木天蓼の実を求めての里山歩き

2019/09/13 - 2019/09/13

木天蓼酒を作るための実を求めて里山歩きを決行。　
それから仕込むまでの作業プロセスを写真付で記録した。

エリア 鶴岡(山形)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: バイク

毎年この頃になると木天蓼を実を探しにこの川に来るのが決まりになっている。

川には砂防ダムがあるがソコまでは行かないようにしている。　というか道がなくて行けない。作った当時の道があると思うのだがわからない。

この奥が川

反対側には里山歩きの登山口。　このまま登ると日本海が見える休憩地がある。

早速、木天蓼を見つける。　ここにあるのは雄株の実です。　木天蓼酒に使う実は雄株だけ。もう探さなくてもそこらここらに落ちてるので見付けるの簡単。　木に成っている実が地面に落ちて来るのを待っているだけです。

地面に落ちた実は土が付着しているので綺麗にするため川にぶん投げて水の流れによって土を落とすようにした。　流量が少ないので何回か繰り返した。

コレが生の木天蓼

大量にあると花筏みたいで綺麗です。

奥に見える砂防ダムから少しずつ水が放水されているのが判る。

全収穫、持つと重かった。

煮る作業。目的は煮沸して実の中にいるかもしれない虫を殺すため。

アクが出るのですくっています。

結構出ます。

煮沸終了　大量にあります。

天日干しします。 段々青かった木天蓼が茶色に変わってきます。

これにより水分が蒸発して重量と大きさが減り軽くなります。

鍋３個分あった木天蓼がこのくらいになりました。　全部で700グラム位。　乾燥前には針がぐるぐる回るので測定不能でした。

容器に入れました。

焼酎　35度パックを2本用意しました。

焼酎の量はちょうど良かったようです。

気持ち的に蓋を密閉しました。

日付メモを貼り付け暗所に保管しておきます。　
コレにて仕込み完了。
飲めるのは早くて1年後ですが、前に作った物があるので当分漬けて置いたままでしょう。

ご参考

平成21年（2009）製の10年物の木天蓼酒