おしどり夫婦の寿長生の郷（すないのさと）

2019/10/29 - 2019/10/29

大津市　寿長生の郷は和菓子で有名な叶　匠壽庵が経営の郷山です。寿長生（すない）とは井戸のつるべ（桶）を引き上げる縄を意味する豊国の言葉（古代の言葉）で、郷を訪れた方々に、活力を汲み上げていただきたいという思いから名付けたものとの事です。琵琶湖瀬田川のほとりに６万３千坪の丘陵地にあります。広い庭には四季それぞれの景色があり訪れる人々を目で楽しませ、心のこもった食事で満足します。
１０月２９日に妻と二人で久々に訪問し寿長生懐石をいただきました。当日は生憎の雨でしたが、しっとりとしたお庭はそれなりに風情があり落ち着いた雰囲気で楽しめました。非常に心配りが一杯で手の込んだ美味しいお料理のあとでお抹茶をいただきましたが、表紙にもしていますがこの水差しが何と今NHKの朝連ドラマ　スカーレットの主人公喜美子の実在モデルの信楽焼の陶芸家神山清子さんの製作した焼き物でした。丁寧に入れてくださったお抹茶をいただき予定は終了。落ち着いた優しい時間を過ごしました。

エリア 石山寺周辺(滋賀)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

久々の訪問ですが雨でした。

三徳苑の入り口。

ホールへ行きます。

ホールです。

梅の木の中を歩いて食事処へ行きます。

お食事処　山寿亭です。

お食事のお部屋。

１０月の懐石料理のお品書きです。

福椀　焼餅白味噌仕立て。

丁度良い温かさ、味加減。洋わさびが円やかさにとっても合います。

先附　胡麻蕨餅に雲丹が乗っています。花穂紫蘇が味を引き締めます。

煮物椀　帆立真丈吉野仕立て
帆立真丈は帆立をあまり潰さず食感、風味を残している。

吉野仕立ての葛が美味しく、梅と菊花が中々よろしい。

向附　秋の旬魚盛り

鰹のたたきが美味しいですね。

八寸です。
貝柱雲丹焼き、柿白酢、鈴子柚香寿司、焼栗、天使の海老黄味酢。

それぞれのバランスが絶妙です。

菊菜と舞茸の浸し、芋茎胡麻クリームです。薄味ですがお出汁がよく効いています。

カマスの杉板焼き　銀杏　蓮根
パリッとした皮に杉の香りがしてとても美味です

食事です。

零余子（むかご）のお強
むっちりした食感です。

浅漬けお漬物。

近江牛の佃煮
牛肉は流石の存在感です。滅茶苦茶美味しかった。

デザート。

叶　匠壽庵の和菓子売り場です。正面に風神、雷神の絵があります。

和菓子売り場。

和菓子売り場。

和菓子売り場。
どれもこれも美味しくて迷います。

食後のお抹茶をいただく茶室　清閑居です。

お道具です。

この水差しがスカーレットの喜美子さんのモデルとなった実在の神山清子さんの作品です。中央から下部にかけての赤みが凄いです。