2019アフリカ～ジンバブエのハラレでジャカランダ花見

2019/10/05 - 2019/10/06

今年2度目のハラレはジャカランダの花見、のはずが時期がちょっと遅く一番見たかった通りは散ってしまっていました。花見のタイミングは難しい。

せっかくなのでハラレ観光、といってもビクトリアフォールズのような眼玉もないので、バランシングロック、ドンボシャワ観光、老舗のMeikles Hotelのバーでまったりランチを楽しみました。

ヨハネスブルクからハラレまではLCCのfastjetを利用。
直前だったため安くもなく、おまけに復路の日付間違えて予約しなおしたり、名前のスペルミスで150ランド(千円ほど)ペナルティ取られてしまう。カンタス航空はスペルミス、無料で変更してもらえたのになあ。

2019年2月のハラレ日記
https://4travel.jp/travelogue/11463670

エリア ハラレ(ジンバブエ)

今日はマイカーで空港へ。
朝6時過ぎに家を出て、30分でヨハネスブルク空港に到着。
パーキングはロングタームで1日130ランド、12時間ごとに65ランド加算される。

fastjetチェックインカウンターはターミナルAの一番端の1-2番。週末の朝は、イミグレも空いてる。

モザンビークの国内線から出発したfastjet、現在はジンバブエや南アからのフライトも就航している。
エアラインカラーは黄色、CAさんも真っ黄色のユニフォーム。鳥のマークがかわいい。

ボーディングは、南部アフリカ行きが集まる、沖止め専用のゲートから。

出発案内に、土曜日の朝のセントヘレナ行きがあった。2017年11月に就航されてから、継続されてる。航路拡大中のエチオピア航空と違って、南アフリカ航空はさっぱり、運休路線も増えている。
ブエノスアイレス行き、復活させてください！

エンブレアルのビジネスジェット。

バスの中からサウジアラビア航空が停泊しているのが見えた。
先月末のビザ解禁で、こぞって旅人たちがサウジを目指している。
ヨハネスから直行便あるのに、当分いけないのが残念。

LCCだけど軽食がでた。パンオショコラとサンドイッチ。
コーヒーがインスタントだった以外は、満足。

機内誌はマリン特集。モザンビークや南アフリカの海は見どころ多いなあ。

1時間半でハラレ国際空港に到着。建物出ると、ジャカランダ咲いてるのが見えた。
運転手と合流して、市内へ。
ちょうどこの週末ハラレを留守にしている同僚が、自家用車と自宅を開放してくれた、ありがたい。

空港周辺は、ぽつぽつとジャカランダが植えられていて咲いている。
まずは空港近くの観光地へ。
世界各地にあるBalancing Rock。ここジンバブエにもある。
ジンバブエ国名の由来は、現地語であるショナ語で石の館を意味するだけに、岩が多い。

ハラレ空港近くのEpworth、Chirembaにあるバランシングロック。。ポンドノートの札にも描かれている。

入場料は外国人10ドルだって、たっかーい！
中には入らず、外からちょこっと観光。

道路挟んだ村にもいくつか岩があった。
隙間に家が建てられたりして面白い。

今年の初めは、ガススタの給油待ちの行列がひどいときは1日がかりと聞いてたけど、少しだけマシになった？ガソリン代が上がり、高くて買えなくなったとも聞く。

ハラレのCBD、Central Business Districtの様子
空港途中の道は穴だらけだったけど、この辺はメンテナンスが行き届いている。

ヨハネスブルクとは比較にならないくらい落ち着いたハラレ。
ごちゃごちゃしすぎてなくて、昼間は歩いても恐怖を感じない。

Meikles Hotel前の公園もジャカランダが満開

ここ老舗ホテルMeiklesでお昼ごはん

外国人駐在員が比較的多く住むエリアでも1日のほとんどの時間電気が来ない国で、別世界。
入り口で荷物チェックがないのも南アと違うなジンバブエ。

2月に出張できたときに目星をつけていたこの落ち着いたバー
残念ながら、夜6時からしか空いてないといとのこと

平日ランチブッフェやってる、別のバーに移動。
Zambeziの生ビールが飲みたかったのだけど、ジンバブエ国内で流通されてないようだ。停電だらけで品質管理も大変そうだ。
生ビールは、南アのCastle lightしかなって、あんまりおいしくない。

ちょうどラグビー日本vsサモアが始まったので、カウンター席からTVの前のテーブルに移動して観戦。
ビールもジンバブエのローカルビール、Zambeziに切替え。
瓶だけど、castleより美味しい。

ランチはポークチョップ、引き続きビールも何本か投入。

そろそろ次の観光地に移動しなければ。30分くらい試合をみてお会計。
USD換算で19ドル。
現地通貨のボンドノート持ってないので、USDで払うしかないのだけど、店によって1USドルが、12から19と幅がある。
現在はRTGSドルが公的な通貨の呼び名。

ハラレ中心部の北東、20キロちょっといったところにあるDomboshawaドンボシャワ。小高い丘にあり、夕日を見るスポットで地元民に人気らしい。

入場料、外国人は12ドルと、ここも高い。
さすがにここは登ってなんぼの場所なので、入らないわけにはいかない。

レジデントなら12ボンド、1USドルだって。
あそこ止めてある（同僚の）車で来たし、ハラレにあるオフィスでも（時々）働いてるっていうと、1USドルにまけてくれた。

昼に飲んだビールでちょっと眠いなか、頂上の丘を目指してハイキング。

地元の家族連れたちから、一緒に写真撮ってと囲まれ、セルフィー攻撃にあう。
なんだなんだ、ウズベキスタンやパキスタンみたいじゃないか！

地面に書かれた黄色の矢印に従ってずんずん上がっていくと

不思議な色をした岩が現れた

ぱっと見、オレンジや黄色い花が咲いてるみたいに見える

頂上にあった石碑

すごく眺めがいい。
のどかな首都、岩がごろごろしているなあ。

切れ目が鋭い岩
頂上では誰にも会わなかった、下りの途中でたくさん人が登ってきた。
何で一人で来てるの？って不思議そうに尋ねられる。

休日をピクニックやＢＢＱなどしに来ている人たち。ハロハローと声を掛けられる。中国人がたくさんいるからアジア系の顔はそんなに珍しくないでしょ？

お店でペットボトルの水が4ボンド、ＵＳドルは使えなかったので運転手さんが払ってくれた。外国人がほとんど来ない商店ではレート計算が面倒みたいね。

楽しそうな企業の宣伝とは打って変わって、ひどい停電、ガソリンスタンドの行列、増税と市民の暮らしは楽でなさそう。

ムガベ元大統領のあとのムナンガグワ大統領もけっこうやりたい放題みたいで。
8月のTICAD７には、エアジンバブエじゃなくてスイスエアをチャーターしてきていたという。

南ア系のスーパーやレストランが入るモール
客層は、外国人や金持ちジンバブエ人たち。

そしてハイライト、ジャカランダの花見タイム。
まだまだ花が残ってるね。

ハラレのジャカランダは、古木が多いそうだけど、

このアーチのように曲がった木が連なってきれい。

ゆっくり鑑賞し、開放してくれた同僚の自宅へ向かう。

朝から電気がなかったそうで、この日の土曜日は午後5時過ぎに戻った。

夜ご飯は、ポルトガル料理Coimbraレストラン。現地のファミリー10人以上集って宴会。
実は今日も南アからたくさん物資を運んだ。預入スーツケースはすべてお土産。
不自由するけど、手当もよくて治安もいい国ジンバブエと、
不自由ないけど治安悪くて外歩けない国南アフリカ
どちらか選べと言ったら、多くは前者を選択する。そういう人がアフリカ希望して働きに来ている。

そのあと、帰宅して数人と2次会。キンキンに冷やしたZambeziが美味しい。
お父さんの仕事の関係で南アで育ち、ジンバブエが気に入り移住した同僚家族も、最近の停電のひどさ、税金の高騰には音を上げていた。

朝起きたら電気がなかった。シャワーは昨晩のうちに浴びていたのでよかった。
敷地内を散歩。首都なのに森の中に住んでるみたい。

8時半に運転手さんが来てくれて、車で空港へ。

チェックインして、出国手続き。人も少ないので、数分で完了。
入国手続きも2分くらいだった。

ハラレ空港には、出国後にプライオリティパスで使えるラウンジが一応ある。しょぼすぎるけど、wifi使えるのがありがたい。

カプチーノは、マシンなのに古すぎてほとんど手動、係の人にカプチーノ作ってもらう。
コーヒーは香りがなし、マフィンもまずくて残念過ぎるラウンジだ。
fastjetの機内軽食のほうがマシｗ
南アフリカ航空のスタアララウンジはもっとましなのかね、未確認。

メイドインジンバブエのチップスは美味しかった。
冷えたZambeziビールに合う。

fastjetはボーディング始まるも、お隣のほぼ同じ時間に出発するはずのヨハネス行きのエアジンバブエは、機材繰りで大幅遅延していた。

かけ足ハラレからプレトリアに戻って、ちょこっとお花見。

ハラレまで行っておいてだけど、やっぱりジャカランダの豪華さはプレトリアだな。
雨が降ってくれれば、今週末辺り満開になるでしょう。