山西省縦断1　北部

2019/08/28 - 2019/09/02

約20年ぶりの山西省は素晴らしく変貌。
青島経由で北京＞大同＞ 応県＞ 太原>壷口 ＞平遥

エリア 中国

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

青島空港に到着　働く犬

水餃子　　48元　空港なので高い。

2時間遅れて青島を出発して北京上空

北京航空　　第2ターミナルより空港EXPRESS　京城地下鉄　25元で東直門まで乗る。

北京駅　第8待合ホール。昔からみると一新されて天井画がきれい。
満員で座る席もなし。

夜の11時15分やっと改札11時半　出発。

早朝　5時40分頃　大同に到着

早朝の大同駅　　すがすがしい朝。

大同駅前の紅旗飯店 で休憩朝食をとる。

バイキング朝食を満喫

食後、8時に出発して、明の九龍壁

大同市の東街にある、9つの龍が描かれている壁。
明朝を建てた太祖（朱元璋）の第13子、朱桂の屋敷にある影壁（大門の外に建てられる壁）で、邸宅は戦火で焼失し、この九龍壁だけが残っている。壁の長さは45.5m、高さ8m、厚さ2mで、下部に須弥壇(しゅみだん)、束腰部に獅子、虎、象、唐獅子、麒麟(きりん)、天馬などの動物が彫られ、壁には五彩（黄・縁・朱・紫・藍）の彩色琉璃瓦の部材で積み上げられた9匹の龍が描かれている。

現在中国では、「故宮」の「九龍壁」、「北海公園」の「九龍壁」と並んで「三大九龍壁」と言われているものである。
高さ８ｍ、幅４５．５ｍの陶器製（瑠璃瓦）の壁には９尾の龍がそれぞれの恰好で描かれていて、圧巻である。王の権威をこれ見よがしに示している。

大同華厳寺　大同古城内西南隅に位置する。遼重熙七年（公元1038年），依据佛教?典《華?厳経》而命名。兼具遼国皇室宗?性?，金天眷三年（1140年）重建。
寺院坐西向東，山門、普光明殿、大雄宝殿、薄伽教藏殿、宝塔等30余座?体建筑分?排列在南北两条主??上。入場料６５元だが外国人パスポート或いは老人は免費。

大同 華厳寺は、、遼代に建てられた下華厳寺と金代に建てられた　上華厳寺　とで構成されている。

日光菩薩、月光菩薩の　両脇侍を伴った薬師如来像
三尊が其々に　しなやかな脇立を配しており、周囲の壁画と共に、素晴らしい構成である。

大同　華厳寺の壁画

巨大石柱の立つ回廊を歩き進む。

石塔があらわれる。

雲崗石窟の主役のひとつが寺院風の建物で外側を覆われた5窟と6窟。

今回の旅行の最大の目的である雲崗石窟　　世界文化遺産で、開削が始まったのはなんと460年（北魏の時代）から。
雲崗石窟の主とも言えるのが20窟の大仏です。直接岩肌に彫られているので遠くからでもその姿を見ることができ、シンボル的な存在になっています。この石窟を見た後に入り口に引き返しても良いのですが、後述する園内の「雲崗博物館」に近い場所にある。

とても大きな雲崗博物館。入場料は無料。

周りを湖がめぐらしてある。

懸空寺　絶壁に懸かっている姿

　大同と言えば北魏王朝の都として栄えた場所。懸空寺も北魏時代末期の6世紀に建造された仏教寺院です。

6世紀にこんな場所に寺を造ってしまう技術と発想に驚かされますよね。壮観の文字も8世紀に訪れた、日本でもお馴染みの大詩人「李白」がそう記したことにちなむとか。

今でこそ麓はきれいな公園になっており観光客が安全にアクセスできるようになっていますが、元は絶壁に囲まれた川の流れる谷間にありますから、どうやって造ったのか謎。

狭い階段を上って行くので高所恐怖症の人はやめた方がよい。


住所：山西省大同市渾源県金龍峡内
電話：[phone]
アクセス：大同からツアーバスまたはタクシーで約2時間

懸空寺

山西省名物刀削麺　　12元

山西省　老陳酢博物館

山西省老陳酢博物館

山西省　老陳酢博物館

山西省朔州市にある「世界最古の木塔」応県木塔の2階と3階部分の修繕が急ピッチで進められ、1階部分が一般公開された。応県木塔は今から1000年近く前の遼代清寧2年に建てられ、中国第1陣重点文物保護単位に指定されている。高さ67.31メートルで、穴に梁を差し込んで建設されており、釘を使わずに数千トンの建物を支えている。1930年代以降、構造の変化、戦乱、老朽などにより、塔がひどく傾いていた。

応県木塔　　遼代の1056年（清寧2年）に山西省朔州市応県北西の仏宮寺境内に造立された木造の仏塔（仏宮寺釈迦塔）である、世界で最大最古の八角木塔。旧字表記では、應縣木塔。　

高さ67m、径30mで、外観は5層であるが、内部は9層の八角塔である。遼朝の第7代皇帝である興宗の外戚、蕭孝穆が建立した。塔が完成したのは、造立が始まった1056年から140年後であったとされる。

1層目には、高さ11mの釈迦如来座像を祀る。

また、1982年に、塔内の像の中から、遼代の大蔵経の一部（12巻）などの木版印刷物が発見された。

1961年に国務院から全国重点文物保護単位に指定されている[1][2]。

木塔の奥にもお寺がある。

延々と続く景色　山西省が黄土高原であることがわかる。

山西省のお料理で夕食。

立派なホテルなのに、否立派なホテルゆえに外国人は泊められないといわれる。

五台山にもぼる前夜のホテル　　外国人は泊められないとフロントで断られるが粘る。公安局に電話して確認中。

温泉ああるので別荘地帯。こんな田舎に洋風建築。

長い列でやっと厳重な安全検査でロビーにはいる。入山料　

五台山　入口

自動販売機

ロープウエーで五台山山上へ。　

五台山　　代表的な5つの山が台のように連なっているため、合わせて五台山と呼ぶようになったとのことだ。これら5つの山の頂上は台頂（中国語：台? Táidǐng）と呼ばれている。

五台山は山西省の省都・太原の東北に位置する仏教の聖地だ。文殊菩薩の霊場として名高い。冷涼な気候であるため、清涼山の名もある。観音菩薩の霊場である浙江省・普陀山と、普賢菩薩の霊場である四川省・峨眉山、地蔵菩薩の霊場である安徽省・九華山とともに仏教四大名山と呼ばれている。