初めての四川省（２）嘉陽小火車(別名:芭石鉄路)に乗って楽しむ（2019年10月）

2019/10/20 - 2019/10/20

今回、四川省旅行をするきっかけになったのは、嘉陽小火車というミニSLに乗ってみたいと思ったからです。
タクシーを使わない主義なので、公共交通機関を使ってどうやって行くのか心配だったのですが、何とか乗る事ができました！

　＜旅程＞
　10/17：富山-(飛)→羽田→成田-(飛)→成都双流空港(泊)
　10/18：成都双流空港-(高速鉄道)→楽山(3泊)
　（10/19：楽山大仏風景名勝区観光）
★（10/20：嘉陽小火車観光）
　10/21：楽山-(高速鉄道)→峨眉山(2泊)
　（10/22：峨眉山風景名勝区観光）
　10/23：峨眉山-(高速鉄道/地下鉄)→成都(泊)
　（大熊猫基地、寛窄巷子観光）
　10/24：成都-(地下鉄)→成都双流空港-(飛)→成田(泊)
　10/25：羽田-(飛)→富山

写真は小さいながらも迫力満点の走りを見せてくれた、嘉陽小火車。

エリア 楽山(中国)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

10/20早朝、ホテルの朝食も食べずに、路線バスで”犍為”行きバスに乗る為に楽山バスターミナルに来ました。
(「歩き方」に載っている東部の連運バスターミナルからは、その方面へのバスはもう出ていないのは昨日確認済みです)

”犍為”行き始発7:40のチケット購入、20元。

発車時間が近づいてバスに乗り込みます。

バスは高速道路に入ってひたすら南下。

１時間足らずで犍為のバスターミナルに着きました。

ここで念のため帰りの切符を買っておく。
満席だと帰れなくなるもんね。

犍為の街並み。

時折豪快に水を撒きながら散水車が通って行きます。

ここで三井行きのバスに乗り換えるのだが、、、、有りました！
少し離れた路上に停まっていました。

料金は５元。
バスは街から山道へと入って、走ること１時間足らずで、

9時半過ぎに三井に到着しました。

バスの運転手さんに嘉陽小火車の躍進駅への行き方を教えてもらい、歩いて5分くらいの所にあった切符売り場に到着。

1日４往復の便がある様です。
躍進駅10時出発の列車になんとか間に合いました。

料金は往復160元とちと高い。

そこから少し歩いて躍進駅プラットホームに着きました。

線路の幅はこの狭さ。

早速待ち構えている蒸気機関車が目に入って来ました。

小型ながら迫力あります。
この後客車に連結されました。

客車の行き先案内板。この間を1日４往復します。

列車に乗り込みます。

車内はこんな感じ。
子供連れの家族が多く、客車は２両だけ連結されていました。
定刻の10時に出発。

途中で見たSL。

なんじゃこれは？

窓を開けてカーブで後ろからパチリ。

月亮田という所（たぶん）で乗客は一旦降ろされました。

ここぞとばかりに写真を撮ります。
可愛いSL。

こちらからも。

ボイラーの様子。

小さいながらなかなかいい。

ここで列車は、乗客を乗せないまま”コの字”になっている路線を、

お花畑を

ぐるっと回って、

走って行って、

向こうに側で待っていてくれます。
乗客はお花を楽しみながら歩いて、待っている列車に再乗車する仕組み。

また別の駅でも乗客は一旦降りて屋台などを楽しみ、

買い物したりして、その間に、

SL列車は一旦バックして、

汽笛を鳴らしながらフル加速して戻って来るという演出もありました。

終点の芭蕉沟に到着。
ここでの見どころもあった様ですが、当方は折り返し11:30初の便でとんぼ返りすることにしました。

案内板。

SLの付け替え作業中。

帰りは途中で乗客を下ろすこともなく、途中で機関車を１度交換してまた躍進駅に戻ってきました。

でも途中から付け替えられた機関車をよく見ると、

このSL車両はフェイクで、

実際は後ろに連結されている石炭車両がディーゼルエンジンで動かしている様でした。ディーゼルエンジンが轟音を発しています。

SL車両はただ車輪がついてるだもんね。

列車を楽しんだ後、また三井からバスに乗って、

犍為に戻って子猫をいじって、

楽山に戻ってきました。

この日の晩飯、14元。
とても満足な1日でした。