青春18きっぷの旅：鳥取に行ったよ（観光編）

2019/08/12 - 2019/08/12

レンタサイクルで鳥取駅→砂丘→砂丘美術館→鳥取港海鮮市場で昼食→白兎海岸と白兎神社→鳥取駅というコースを辿る計画を立て出発！計画通り行かず途中でグダグダになりましたがそこそこ楽しめました。

エリア 鳥取市(鳥取)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: 徒歩

おはようございます。

朝食を食べにカプセルホテル1階のすなば珈琲に来ました。ホテルの宿泊客以外に外から来店しているお客さんで混雑していたので着席するまで15分くらい待たされました。

すなば珈琲 ホープスター店 グルメ・レストラン

モーニングセット540円を注文。

ゆで卵が2個付いてました。謎です。鳥取の人達はゆでたまごを2個食べる習慣があるのでしょうか？

今日は良い天気です！

朝食後、てくてく歩いて鳥取駅まで来ました。駅まで来ましたが今日は青春18きっぷは使いません。

鳥取駅 駅

駅にはレンタサイクルを借りる為に来ました。

昨日、ホテルにあったチラシで存在を知り今日はレンタサイクルので市内観光をする事にしました。砂丘と砂丘美術館に行く以外は予定を決めてなかったので係のおじさんに観光名所についてヒヤリングを実施。鳥取駅→砂丘→砂丘美術館→鳥取港海鮮市場で昼食→白兎海岸と白兎神社→鳥取駅というコースを辿る計画を立てました。自転車の移動距離はだいたい36Kmくらいです。

レンタサイクルの係のおじさんに教えてもらったルートで砂丘へGO♪

ちなみに教えてもらったルートはこんな感じです。
①駅北側の商店街の道をまっすぐ北へ。
②突き当りに県庁と久松山があるのでそこを左へ。　←今ココ。
③道なりに2km進むと大きな交差点があるのでそこを右へ。
交差点には鳥取砂丘の表示があるから大丈夫。
④あとは道なりにまっすぐ行ってトンネルを抜ければ砂丘に到着。
途中で1kmくらい坂道が続くので大変だけど帰りは下りだから頑張ってね。

教えてもらったルートから脱線し鳥取城跡の久松公園入口に居ます。

県庁からを左に500ｍくらい進んだ所で見た鳥取城跡の表示見て血が騒ぎました。

鳥取城跡 久松公園 名所・史跡

石畳の道を進むと右手に仁風閣という洋館がありました。

時間の関係で寄りませんでしたが後から他の人の旅行記を見て寄れば良かったと後悔。ちなみにレンタサイクルでもらったパンフレットを提示すると入館料が割引きになります。

仁風閣 名所・史跡

入口の門から中へ入ります。逆光なのでまぶしい。

石段を上りてくてく。結構、歩かされます。

鳥取城の石垣。

石段を上りきって櫓の跡地エリアにきました。汗っかきなので暑くて汗が流れ出ています。

鳥取駅方面の景色です。

手前の白い洋館は入口にあった仁風閣。高台から見える景色を見ると、かつては城下町だった事が想像できます。上から見下ろす景色は大好きです。

とても広い鳥取城。

スケールが大きいので建物が残っていたらもっとメジャースポットだったと思います。

天球丸・巻石垣？何か珍しいものがあるようです。行って見ましょう。

そこには球型に積み上げられた石垣がありました。

これは鳥取城でしか見られない石積だそうです。石垣好きなので珍しいものが見れたのでここに来てよかったです。

鳥取城跡 久松公園 名所・史跡

元の道に戻り大きな交差点まで来ました。

ここを右に曲って道なりに進めば砂丘です。

だらだら長い坂道が続いて疲れたのでレンタルのママチャリの写真を撮っているふりをして休憩中。（自転車乗りあるある）
遠くにイオンとかが見えます。

砂丘トンネルまで来ました。

上り坂の最後にはだいたいトンネルがあるので坂道はこれで終わりです。

トンネルを抜けた交差点の先に砂丘がちらっと見えてテンションが上がりました。下のほうに駐車場が見えたのでそこから砂丘へアプローチする事にしました。

砂丘の看板前でママチャリを記念撮影。

このあとすぐ、風でママチャリが倒れました。

鳥取砂丘 自然・景勝地

砂丘へ向かう坂道。

砂で足がズボズボ埋まりながら進みました。結構歩くの大変です。

坂を上り切ると一気に視界が開けて砂丘が一面に広がりました。

人の姿はほとんど無くひっそりしています。砂丘ってもっと人気があるスポットだと思ってました。駐車場にも7台くらいしか車停まってなかったし。とりあえず海を目指します。

砂だけの場所は歩きにくいので、遠回りになりますが草が生えている場所を選びながら進みました。

風紋を撮ってみました。

彫りの深い風紋は無かったので、のっぺりした感じの風紋の写真しか撮れませんでした。ちょっとイメージと違います。

馬の背（だと思います）が遥か遠くに見えます。

しばらく進みましたが、なかなか海までたどりつける気がしません。海まであと30分くらいかかりそうな雰囲気です。

右の奥のほうを見ると、ありんこみたいにたくさん人が居ました。

向こう側のほうが海までの距離が近そうだったので一旦戻り場所を移動する事にしました。

戻り際に上空をANAの飛行機が通過して行きました。

風向きによって変わると思いますが鳥取行きの飛行機は右の窓側から砂丘が見えるみたいです。

先ほどの砂丘でかなり体力を消耗したので休憩を兼ねて先に砂の美術館に来ました。

2019年度（第12期）のテーマは「砂で世界旅行・南アジア編」です。
砂の美術館には絶対来たかったので砂で南アジア旅行を楽しみたいと思います。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

普通に入場料600円を払い（レンタサイクルの特典を使うの忘れました）1階の100円返金式のコインロッカーに荷物を入れて展示室がある2階にきました。中に入る前に空調が利いている場所で案内ビデオを観ながら体力を回復を図りました。同じ場面を2回見たので15分くらい居たと思います。

砂で世界旅行のトップバッターはインド独立の父のガンジーさん。

展示室に入ると正面に居ます。元々は鳥取砂丘にあるだたの砂とは思えない精工な造りです。ここから反時計まわりで進みます。

インドの聖なる河ガンジスで沐浴と祈りを捧げる人々。

行った事はありませんがガンジス河の雰囲気を感じとれます。

バングラディシュの首都ダッカにあるスターモスク.と都市のにぎわい。

名前の通り星形が描かれたタイルが壁面を覆っています。そして街を行き交う人々の熱気を表現しています。

パキスタンにある世界遺産のモヘンジョダロ遺跡。

インダス川流域で紀元前2500年～紀元前1800年頃に発展したといわれている都市文明です。後ろの街並みはひらべったいので遠近法で造られています。中学の時、社会の授業でインダス文明のモヘンジョダロ、ハラッパを習った記憶があります。

街並みを横から見た図。

これを見ると、正面から見て感じた遠近感の凄さがわかります。

ネパール中部カトマンズ盆地の小さな街パタンにあるダルバール広場。

これも奥のほうは遠近法で造られています。

アフガニスタン北部にあるハズラト・アリー廟。

7世紀半ばに活躍したイスラム教の指導者のアリー・イブンの霊廟として建築されました。アリーはスンニ派とシーア派の両方から公認された唯一の指導者で人々はこの場所を訪れる時は宗派の対立を忘れ共にお祈りするそうです。

様々な宗派のイスラム教徒達が描かれてました。

目の部分以外は隠すニカブ、髪の毛は隠すけど顔は隠さないヘジャブとチャドルの女性が居ます。

インド中部にある世界遺産カジュラホ遺跡群。

10世紀初頭から12世紀末にかけて建立されたヒンドゥー教・ジャイナ教の寺院群です。

ヒンドゥー教神話のシヴァ神。

シヴァ神は男の神だけどなんか色っぽい感じで神秘的な雰囲気です。でも上腕二頭筋は男らしいです。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

ムガル帝国　皇帝と王妃の愛の物語。

この作品の上段にタージマハルがあったので何か関係あるのかなと思い解説のボードを真剣に読み納得しました。16世紀初頭～19世紀半ばまで続いたインド史上最大のイスラム国家のムガル帝国の第5代皇帝のシャー・ジャハーンは王妃の事をとても愛してました。しかし王妃は36歳の若さで旅立ってしましました。悲哀に暮れる皇帝は彼女の記憶を永遠に留めるため霊廟タージマハルの建造に没頭したそうです。

インドを代表する世界遺産タージマハル。

晩年、皇帝は白く輝く霊廟タージマハルを眺め王妃を想いながら生涯を終えます。その後、皇帝と王妃の棺は霊廟の中で寄り添うように並べられました。二人の愛は今でも永く語りつがれています。今までインドには行ってみたいと思いませんでしたがタージマハルは行ってみたくなりました。

仏陀の出現と悟り。

紀元前5世紀頃、ネパール釈迦族の王子として生を受けたゴウタマ・シッダルダは王族の地位を捨て出家し様々な修業を繰り返しついに悟りを開きました。これが仏教の誕生、仏教の始まりです。

仏陀の入滅。

悟りを開いた仏陀は現在のインド北部を中心に広く説法の旅を続け80歳で最後の時を迎えました。菩薩や弟子たちだけでなく様々な動物たちも仏陀の入滅を悲しむ様子が描かれています。

アフガニスタンにあるバーミヤンの大仏。

西遊記のモデルになった玄奘三蔵もここを訪れたといわれています。
実はこれを観た時、顔が崩壊してたのでこれってもしかして失敗作？と思いました。でも解説のボードの2001年にタリバンによって破壊された記載を見て納得。タリバンが重要な遺跡を破壊した事件を思い出しました。

仏陀の知恵の目（仏陀アイ）。

ブータンのタクツァン僧院とチベット仏教。

標高3000mの断崖絶壁に張り付くように建てられた僧院は山岳国家ブータンを象徴する光景です。

スリランカ中部のジャングルにそびえる世界遺産シギリアロック。

王宮への入り口には石造りのライオンの巨大な前足があり、岩山の山頂には水路、庭園、貯蔵施設などの遺跡が見られ中腹の壁にはフレスコ画の美女たちが描かれています。スリランカにこんな遺跡があるなんて知りませんでした。

南アジアに生息する動物たちが登場する小説ジャングルブック。

特にオオカミに育てられた男の子が主人公のお話が有名ですよね。

幸運の神ガーネーシャ。

世の中のあらゆる困難や障害を取り除き幸運を招く神として人気があるガーネーシャ。ガーネーシャはヒンドゥー教神話のシヴァ神の妻のパールヴァティが人形に魂を吹き込み誕生しました。そのためシヴァとガーネーシャはお互いの関係を知らないまま出会い、シヴァはガーネーシャの首をはね投げ捨ててしましました。悲しむパールヴァティの為にシヴァは息子の首を探しに行くも見つからず代わりに象の首を持ち帰ったことで今の姿になったといわれています。

3階に上がりました。上から観るとこんな感じです。

タージマハルは2階より3階のほうが全体が観れます。

ムガル帝国の皇帝と王妃の愛の物語は良いお話ですね。実はちょっと感動しました。

外にも展示されているインド洋の宝石モルティブ。

遠くからしか観れなかったので近くで観たかったです。

展望デッキから見た砂丘です。

砂で南アジア旅行。実際に行ってみたいと思った所もあり意外と楽しめました。毎年作品が変わるので再訪決定です。（関東から鳥取は遠いのでいつになるかわかりませんが‥）体力も回復したので、そろそろ人が沢山いるほうの砂丘へ向かいます。

砂の美術館から2～3分でメジャーなほうの砂丘に到着。

鳥取砂丘 自然・景勝地

駐輪場がなかったので仕方なくハーレーの隣にママチャリを置きました。一応、風で倒れてもぶつからない距離感は保ってます。

砂丘へ向かう階段を上ると砂丘の景色が広がりました。

最初に行った所よりも砂丘感があり海も見えテンションが上がりました。他の人と同じように海を目指します。

砂は人の足跡だらけ。

今日は冷たい飲み物がないとやってられない気候です。

本日、3本目のポカリ。

傾斜のきつい馬の背を避けて比較的楽な道を選んで進みました。

それにしても暑い。体感温度は40℃くらいあります。

だいたい10分くらい歩き人が密集している地点まで来ました。
てっぺんまであと少し！

ここまで歩いてきた労力に見合った景色が待ってました。

青い海と空、そして心地よい風が吹いており、しばらくの間この景色を眺めてました。

クジラのような海士島（あましま）

馬の背の下にあるオアシス。

本当は緑の草の所に水溜りがあるようですが、蒸発しちゃったみたいでありませんでした。

ずーと眺めていても飽きない景色です。

さえぎる物は何もないのでダイレクトに夏の空を感じとれました。

砂丘を充分に満喫して大満足です。

砂丘を後にし鳥取港海鮮市場へ向かっています。

鳥取港海鮮市場かろいちに着きました。

15時を過ぎていますが地元の人や観光客で混みあっています。

かろいち 市場・商店街

活気のある市場内。

ここには海鮮物を食べるため来たのですが暑さでバテたみたいで食べたいんだけど食べたくないという状況となり結局何も食べませんでした。

せっかく来たので市場内は一通り見て回りました。

何も食べたり買わずに帰るのは、むなしいのでかろいちの隣にある地場産プラザわったいなで鳥取産のワンカップの日本酒を2本買いました。

鳥取空港の砂のオブジェ。

海鮮市場に寄ったあとは白兎海岸と白兎神社に行く予定でしたが体調を考慮し行き先を鳥取空港に変更しました。自転車で空港に来ると駐輪場を探すのに苦労しますが、ここは自転車で来る人がある程度居るようで駐輪スペースがありました。

鳥取砂丘コナン空港の撮影スポット。（たぶん）

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

空港に来ましたが飛行機に乗るわけでもなく、誰かのお迎えに来たわけでもなく、食事をしにきいたわけでもなく、特にする事がないので展望デッキに飛行機を見に行きます。ちなみに写真の下らくだのコナン君は3Dです。よーく見ると3D感がわかります。

展望デッキに来ました。

スペースが狭く、そもそも飛行機が1機も駐機してなかったのでがっかりスポットでした。（残念です）

サッカーJ3仲間のガイナーレ鳥取の野人こと岡野GM（2次元）

ここで鳥取の天然水を買うと売上の一部がチームへ還元されるようなので是非こちらで。微力ながら冷えてなく温いけど1本購入させて頂きました。

鳥取駅に戻ります。あと8Km。

自転車を返却し、駅前のすなば珈琲に来ました。

ちなみに今日のママチャリで走行した距離はだいたい26Kmでした。

すなば珈琲 新鳥取駅前店 グルメ・レストラン

すなば珈琲の停まっていた自転車。

自転車で北海道から鹿児島まで日本縦断。いいね！

冷たい飲み物を飲まないとやってられないので水出しアイス珈琲を飲みました。

カプセルホテルに戻りシャワー浴びてさっぱりしたら外に出るのがめんどくさくなり夕食はホテルの1階に併設されているレストラン希星（きら）。

BIRD-STAY HOTEL 宿・ホテル

ビールを飲んで生き返りました。

希星定食1,000円。

メインの料理は「本日のお刺身・天麩羅・エビフライ・カニクリームコロッケ・ハンバーグ・とんかつ・鶏唐揚げ・本日の焼き魚」の中から好きな2品をチョイスで刺身と天麩羅にしました。

食後の飲み物も付いてました。ごちそうさまでした。

食後は2階にある共有スペースのくつろぎラウンジでくつろぎました。

TVを見ながら地場産プラザわったいなで買った鳥取のワンカップをくびぐび。至福の時間です。

NHKの鳥取ニュース845で今日の鳥取は最高気温が38.2℃で全国一の暑さだったと言ってました。今日は本当に暑かったよ。

明日は朝一で鳥取を去るので早めに就寝。

楽しい1日でした。またいつか鳥取に来たいなー

おしまい。

THE BEEHIVE 宿・ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• azuraさん 2019/09/26 01:39:14

  自転車で… お疲れ様でした！

  トンロー13さま
  
  いつも私の旅行記に訪問して下さり
  ありがとうございます。
  
  私も2年前の夏、早朝と夕景の砂丘が観たくて行って来ました。
  駅前の方がホテルが多く、バスの時間が限られている為、私もレンタサイクルも考えたのですが、貸出時間と走行距離、そして何より気候を考え無理だ！と…
  
  なのに…砂丘だけで無く、鳥取城址まで行かれたとは。。
  プチ登山ですよね。私は時間が無くて諦めた場所でした。
  しかし、お写真拝見して、次回は必ず行きたい場所になりました。
  最近自分でも気付きましたが、どうも石垣フェチの気がある様です。^^
  
  砂の美術館は、今年の作品も素敵ですね。
  
  超人的な行程に脱帽…
  本当にお疲れ様でした。
  ビール美味しかったでしょうね ♪ ^^
  
  azura

  トンロー13さん からの返信 2019/09/26 15:28:04

  Re: 自転車で… お疲れ様でした！

  azuraさま
  
  こんにちは。
  コメントありがとうございます。
  
  砂丘、次はazuraさんが観た早朝と夕景の砂丘を観てみたいです。
  昼間とは違う良さがあるんだろうなぁ。
  
  鳥取城址は計画外でしたが（というより存在を知らなかったので）
  行ってみて正解でした。ステキな石垣がたくさんありましたよ。
  確かにたくさん歩くのでプチ登山です。
  
  砂の美術館は期待通りでした。再訪決定です。
  
  ビール美味しかったです♪
  
  トンロー13