「比国の踊り子」　出だしだけ川端康成風　ガイド兼踊り子嬢紹介

2014/07/16 - 2014/07/16

　道がつづら折りになって、いよいよアラミノスに近づいたと思うころ、日差しがハンドレッド・アイランドの海面を青く染めながら、すさまじい速さでビーチから私を追って来た。

　彼女は二十歳、麦わらの帽子をかぶり木綿のドレスに水着を隠し、手には何も持っていなかった。二人でパンガシナンへの旅に出てから二日目のことだった。

　ロスバニョスの温泉に一夜泊まり、魚のビーチサンダルでバスに乗って来たのだった。

　重なり合った山々や原生林や深い渓谷に見とれながらも、私は一つの期待に胸をときめかして道を急 いでいるのだった。

エリア その他の観光地(フィリピン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機

　アンヘレスの街で踊り子をしていた彼女をガイドに雇った。

　ロスバニョスの温泉に案内してもらい、夜は自由時間と言う事で温泉プールでくつろぐアーリン嬢。

　仕事を離れるとなんだか楽しそうである。

　プールサイドにはブランコが置いてある。

　部屋でくつろぐアーリン嬢。

　折角なのでアイランドホッピングにも同行してもらう。

　ハンドレッドアイランドでホッピング。色んな島を訪れる。

　大工のヨセフと子供の頃のイエス。

　ダウのバスターミナルでバスを待つ。

　またある時は、飛行機に乗ってボホールへ。

　チョコレートヒルズは何度も訪れているので私がガイドである。

　パイソンガーデンにて大蛇に触るアーリン嬢。

　アロナビーチを散策しているのかな？

　ガイドの仕事をしている時は踊り子は休業である。