津山城下町を散策する～自然のふしぎ館、衆楽園、城東の町並み～

2019/10/14 - 2019/10/14

津山城を後にして、すぐ近くにある「津山ふしぎの自然館」を見学。さらに、少し歩いて「衆楽園」「城東の町並み」も堪能しました。

エリア 津山(岡山)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩

「つやま自然のふしぎ館」は津山城のすぐ近くにあり、現在では絶滅危惧種に指定されていて入手不可能な動物の剥製が多く見られるのが売りだそうです。


場内に入ってすぐにある金絲猴。孫悟空のモデルになった猿として、かつて注目を浴びた事があります。

ゴリラです。

水牛の頭が大きすぎる。

キリン。まだ小さい。

猛禽類もたくさん展示されていました。

狼です。

トナカイ。サンタさんはこんなおっかない動物に乗っていたのですね。

鹿の類は動物園で見るとどうしても地味に見えますけど、こうしてみると大きさに圧倒されます。

虎。

極寒の地に住む猛獣２頭。

象。まだ小さいですね。

ライオン。

こちらはインドライオン。インドにもライオンがいることを初めて知りました。

豹。「大阪のおばちゃんの服にも生息してます」って説明書きに書いてあります。

ワニの中でも最も大きな種類。名前は忘れてしまいました。

動くものはなんでも食べるそうです。こんなのが普通に生息してるかと思うと、地球には恐ろしい国があるものです。日本はここまでの危険を感じさせられる動物がほとんどいなくて幸いなのかも。

ジャガー。

ピューマ。

ミナミゾウアザラシ。本当にものすごく大きいです。

ホッキョクグマ。これも巨大です。

２頭並ぶと完全に怪獣映画の一場面です。

ここには他に化石や骨格の標本、内臓などのホルマリン漬けなどが展示されています。

その中でもインパクト大だったのが「婦人解剖模型」。もちろん本物ではありませんが、かなり気持ち悪いです。

裸ですが一切エロとかセクシーとかって言葉を感じさせられることがない‥‥まあ当たり前ですが。

何故男性のはないのか不思議でしたが、出産の仕組み等を臓器で表すために女性の像だけがあるのかもしれません。

さて、ふしぎの自然館を後にしたら、１５～２０分くらい歩きました。

津山藩２代目藩主の森長継が作った庭園「衆楽園」（しゅうらくえん）にやってきました。国の名勝に指定されています。

ここは国の名勝指定のすごく立派な庭園にもかかわらず入場無料です。いろんな庭園を見てきましたが、こんな太っ腹なところも珍しいです。

迎賓館。内部も見学できます。

迎賓館の２階から。

広すぎず狭すぎず手ごろな広さでした。

続いて、城下町の風情が今の残る「城東の町並み」に向かいました。ここは道が分かりにくくて大変でした。かなり大回りをしてようやく到着。

それほど観光地化されておらず、一般的な町並みに見えました。とは言え、レンタル着物や雑貨店、カフェなども点在していました。

観光客も少なかったですが、レンタサイクルで回っておられる方もいらっしゃいましてぼつぼつというところでしょうか。

これは着物店。和服のレンタルも行っているそうです。


観光ＰＲか何か、モデルっぽ女性２人が和服でプロのカメラマンに撮影されている場面に出くわしました。

津山洋学資料館。洋学（蘭学）の資料館は全国的にも珍しいそうです。道に迷って時間がないのと、難しそうなので入場はしませんでした。

こちらの建物では男性が町並みの歴史などを色々と説明してくれました。「男はつらいよ」の最終作のロケがあったのがここなのだそうです。

だんじり会館もあります。だんじりというと岸和田をはじめ大阪の祭りというイメージですが、津山にもあると初めて知りました。

約１．２キロの町並みをぐるっと歩いて津山駅に帰ります。

もうひとつ、「津山まなびの鉄道館」にも行きたかったのですが時間がなくて断念。津山名物ホルモンうどんも食べられそうな店を見つけられず（あったのですが夕方からしかやってなくて）、やむを得ず駅前のファミレスでハンバーグナポリタンを食べて遅い昼食としました。

ホルモンうどんは神戸の三宮駅周辺で食べたことがありますが、やっぱり本場で食べて見たかったです。

帰りも高速バスを使いましたが、渋滞に巻き込まれて随分到着時間が遅れました。家に着いたのが深夜０時近くで、疲れましたが津山は和香で見どころも多くてとてもいいところでした。機会があれば鉄道館とホルモンうどんのリベンジでまた行きたいと思います。