初！宝塚ファン旅！2日目(大阪)

2019/09/28 - 2019/09/29

宝塚ファンになって10年程。
ずっと「一度行ってしまったら際限なく通ってしまうから」と避けていた本拠地宝塚市に、遂に行ってまいりました。

観劇はせず、ご贔屓様のファンミーティングに参加することを第一目的とし、憧れの街タカラヅカをゆっくりお散歩することに。
2日目は大阪へ。あまり時間がなかったので、観光ポイントを絞って、大阪城を見学してきました。
他にも行きたいところはたくさんあるけど、「一度行ってしまったら際限なく通う」ので、今後何度もチャンスはあるはず。

エリア 大阪城・京橋(大阪)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

２日目の朝。
泊まったニューオーサカホテルは、美味しいと評判の朝食バイキングが1,000円(前日までに予約しないと1,500円)で食べられるのですが、節約旅行の今回は朝食なしでチェックアウト。
お世話になりました。

今日の目的は大阪城。
新大阪駅から大阪駅へ。大阪環状線に乗り換えて大阪城公園駅に。
改札を出てすぐ見える、タリーズコーヒーでドーナツとコーヒーの朝ご飯を頂きました。
本日のコーヒーにスチールミルクを入れてもらうのが好きです。
窓の外の木々の眺めが素敵で、すっかりリラックス。
(上の写真はタリーズからの眺めではありません。本当にお洒落で素敵だったから撮っておけば良かった。)

一息ついたところで、大阪駅へ向かって出発！

焼き鳥屋さんとさつまいも屋さん、準備中。
ランニングされている方もたくさんいました。

良いお天気で、空がとてもきれい。

空の美しさに感動して、もう１枚。

こちらの空もきれい。

ひとしきり空に感動してから、門をくぐります。
お散歩中のわんちゃんにもたくさん出会いました。

しっかりした石垣。

この橋を渡って天守閣へ。

薄緑の屋根に金色のアクセント。
大阪城の配色が美しくて好きです。

大阪城 グルメ・レストラン

逆光にするとかっこいい。

さて、天守閣の中へ。

天守閣だけの入館料は600円でしたが、重要文化財である櫓の特別公開をやっていたので、こちらとの共通券1,200円を買いました。
券売機は天守閣のみボタンしかないので、窓口での購入になります。
その他、色々な施設との共通券もありました。

天守閣内部の展示は写真が撮れませんでしたが、面白かったです。
宝塚ファンになると、日本物の演目も観るので、歴史上の人物がタカラジェンヌのビジュアルで認識されます。
そうすると、展示品の説明文を読むのも楽しいこと楽しいこと！

私の脳内では、2016年の月組公演「NOBUNAGA」のキャスト陣で展開されます。

美弥るりかさん（豊臣秀吉）が、凪七瑠海さん（明智光秀）の死亡を龍真咲さん（織田信長）に知らせる手紙なんて、かちゃさ～～～ん！！！（凪七さんの愛称）と思いながらじっくり鑑賞。
早乙女わかばさん（ねね）が美弥さん（秀吉）の死後も厚遇されたと知り、良かったねぇと肖像画を眺めたり。

それから私は不勉強だったので、この公演で貴澄隼人さんが演じた弥助を見て、初めて南蛮船に黒人が乗っていたことを知ったのですが、確かに黒人の方が描かれた当時の絵が展示されていました。

展示を見ていて面白かったのは、秀吉は子供に「秀勝」という名前を何度も付けていて、研究者も混乱すると書いてあったこと。
研究者の皆さん、お疲れ様です。

ゆっくり自分のペースで展示を見て回りましたが、途中、小学生の息子さんにクイズを出しながら回る歴史に詳しいお父さんの親子と、逆に、歴女な小学生の娘さんの解説をそうかそうかと聞くお父さんの親子がいて、どちらも微笑ましいなと思いながらすれ違いました。

天守閣の一番上はベランダ（日本の城の場合何て言うのでしょう？）に出られるようになっています。

大阪、都会です。

ビルとドームとしゃちほこ。

山もきれいですが、やはりその前のマンション群に目が行きます。

でも緑も多いのですよね。

ぐるっと一周して・・・あれ？どのドアから出たのだっけ？

あ、ここはまだ見てない風景だ。

そうそう、ドームがあるところのドアから出たのでした

見晴らしの良い眺めを堪能して、１階へ戻ります。
最上階にも小さなお土産屋さんがありましたが、クレジットカードを使えるのは１階の大きいお土産屋さんだけだそうです。

天守閣を出て、櫓に向かいます。

こちらは天守閣のお隣のミライザ大阪城。
旧第四師団司令部庁舎で、その後は大阪市立博物館として使われていた建物だとか。
素敵な外見です。
中はどんな感じなのでしょう？次回のお楽しみです。

ミライザ大阪城 名所・史跡

櫓に向かってのんびり歩いていたら。

この石、いくらなんでも大きすぎません？
現代だって運ぶの無理がありそうよ。

天守閣から最初の櫓、多門櫓まではちょっと距離があります。
基本的に何となく歩くタイプの私。
今、マップを見ても、自分がどこを通ったのかさっぱりわかりません。

とにもかくにも多門櫓まで来ました。

櫓のチケットはこちらでも買えます。
私は共通券だったので、先ほどの半券を見せて、そのまま入り口に行きました。
因みに共通券は当日のみ有効。

多門櫓の内部。

土足はダメでスリッパを借りますが、撮影はOKでした。
普段のバック＆着替えを入れたバックに、靴を入れたビニール袋を持った状態での写真。
ぶれてますね。

右側にいくつも小部屋のようなものがあるのですが、戦に備えてここで寝泊まりなどもしたようです。

ボランティアさんが説明もしてくれました。
多門櫓は1783年の落雷で一度焼けてしまいましたが、1848年に再建し、それからはずっとあるとのこと。
ただこれは初めて知ったのですが、戦時中、大阪城は軍が使っていて、こちらも軍部が少し手を加えているそうです。

昭和に一度解体修理をしているそうですが、展示によると、その際、当時の大工さんの木の組み方（？）にびっくりしたそうです。
よほど腕に自信がある大工さんじゃないと、こんな難しい組み方はしないそう。
建築関係の方が見たら、そのすごさが分かるのかな？

こちらの千貫櫓は1620年に建てられた当時のまま、一度も焼失してない建物。
多門櫓と同じく、昭和に解体修理工事が行われています。

この小さな穴から外部の敵を狙うのですね。

千貫櫓では火縄銃を持ってこの穴から外を狙う体験ができます。
私の前にいた外国人のグループは楽しそうに体験されてました。
おそらく中国の方なので、見た目では日本人と変わらず、ボランティアさんも最初普通に日本語で話していましたが、日本人ではないとわかってからもゆっくりとした簡単な日本語で話し、それが通じた時のボランティアさんとお客さん双方の嬉しそうな顔にほっこり。

千貫櫓の階段。
子供の頃、お城見学とは、このような急な階段を昇り降りすることだと思っていたのですが、大阪城は普通の階段とエレベーターもあって助かりました。

千貫櫓の外観。

奥にあるのが多門櫓です。

櫓を出ると西の丸庭園に。
こちらは有料（200円・桜の季節は350円）なので、混雑しておらず、のびのびとした空気が流れていました。

焔硝蔵までは少し歩きます。

こちらは何でしょう？

空がやっぱりきれいです。

見事な秋空。
（気温は夏。）

東京ではなかなか見られない広い空。
いや東京にも広い空はあるのかもしれませんが、普段あくせく過ごしていると、空を見上げる余裕がないのかも。

こんな広々とした芝生がたくさんあって、もうちょっと気温が落ち着いたら、ピクニックとかにも良さそうです。

焔硝蔵に着きました。

こちらは1685年創建。
火薬専門の倉庫だそうです。

頑丈そうな扉。

中は意外ときれいでした。

そろそろ帰りの時間も迫ってきているので、西の丸庭園の出口に向かいます。

大阪城を一番美しく見られるスポットなのでは？
もし訪れたら、200円払って庭園に入る価値ありです。

先ほどの謎の建物は、大阪迎賓館でした。

私は櫓から入ったので違う入り口でしたが、普通に庭園に入る場合はこちらの入口から。

大阪城西の丸庭園 公園・植物園

森ノ宮駅に向かって歩いていたら、秀吉さん。

豊国神社。
ご挨拶がてらお参りに。

豊國神社 寺・神社・教会

秋空に後ろ姿が映えます。
（しかし気温は夏。）

ちょこっと迷いながら森ノ宮駅に無事にたどり着き、大阪駅で乗り換えて新大阪駅へ。
新幹線の改札内で、ねぎ焼きを頂きました。

行きの教訓を生かして、お夕飯用のお弁当とお茶を買い、ドトールでホットハニーカフェオレも手に入れて新幹線に乗車。
楽しい旅でした！！

職場へのお土産は新大阪駅で買ったこちら。
たくさんあって決められなかったので、売上金の一部を日本赤十字社へ・・・のこちらに。

近日会うお友達へのお土産はこちら。
宝塚大劇場で買いました。

決め手は・・・。

私、30何年生きてきて、理解したことがあるのです。
それは、

ご当地土産はご当地で作っていない！ということ。

もちろん昔からあるお菓子屋や特産品はご当地で作られているのでしょうけど、大半は違います。
ちょっと前は「こんなパッケージだけ違うものを・・・」と思っていたのですが、最近考えが変わりました。

どうせなら！地元企業を応援したい！！

ということで、地元埼玉の製造所で作っていることが決め手です(笑)

楽しかった宝塚ファン旅行。早く２回目に行きたい！！
次は観劇もしたいなぁ。