2019/10/01 - 2019/10/01
78位(同エリア322件中)
ちゃんさん
10月1日の西鉄バスダイヤ改定で、大刀洗町の今村天主堂へバスの乗り入れが始まりました。大刀洗町では15年前に路線バスが全廃されているので、ひさびさの復活です。
しかも終点の今村天主堂は、重要文化財の教会堂。これは観光にも使えそう?さっそくダイヤ改定の初日に乗り試してみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
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今村天主堂行きの21番・22番は、西鉄久留米バスセンターが始発です。ダイヤ改定前まではJR久留米まで乗り入れていたのですが、打切りになってしまい残念!
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3番乗り場の行き先案内にも、昨日までの終点だった「南筑苑」に代わり、「今村天主堂」の文字がお目見えしました。
西鉄久留米バスセンター 乗り物
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21番「今村天主堂」行きは、14:10発。次の14:15発の23番は、途中の野口まで同じルートを走ります。
23番も本日より、田主丸駅前から田主丸そよ風ホールまで路線を延伸。減便が続く中で、地道な改善にも取り組まれています。 -
実は21番も、今回お目見えした新系統。久留米インター付近を経由していた従来の北野線(22系統)のうち、2往復の経由地を、ゆめタウン付近に変えたものです。
ゆめタウン周辺は今や久留米一の商業集積地だけに、北野方面からの買い物が便利になった…はず。本数の少なさはいかんともしがたいですが、利用状況次第では増便もある…はずです。 -
2台が運用されるバスのうち、1台には大刀洗町のタイアップで今村天主堂デザインのラッピングで彩られています。地元の期待の大きさが伺えます。
7人の乗客を乗せて、出発進行。 -
その後のバス停でも乗客を拾い、ゆめタウン入口では3人を迎えて、総勢10人に。昼間の北野線としてはよく乗っていて、経由地変更の効果抜群じゃん!
と思ったら、野口バス停までで6人が降りてしまいました。5分後の23番でも行けるバス停で、要は早く来たバスに乗っただけの6人だったようです。ゆめタウン久留米 ショッピングモール
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というわけで、筑後川にかかる熊代橋を渡ったのは、僕を除いでわずか4人でした。
筑後川 自然・景勝地
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ただ、うち2人はゆめタウンからの乗客。さっそく第1便で買い物に出かけてきた人たちで、ぜひ今後の利用に結びついてほしいものです。できればクチコミも広げてもらえれば…
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熊代橋の北詰には、すんごいバス停が(笑)。
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北野バス停付近では、西鉄北野線と平行します。北野駅から北野バス停までは、歩いて2分ほどです。
福岡(天神)から今村天主堂方面に行く際は、特急に乗って西鉄久留米で北野線のバスに乗り換えるのが便利。帰りは、北野で甘木線に乗り換え、宮ノ陣で急行に乗り換える方が接続良好なパターンが多いです。北野駅 駅
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北野駅から北に折れ、北野町の北部で3人の乗客を降ろします。
バス路線が復活した大刀洗町・ゆめマート前まで乗ったのは、おばあちゃん1人。バスの利用自体が久々のようで、運賃の払い方を運転士に尋ねていらっしゃいました。どうか今後も、ご贔屓に! -
大刀洗町の鵜木と今の集落を抜けて行くものの、バス停はなし。この間1.4kmもあり、2~3ヶ所くらいバス停を設ける余地はありそうだけど、警察との協議がうまくいかなかったかな?
終点、今村天主堂のバス停は、県道14号線沿いにありました。 -
バス転回場は町営住宅の跡地みたいです。天主堂の影も形も見えず、運転士さんに尋ねると、
「私も行ったことはないんですが…」
と言いつつ、道路上に看板が出ていることを教えてくれました。 -
14号線を戻ると、頭上に大きな看板が。
大刀洗町は、西鉄甘木線と甘木鉄道の2本の鉄道が走っていて、交通の便には恵まれています。しかしこの周辺は、ちょうど鉄道空白地帯。報道によれば、地域の足としての役割を期待されています。 -
典型的な筑後平野の田舎道を歩きます。車に気を付けんと「あぶなかばい」。
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家々の間から、立派な尖塔が2本、姿を現しました。
カトリック今村教会 寺・神社・教会
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今村天主堂(今村カトリック教会)は、1913年に竣工したレンガ造の教会堂です。2015年には国の重要文化財にも指定されています。
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今村地区では、禁教の時代も潜伏キリシタンが信仰を続けてきました。教会堂の設計・施工は長崎で多くの教会を手掛けた鉄川与助で、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」との共通点があります。世界遺産の構成要素になっても、よかったんじゃないかしら。
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鉄川与助設計の教会建築といえば、長崎・野崎島の旧野首教会を見学したことがあります。あちらは小さな島の小さな教会堂で、素朴さが印象的でした。
対して今村天主堂は、鉄川与助の作品の中でも最大規模。遠くからでも目立つ堂々たる外観からは、威厳と風格が感じられます。作風は似ていると思うのですが、規模だけでもずいぶん印象が変わるもんです。 -
見学は無料。案内所ではパンフレットや絵葉書を売っているので、入場料代わりに寄進しましょう。路線バスで来たというと喜ばれ、
「どんどん使ってもらわないと、またなくなってしまう」
「もっと近くにバス停があればいいのに」
と、あれこれバス談義に。まったく同感です。 -
なお建物内は撮影禁止です。ステンドグラスが色とりどりの光を投げかける聖堂は、背筋がしゃんと伸びるような空気に包まれていて、必見。これは写真を撮ったところで伝わらないと思います。
今村天主堂は地元にありながら、今回初の訪問でした。これは筑後地域の宝ですね! せっかく交通アクセスも改善されたので、多くの旅人にも訪れてほしい教会です。 -
帰りのバスを待っていると、地元の方(役場の方?)から「夕方6時15分のKBCニュースに出発式の様子が流れるので、ぜひ見て下さい」と声を掛けられました。
帰路の22番に乗り、北野町の北野体育センター前で下車。ログハウス風の待合室は、福岡県が間伐材を利用して開発したものだとか。 -
バス停から歩いて10分、天然温泉「慧華乃湯」にやってきました。
営業時間は午後2時~午後10時まで(受付は9時半まで)。日曜日が定休日です。露天風呂一本勝負の地元湯 by ちゃんさん天然温泉 慧華乃湯 温泉
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立派な門構えながら、中は露天風呂が1つどんとあるだけの、シンプルな温泉です。シャンプー、ボディーソープなども持参必須で、地元の温泉銭湯といった雰囲気。
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その分、入浴料は400円とお安めです。消費増税前の昨日までなら、300円でした。
木が香る休憩室はあるので、散策の間のちょっと一休みにオススメの温泉です。 -
玄関先では飲泉も可能。ほのかに硫黄臭が香り、同じ町内の北野温泉「ほっこりの湯」とは、まったく違う泉質です。どちらかというと、城島町の「あおき温泉」に近いようにも感じます。
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玄関先にはコミュニティバスのバス停もあって、湯冷めせずにバスに乗れます。
ただし運行は火・金・土曜日のみで、本数はトータルで6本。しかも慧華乃湯から乗るには電話で事前予約が必要なので、旅人が使うにはちょっとハードルが高いかも。 -
10分弱歩けば、西鉄甘木線の古賀茶屋(こがんちゃや)駅があります。路地を歩いた先にある小さな駅舎は、風情満点。三井電気軌道として開業した、軌道敷の名残りを感じられます。
古賀茶屋駅 駅
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2両編成の電車に乗り込めば、3時間の短い休日はあっという間に終わりました。
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