草津温泉で湯巡りしたよ

2019/09/15 - 2019/09/16

連休だし天気も良さそう！
そうだどこかに行こう！
しかし今月は車検も有るので何とかお手軽に行きたい家庭の事情。
連休でもあり温泉宿は軒並み料金が跳ね上がってる。そうだ素泊まり宿にしよう
直前にiPadをにらみ夜中まで検索、検索、素泊まりでも食事に困らない所、掛け流し温泉、部屋にトイレが付いている事、
涼しくて過ごしやすい所、車で3、４時間で行ける所
これらの条件を満たすのは？ 草津温泉だ
なんとか前日に予約した素泊まりのホテルは連休にもかかわらず割り増し料金なしのお手頃な料金、穴場ホテル最後の1部屋が空いててよかった。
あまり期待はしてませんでしたが、とってもアットホームで極上の温泉がありました。

エリア 草津温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

やっぱりいい天気
目？
青空だとただの雲見ただけでうれしい

北関東自動車道は連休でも空いてていいなぁ

岩舟JCTから草津目指してゴー！ゴー！
ここまでは渋滞知らず

はじめての休憩

駒寄PA
トイレ休憩して朝ごはんでもと思ったものの名物もつ煮定食に気がすすまず何も食べません
もうすぐ降り口なので降りてからにしよう
ここにはスマートインターがあったのに運転手は無視
次の渋川伊香保インター出口で下りる予定だと言い張る。が、しかし、パーキングから直ぐにかなり手前からの出口渋滞があり列に並び損ね結果、赤城インター迄来ちゃったでないの
だから！私がスマートインターで出ようって言ったじゃん！！
なぁんてすったもんだしながら
ここまで来たら四万の甌穴見て行こう
渋川伊香保インター出口はすっごく混むので次からはここ駒寄のスマートインターを利用しよう
１つ勉強

四万の甌穴に行く途中、中之条で早ランチを探します
グーグル先生の案内でこちらの蕎麦屋に決定
もうお腹ぺこぺこだよ 朝ごはん抜きだから

なんか料亭のような佇まい

こだわり半端ない感じ

暖簾もステキ
期待感マックス
お腹もペコペコ

11：30オープンに１０分前に到着したら門の外に１０人以上の待人
オープン直後の第1巡目最後の１組に呼ばれギリで入れた～
あぶない、あぶない、入れなければ一時間は外で突っ立って待つ羽目に。
だし巻き卵、梅干し入り大根おろし付の１０００円
大きいけどあっさりしているのでぺろっと食べる
お腹空いているしね

もずくすだち蕎麦
１５００円くらい？
もずくとじゅんさいが入っていてだし汁は薄め
あっさりしてる

蕎麦切り７００円くらいだったかな
そばつゆ ２００円 つゆは別注文なのよ
テーブルにはヒマラヤやらアンデスやら世界各国の塩が置いてあるので塩だけで食べる人もいるのでしょうか？
こだわりの焼き物に盛ってあります
ビジュアルは相当こだわってます 蕎麦は普通に美味しい
私達蕎麦の評価には少々厳しいです

こだわり蕎麦屋で食べ終えるまでたっぷり一時間かかり
次の目的地四万の甌穴 駐車場 無料です！

ちょっとしたお店もあります

四万の甌穴

甌穴とは？
川底の石が水流により定位置で回転し摩擦で出来た穴
の事

駐車場からすぐの階段を下ると

川底に降りる事が出来ます
川きれい

穴は割と大きい

次は
中之条 山の上庭園

植物園のようです

中にはハーブやドライフラワーがたくさんありレストランもありました

咲いている花はチラホラ
自然の山を利用して庭園になってます
いい天気 空が高い

四万から山道をくねくねしいよいよ草津温泉到着です 14時55分
早速ホテルにチェックイン
今日のお宿はルーバン山田
シャンデリアがなかなか豪華に見えますが実際はそれほどでもないです

スキー全盛期の頃に立ったホテルのようです。
古さは否めない建物ですが清潔感がありフロントのおじさんもとっても親切でいい感じすよ
入り口の横にはスキー用品の部屋とランドリールームがありました
階段を上り1番奥の部屋に進みます

角部屋なのでとっても明るいトリプルルーム
エアコンといい、壁掛け時計にカレンダーといい
実家の部屋にいるみたいにに馴染む、壁紙や丸く空いた布団カバーが昭和な感じ
冷蔵庫に水のペットボトルが一人一本、温泉まんじゅう、浴衣、タオルハミガキセット、バスタオル、ドライヤー、など必要なものは揃ってます
それに清潔感があるのもポイント高し

ユニット式のトイレが付いてます
温泉だからこのバスを使用する事はないでしょうね

そしてアットホーム感満載のこのルームライト
パナソニックのリモコンで明るさ調整できるやつ
我が家っぽい…ってか うちのと一緒！！明るい！
ホテルの部屋は間接照明とかルームスタンドとかちょっと薄暗い照明が多いですが
薄暗いと見えづらいから苦手
リモコン枕元に置けるしとってもいい ポイント高し

窓からは向かいの中沢ビレッジ リゾートマンションが見えます
窓は2重窓にリフォームされているので冬でも暖かそう

部屋の冷蔵庫に水のペットボトルがサービスで入ってますが廊下にも給水器がありました。レンジもあるので長期滞在者には便利かも

先ずは大浴場に行ってみます。更衣室は１０人分のカゴ
でも湯船はそこまで大きくない

ルーバン山田
ここの一番のセールスポイントはこの温泉ではないでしょうか？
草津の源泉の中でも希少な綿の湯と万代こうをミックスした温泉が贅沢にかけ流され湯船から溢れています。
熱めですがツルツルして染み入るような湯が本当に気持ちいい

隣が水風呂
向かいのリゾートマンションから来ていた先客がひとり
水風呂と交互浴してました
３０年前から週末に草津に通っているそうですが、ここの温泉は最高だ！と
ルーバン山田のオーナーが当初からいい源泉を引いたそうで
それが綿の湯の事だったんですね
この時点では草津に源泉が色々有るのは知らず、説明されてもヘェ～と軽く聞き流してましたが、これから始まる外湯めぐりで源泉の泉質の違いを知ることになります

ひとっ風呂浴びて草津探検に参ります。
ホテルからスキー場のある天狗山第一駐車場方面へ 源泉の吹き出し口を見に行きます 坂道がきつい
駐車場から車道を下るともくもく湯気が出ている所があります

高温のため立ち入り禁止になっているので車道からのぞく

吹き出した温泉は西の河原公園のほうに流れて行きます

鬼の相撲場

道が整備され下りですが歩きやすい

歩道横には小川となって吹き出していた温泉水が流れていきます
水色でとってもきれい

西の河原露天風呂
普通は下流からここを目指して来るので見えないんですが
上流から散歩して来ると男湯が丸見えなんです
混んでるようなので入りません

毎週金曜日には男湯が、混浴に
湯あみ着か水着必須

温泉水が滝になり

湯だまりでは足湯が楽しめます

これが西の河原なんだ
昔は賽の河原だったようで
ここは父母より先に死んだ子供が父母を思い終わらない石積みの刑を受ける場所
幼くして亡くなった上そんな罰まで受けるなんて不憫すぎる

賽の河原は全国各地にある信仰の場でもの悲しい寂しげなイメージがありましたが、ここの西の河原はきれいに整備され夜はライトアップもされているようで、とっても明るい雰囲気

幼子の魂を救ってくれるお地蔵様
でも縁結び?

ピンコロ地蔵
子宝
夫婦円満地蔵
お地蔵様も移動されてきれいに祀られ明るい雰囲気

ベルツ博士とスクリバ博士の像
お二人は草津の温泉保養地としての開発に尽力した功労者
草津温泉の恩人ですね

最近できたような屋根付の立派なベンチ
西の河原公園は石畳が歩きやすくこの様なベンチや足湯も整備され夜はライトアップもしているのでそぞろ歩きにピッタリ

稲荷神社もあります

きれいなトイレも新しい

川底まで石で敷き詰めていてきれいです

西の河原公園の入り口付近に鶴太郎美術館がありました
多くの人は湯畑方面からこちらに移動し上流にある西の河原露天風呂方面に向かって歩きます

お～
これが有名な湯畑か
草津には遠い昔スキーに訪れスキー場の一番上迄連れて行かれ命からがら滑り落ちて来た辛い経験がトラウマとなりそれ以来避けていたので初めて見る湯畑なんです

草津一番の見せ場
湯畑広場の周りにはたくさんの人と飲食店や旅館がひしめき合っています

瓦を利用して歩道もきれい

足湯があったり、行列の絶えない焼き鳥や、湯もみ見学の熱の湯、共同浴場の白旗の湯、御座の湯、観光案内とこの湯畑が草津町の中心になってます

湯畑広場から長い階段を登ると

温泉街を見守るようにして立っている日本3大温泉薬師の光泉寺

三大温泉薬師、三つ以上ありそう

遅咲如来
今までパッとしない人生を一発逆転 ひと花咲かせたい人
お参りするといいかもね

夜の帳が下りる頃
湯畑広場ではキャンドルナイト
コンサートで素敵な夜が始まりました

見てください！
昼間の光泉寺の階段が…
夜空に山門が浮かび上がり幻想的

夢の灯り
SNSに写真をあげるとプレゼントがもらえます
うまいな～
草津温泉宣伝上手だよ
はい！私もまんまと乗っかり扇子をいただきました

観光協会だか旅館組合だかの係りの方が順番に記念撮影してくれます

しばらくするとキャンドルにゆもみちゃんが姿を現わします
手作業でキャンドルを消して行くのか？手が込んでますね

夜の湯畑

音楽で色が変わりショ～のようです

きれいです

草津温泉の夜は明るく賑やか、みんな楽しそう
私も楽しいよ

はい ここからが湯巡り編
御座の湯
湯畑の中心的存在の外湯
観光客多し パス

草津温泉には観光用や地元民のための外湯がたくさん有ります
はじめての外湯は
翁の湯 地元の外湯ですが近くにホテルも多いので観光客が先客で3人
更衣室も湯船も狭いので入り口で靴が5足以上あったらやめた方が良さそうです
入れ替わり立ち替わりみんなサッと入り直ぐ出る感じでゆっくりは出来ない感じです

白旗源泉
湯畑広場に白旗の湯がありましたが混んでるのでパス

地元の共同浴場 煮川の湯

中は4、５人入れるくらい
煮川源泉の劇熱風呂で数秒で茹であがりそう
先客一人
水道も見当たらず早々に退散

煮川の湯の裏にある大滝の湯
万代こうと超レアな煮川源泉を利用した温泉施設で９００円しますがスーパー銭湯のようにサウナや露天風呂、休憩所やお食事処もあるのでたっぷり時間をかけて
温度の異なる湯船を順に巡るシステムを体験したりのんびりと楽しめますよ

千代の湯
湯畑の近くにあり時間湯という昔ながらの湯治スタイルが奥の時間湯で体験できます
時間湯は終わっていたので手前の千代の湯の湯船に入りましたが、ここは独特の臭いが有り私は苦手でした

関の湯
飲食店や土産物店が軒を連ねている湯滝通りに突然ある 見落としてしまいそうなくらい街に溶け込んでいる地元の共同浴場
湯畑源泉利用で、かなり狭い
誰もいなければラッキー

長栄の湯
万代こう源泉利用
団地の中の共同浴場

公民館の様な建物の中にあり観光客はあまり来なそう

先ずは先客の地元のお年寄りにご挨拶して仲間入り
浴室は明るく温度も熱めですが共同浴場の中では一番長く入れました
お湯がきれいな透明で力強い
この様な地元のための外湯をいただく時には観光客はそれなりの配慮とローカルルールに則っとる事が大事
ルールを守れば気持ちよく受け入れてくれお互い気持ちよく過ごせます

源泉の上がり湯も掛け流し
贅沢にあふれています
贅沢すぎるよ！
こんなに温泉垂れ流しで毎日無料で入れるなんて草津の人羨ましすぎ

巽の湯 湯畑源泉
地元の共同浴場
きれいで広め、明るい浴室もポイント高し

更衣室も広くトイレも有りきれいに管理されています
草津温泉には地元の方々が管理されているこの様な共同浴場が１６ヶ所くらいあるようで基本は地元民のための施設になりますので、私達の様な観光客は貰い湯の気持ちを忘れずにモラルを守り利用しなくてななりません

ここは湯船も広くお湯は激アツでしたが、誰もいないので水道で薄め入りました
もちろん出る時にはちゃんと水を止め、温泉水は常に出しっ放しにしておくのがルールです。
誰もいないのにお湯出しっ放しなんてもったいない！と思いますが草津ルールは出しっ放し絶対に止めてはなりません
更衣室に上がる前に体の水滴を拭いてバスマットを濡らさないように配慮するのも忘れてはなりません
次入る人濡れてたらイヤですものね～

恵の湯 万代こう源泉利用
地元共同浴場です 注意書を守りましょう
確か15：00からは地元民専用
戸を開けると音楽が流れます
音楽が流れても別に係りの人が見に来るわけではありません
無料で入れます
ほんとありがたいです
ここも誰もいません貸し切り状態でした
中心からは離れていますが建物もきれいできちんと管理されているので気持ちよく利用できます

透明でパンチのある酸性湯
熱くて身体が引き締まるようでした
毎日お掃除当番とかあるんでしょうね
草津のみなさんありがとうございました

帰り道に超レアな綿の湯の看板発見！
日帰り入浴で綿の湯は無いのかと思いきや意外な場所にありました

わたの湯は湯畑広場にひっそりと湧き出る極上の源泉で一部のホテルと別荘に引かれているくらいで外湯で引かれているところは無いので、超レアな温泉なんです
湯畑から離れた場所で出会えるなんて半信半疑訪ねてみると
正真正銘のわたの湯 しかも自家源泉供給元の関係のロッジでした

ここもスキー全盛期の頃の宿泊施設かな
古さはありますが、隅々まで掃除が行き届いていて床は鏡のようにピカピカに磨かれ更衣室も浴室も完璧な掃除でとっても気持ちいい

わたの湯の証明

木の浴室は窓を開けると木々に囲まれいかにも高原の温泉って感じ
お湯はうっすら緑の白濁温泉で硫黄の香り、強酸性にもかかわらず柔らかなやさしい感触
源泉から遠いせいか温度が絶妙
真綿に包まれているような柔らかい湯といわれる正にそんな感じいつまでも入っていたいような極上湯でした

洗い場は2つ
浴室の床には伊豆石でしょうか磨きこまれた緑のきれいな石で高級な感じ
草津温泉外湯めぐりの最後の仕上げにぴったりの癒しの湯に入れました
共同の外湯にはドライヤーもシャンプーも無いので外湯めぐりの締めにシャンプーしていい香りのボディソープで硫黄の温泉臭を流します
温泉は好きだけど家に帰ってからの服についた温泉臭は苦手なんです
あ～すっきりした！

草津良いと～こ～いちど～は～～おいでどっこいしょ！
ってまた来るよ
草津温泉には
白旗の湯
湯畑
万代こう
煮川
地蔵
西の河原
わたの湯
自家源泉の若の湯や君子の湯等のいろんな源泉があることを知りましたし
元気な温泉地でパワーもらえました
草津の温泉文化を知るいい旅でした
今回は飲食店の写真は忘れて無しですが次回はその辺も
最後まで見て頂きありがとうございます
草津最高！