2009/09/04 - 2009/09/08
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ユウジさん
しばらくの人生の休息を経て、転職1年目の夏休みです。台湾にはずっと行きたいと思っていましたが、就職したら遠方の国には行けないなと思っていたので、あえて、この時のためにとっておいた場所でもありました。
訪問した場所は台北と太魯閣(タロコ)です。よろしくお願いします。
日程
9月4日 成田→台北
9月5日 台北
9月6日 台北
9月7日 台北→太魯閣
9月8日 台北→成田
宿 ホタル
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
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9月4日
17時頃に台北桃園空港に到着しました。ここからは、バスで台北駅は向かいます。台湾は人の雰囲気は日本人に近く、街も漢字であふれていて意味は大体分かるので、日本にいるような安心感があります。 -
台北駅につくと、台北駅の駅とは思えないデザインにも驚きましたが、なんかへんなニオイがするなぁと違和感も感じました。これが香辛料の匂いなのか何なのかは分かりませんでしたが、良い様に解釈すれば、これが異国的情緒ともいうものなのでしょう。
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ともかく台北駅から歩き、宿を探します。ただ、やはり気になるのは知る人ぞ知る日本人専用の宿「ホタル」です。雑居ビルの中に鉄格子のドアがあり、入るには少し勇気がいりますが、何事も経験だと勇気を出してインターホンを押すと、中から日本語を話す台湾人のおばさんが出てきて迎えてくれました。 宿自体もディープですが、このおばさんもだいぶディープです。
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この宿はこのおばさんのキャラクターが有名で、日本語を忘れかけているのか命令口調なのですが、とても優しい人です。気さくで色々してくれますし、僕には日本人は木の箸を使って不潔だからと言って、鉄の箸10本セットをくれました。また、ありがたいことに洗濯もしてくれました。ただ、宿の壁は薄く隣の部屋の会話は全て聞こえてきますし、窓が開いていて蚊も入ってくるので、くつろぐ宿というよりはユースホテルに近い宿だと思います。もともとは予備校の寄宿舎だったとも言ってました。幸運なことに良いこともあり、宿には若い社会人の男兄弟2人と女子大生2人いましたが、壁も薄いからか、すぐに仲良くなれました。
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ディープと言えば、夜は、台北一のディーペスト夜市「華西街観光夜市」に行きました。楽しい夜市のように見えますが、奥に進むと怪しげな暗い路地もたまにあります。ヘビの料理も有名みたいですし、怪しげな漢方なんかも売っています。ヘビも良いですが、結局見てるだけで、普通に美味しい中華料理を食べました。勇気がないですねぇ…。余談ですが、この日の台北はなぜか異様に寒く、長袖の衣類を買ったりしました。
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9月5日
台北に世界三大博物館の一つがあるのは歴史の綾ですが、やはり台北に来た以上、故宮博物院ははずせません。中国四千年の秘宝がところ狭しと飾られています。ヒスイを利用した翠玉白菜が有名ですね。作品には日本語の解説もあるので作品をより深く楽しめます。
士林駅からバスで移動しますので、少し行くのはめんどくさいですが、落ち着いた閑静な場所にあります。 -
午後は街歩きをします。まぁ、大都市ですね。中でもかつて世界一の高さを誇っていた台北101にはミーハーな自分はやはり行きたくなります。遠くから近づくにつれ徐々に見上げようになり圧倒されます。高いビルなのにエレベーターが静かで速いんですよね。展望台からの景色も綺麗でした。
あとは夜まで待つところですが、有名なお寺でお祈りしたいので龍山寺へ行き、主要な行政機関も行きたいので台北市政府、総統府を見て回りました。 -
台北最大の夜市「士林夜市」も外せません。なかなかの規模で子供向けのゲームもあり、どっちかと言うとファミリー向けの夜市ですね。しかし、毎日やっているのに、ちゃんと人が集まってくるのが不思議です。生活の一部になっているのでしょうね。
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9月6日
旅の疲れからか朝からあまり調子が良くありません。まぶたがこれでもかと腫れてカエルのようになってます。目もあまり開きませんので、部屋で少し休むことにしました。 -
昼になりそろそろ出かけようかなと思っていると、宿に泊まっていた女子大生2人が、小籠包で有名な「ティンタイフォン」に連れて行ってくれると言ってくれました。いやはや、気恥ずかしいですが、ありがたいです。「ティンタイフォン」は日本にもありますが、少し高級なイメージがあります。本場の台湾の「ティンタイフォン」は、庶民的で入りやすかったです。そして、めちゃくちゃ美味しかったです!
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この後は、体力の回復を目指し、足つぼマッサージに行きました。予想どおり激痛ですが、それだけ体に悪いところがあるという事なのでしょう。全身のマッサージもしてもらいメンテナンス完了です。
日も暮れてきて、あてもなく街を歩いていましたが、有名な場所でなくても普通に夜市やってますねぇ。平日だから仕事終わりに来るのでしょうか。 -
9月7日
宿のおばさんが「太魯閣(タロコ)渓谷」の現地ツアーを進めてくれたので、一緒に泊まっていた若い社会人兄弟と女子大生2人と僕の5人で行くことになりました。
太魯閣渓谷は台湾東部の花蓮という街の近くにあり、台北から2時間半ほどかかります。花蓮に着くとツアーのガイドさんが待っていてくれました。 -
花蓮で昼ごはんを食べてから太魯閣渓谷に向かいます。太魯閣渓谷は、大理石が侵食されてできた渓谷で国家公園にも指定されています。見るべきスポットは多いですが、ガイドさんが車で2時間ぐらいかけて案内してくれました。最初は分かりませんでしたが、写真中央の岩肌はインディアンの横顔に見えるようです。
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中国風の建物も渓谷に溶け込み、まるで水墨画のような景色です。
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台湾には10を超える原住民族がおり、出来ればお会いしたいと思っていました。そして、幸運なことに太魯閣にはタロコ族がいます。写真の方もタロコ族で、渓谷の写真の入ったポストカードを売りに来てくれましたので、ここはチャンスとポストカードを購入し、代わりと言ってはなんですが、一緒に写真を撮ってもらいました。
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最後は花蓮の海岸に移動し、皆で遊びました。砂浜で靴を脱いで少し海に浸かったり、時には大きな波が来て濡れたりしてしまいました。楽しい時間もあと少しです。充実した日々でしたが、何だかメランコリックな気分にもなってしまいますね。
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くたくたな体で2時間半をかけて花蓮から台北に帰りましたので、さすがに皆すぐにおやすみです。
さて僕は最後の夕食にでかけます。でもそんなに遠くに行くわけではなく、ホテルの隣で臭豆腐を食べます。結構いろんなところでニオイを発しながら売っているのですが、ついつい食べ忘れてしまいました。ニオイと裏腹に味はそんなに癖はなく美味しいんですよね。最後の夜まで台湾らしい食事を楽しむことができました。 -
9月8日
成田に帰ります。
台湾の文化も楽しかったですし、ホタルを通して様々な人達とも出会うことができ良い旅でした。
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