野尻湖できのこ狩り2019

2019/10/23 - 2019/10/24

毎年、秋には野尻湖でキノコを教わっています。今年も行って来ました。

エリア 黒姫・野尻湖(長野)

今年も命の洗濯に、野尻湖にやって来ました。

いつもお世話になるのは、湖畔の「Lamp」さんです。

私の宿泊は、もちろんゲストハウスです。

ハイレベルな朝食がついて3500円です。素泊まりは2800円。

今回は下段がいっぱいで、上段のベッドです。

各枕元にはランプが用意されています。

確か昨年までは無かった冷蔵庫が設置され、うれしいです。

湖の方へ散歩に行きます。キノコがたくさん出ています。

名前はわかりませんが、何かの幼菌。

ダイビングでも幼魚に興味を持たれる方がおられますが、キノコも幼菌の写真を集めている方もおられます。

これが食べられるきのこだといいのですが、中毒します。

ニガクリタケで、いろいろなところに多く出ていました。

たぶんドクツルタケ。強力な致死的きのこです。

食べたら〇ぬで～( ﾟДﾟ)

この杭の上には、いつも地衣類のアカミゴケがいます。

（毎年観察していますが、後ほど2015年の写真を出します。）

オリンパスのアウトドア用デジカメのTG-4には、被写界深度を合成するテントウムシモードがあります。

左が普通の顕微鏡モードでアカミゴケを撮ったもので、右は複数枚連写したものを合成するテントウムシモードで撮影したものです。

ダイビング中では揺れちゃってダメでしょうが・・・

こちらには10年来通っていますが、オーナーをはじめスタッフの皆さんのお人柄がにじみでるような暖かい雰囲気です。

オーナーのキノコの先生（本職はカヌーイスト）もエールビールがお好きで、初めの頃はラガービールしか置いていなかったので、スタッフの方にエールビールを置いていただきたいとお願いをしたことがあります。

長野県には素晴らしい地ビール業者と、素晴らしいエールビールがあるのです。「よなよなエール」の「ヤッホーブルーイング」や、ここにお示しする「キャプテン・クロウ」の「オラホ・ビール」などなど。

「キャプテン・クロウ」は柑橘系のお味のビールで、こちらの以前のシェフの女性に私が教えてもらったものなのです。

東京のスーパーでも売ってます。

もちろん、本日も一本いただきます。

　♪シアワセだな～　僕は君といる時が・・・

翌朝、いよいよきのこ狩りへ出発。
今日はガイド3名、ゲストが15名です。

昔は家内も参加していたのですが、最近は面倒なのか不参加。

良い具合に紅葉しています。

途中、おサルさんに遭遇。

笹ヶ峰牧場の牛さんです。

笹ヶ峰のダム。今年はあまり寒くありません。

例年より10日ほど遅れている感じとのこと。

歩き始めます。

チャナメツムタケと、黄色いキヌメリガサ（信州名カラマツキントキ）。

キクラゲ。

上物のブナシメジを発見されたガイドの先生。

スーパーとは違ってとっても大きく、傘の大理石模様が特徴的です。

これもキクラゲ。

これはビョウタケという大きさ3，4ミリのキノコです。

ブナハリタケという香りが独特のキノコ。

沢沿いでもキヌメリガサが採れました。

秋を満喫です。

宿に戻って皆さんで仕分けします。

ちょっと話がそれますが、真ん中付近の青い服の女性は、

実はカヤックの先生でして、私は2015年にカヤックを教わったのです。

しかし途中で人類の敵、バスフィッシャーの軍団を発見し、闘いをいどもうとしてあえなく転覆してしまったのです(>_<)

というのはウソで、隣で泳いでいたワンちゃんの写真を撮っていたところ、この直後にバランスを崩し転覆してしまったのです。完チンといって180度ひっくり返りました。

救助に駆け付けた先生の最初の一声は、
「カメラ、大丈夫(*_*)？！」でした( ﾟДﾟ)

これは2015年に撮影した先程と同じ杭。アカミゴケはわずかです。

4年の間にずいぶん増えて、割れ目も朽ちてきたことがわかります。

話は戻って、今日はいろいろなキノコが採れました。

こちらは最高級のハナイグチ。

季節的にはもう遅いですが、カラマツ林に出ます。

今日は皆さんお泊りでキノコ鍋ですが、私のみ東京に戻りますのでこれだけ頂いて帰ります。

塩水につけて虫出し（ごくわずかしかいませんでした）したあと、ゆでこぼします。キノコは生食しないほうが安全ということになっています。

醤油、みりん、酒でグツグツと佃煮を作ります。

野尻湖スペシャル2019のできあがり。
う～ん、ウマし！＼(^o^)／

毎年のことですが翌朝の私の生存を確認後、家族の口に入ることになります( ﾟДﾟ)

この旅行記へのコメント （4）

• nekochanさん 2019/11/09 03:27:14

  生存確認！

  こんにちは　falcon　さん
  
  今年もたくさんきのこがとれましたね。
  だいたいどのくらい歩いてこれだけ取るのでしょう。
  日中に出発してるのですよね。
  
  ニガクリタケ見た目はかなりおいしそうなのに、毒があるのは残念。
  きのこはやっぱり先生と一緒じゃないと取りにいけないですね。
  ハナイグチがおいしそうです。
  
  
  

  falcon38さん からの返信 2019/11/09 20:34:57

  Re: 生存確認！

  nekochanさん、こんにちは。
  
  きのこ狩りは山に入って午前2時間、午後2時間半くらいです。キノコの大群に出会うとびくがいっぱいになるくらい採れます。
  
  ニガクリタケはちょっとかじるくらいなら大丈夫。苦いです。200種くらいのきのこが載っている「日本の毒きのこ」という本（学研教育出版）には、エノキタケも体に悪い部分があると書かれています。宿に戻ると、採ったキノコはすべてガイドの皆さんがチェックします。ハナイグチは、北海道でも人気なのではないですか？
  
  先週、nekochanさんも行かれたバイユーに行ってきました。今、フランスの市場にはキノコがあふれていますね。機会があったら、セップ、ジロール、モリーユなどで佃煮を作ってみたいものです。
  
  falcon38

  nekochanさん からの返信 2019/11/09 22:21:02

  Re: 生存確認！

  野尻湖周辺はきのこがたくさん採れるところなんですね。
  4時間半は、そういう活動をしながらだとあっという間ですね。
  4時間半ただ歩くんだったらわたしはしませんけど、きのこ狩りだとできます。(o^ ^o) /
  北海道はハナイグチがたくさん出るので、（うちのあたりですが）秋のきのこというとこれですね。これだけは絶対わかると思います。
  
  falconさん先週、バイユーに行かれてたんですか？ニアミスですね。
  うちも先週末ノルマンディに行ってました。Cabourgでした。
  低気圧のアメリーが来てて天気はあんまりよくなかったですね。（名前はかわいいけど）
  おいしいものたくさん食べてこられましたか？
  

  falcon38さん からの返信 2019/11/10 00:24:54

  RE: Re: 生存確認！

  
  はい、ハナイグチ、最高です\(^o^)／
  ハナイグチのためだけで、山に入れます。
  
  ひゃ〜、そうだったんですか(*_*)！
  僕はCherbourgの帰りにBayeux寄りました。
  
  今回は星付きレストランには行けず。一人旅はコレがつらいところ(>_<)
  フランスでは、ミュール貝のロックフォール味、アニョ―、パリの北駅・東駅・モンパルナス駅前でのオニオングラタンスープ食べくらべ、そしてもちろん生牡蠣（Brest産とのことでした）、ロンドンでは、チェーン店のアンガス牛、ドーバーソウル（fish & chips）を頂きました。あとナンシーで飲んだアルザスの白ワインが美味しかったです。