甲斐善光寺へ。道なりに進むと、大きな山門が見える。

甲斐善光寺 寺・神社・教会

甲州善光寺の石碑がたつ

山門をくぐれば、松の木の間に本堂が見える。

朱が落ち着いた金堂。掃除が行き届き、気持ちがよい。

立派な堂宇。金堂の手前部分まで自由に上がることができる。奥部分には拝観料五百円が必要。手を叩くと残響が聞こえる鳴き龍、真っ暗な道を回る御戒壇めぐりは有料エリアにある。御戒壇めぐりでは、真っ暗な中に錠があるので、それに触るとご本尊様と縁が結べるという。どちらも体験してみるとおもしろい。

善光寺のすぐそばに、東光寺がある。

東光寺 寺・神社・教会

小さな門をくぐり、境内へ。

参道正面の門外から東光寺も見える仏殿。小さいながら、凛とした雰囲気がある。武田信玄の援助で諸堂が再建され、その後の戦火でもこのお堂だけは焼失することもなく残ったらしい。

仏殿には薬師如来がまつららている。禅寺らしく、撮影禁止ということはない。

仏殿の奥に本堂がある。こちらは新しい。

境内に入ると、すぐ横の庭には砂に波紋を模した模様が描かれている。円の中心にはかりんの実？が置かれている。ちょっと不思議。

最近の冷え込みのせいか、紅葉がきれい。

門横に鐘楼があるが、飾り気は全くなし。

白砂に円形の模様が非常に際立ち、美しい。狭い庭に広さを感じさせる。

拝観料300円を払うと、本堂の中、本堂裏の庭園を拝見できる。石組と背後の山を借景とする蘭渓道隆作のお庭。静かに眺めることができる。

庭の前の部屋の火鉢にみごとな円形の模様が描かれている。不思議な感じ。

庭はきれいに掃除されており、手入れもきちんとされている。非常に清々しい気分になる。

石和温泉を中心に、近くの寺社を軽くめぐったが、シーズンオフの平日ということもあり、どこも静かで、清浄な気分を味わえた。