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朝食は、ホテルのブッフェで。珍しいものは特になく、今日一日の腹ごしらえであった。調理場改修中であるため。この地が開けたのは、木材の産地であり、その運びだし、処理のパルプ工場などが、建設されたことで発展しCanadian鉄道に沿って、道路も走っている。鉄道は、ほとんどが、貨物列車であり、客車は、3日に1本という状態である。しかしその貨物列車の量数は、半端なく1編成で、150両近くであり、かつ一両にコンテナー二つを上下に重ねている。運輸効率を考えた結果とのことである。鉄道は、電化されていないので、前後で、ジーゼル車が、エンジンとなっている。ヒントンには、全カナダの森林を管理するところがあり、森林火災をモニターしている。まさに森林が、カナダの米の飯でもある。そのような背景から、日本からの訪問者も多いようである。道路横には、シカが見えた。1時間弱の移動で、ジャスパー駅に到着。駅のトイレを拝借。線路には、貨物列車が、止まっていた。ここで、折り返しやら、上り下りの交換が行われている。駅の駐車場には、トーテムポールがたっており、バス観光や長距離バスの駐車場でもある。前の道路にはお土産物屋やレストランが並んでいる。のんびりとした田舎の観光地という風情である。そこからピラミッド山へ。ジャスパー国立公園の中にある山で、形がピラミッドに似ていることから名前がついたそうだ。この周辺には、20個近くの湖がある。その中の一つが、ピラミッド湖である。林を抜ける2車線の道があり、これを上っていく。途中運転手が、左側にブラックベアーがいるとのことで、みんな総立ちでカメラを構えた。道路の両側には、乗用車が写真撮影のために止まっていた。クマは結構林の中を動き回っていたので、その影が撮影できたにとどまった。その先の開けたところには、Elkが数頭うずくまっていたが、距離が遠いので、これもうまく撮影できなかった。国立公園なので、動物たちも安心して生活しているようだ。湖の横で駐車して、歩いて湖へ。そこにはピラミッドアイランドと称する小さな小島があり、そこから景色を眺めた。国立公園であることから、倒れた木々はそのままと自然環境を維持していた。続いてパトリシア湖へ。ここでは、レジャー用のボードなどが係留されている。これを使うには、市内で、料金を払いカギをもらい、使うことができるシステムになっているとのこと。合理的である。自転車で登ってきて、ピクニックやボート遊びができる環境である。この近くのごみ箱は、すべてクマが開けることの無いようにロックされたものである。クマの習性を理解したうえでの設計である。ここまでしっかりクマが人間のごみをあさらないようにしているのは、素晴らしいことである。日本も各地でクマの被害が出ているが、ごみがクマの目につき、あさらないようにすることが重要である。これで初めて共存共栄ができる。<br />また市内に戻って、お昼である。駐車場のところにElkの家族5頭が、散策している。国立公園でののどかな風景である。国立公園では、動物に30m以内に近づかない、触らないが徹底されている。駅前のロッキー地区での動物のはく製博物館を見学。これらは、交通事故で死んだものをベースにはく製化して、展示している。多くの種類の動物がいることが分かる。昼前のしばらくを散策、ショッピングで時間を過ごし、12時にレストランに集合となった。「Papa George’s Restaurant」である。シェパーズバイがメインの昼食であった。<br />その後、またバスで、国立公園を離れマウント・ロブソン州立公園で、ブリティッシュコロンビア州へ戻る。時差1時間の調整である。マウント・ロブソンは、カナディアンロッキーの最高峰の山(3954m)である。なかなか全貌を見せないといわれている。我々が展望台に着いた時には、山頂は、雲に覆われていたが、時間がたつに従い、山頂を一瞬見ることができた。ラッキーであった。すべての雲がなくなり全容は残念ながら、見ることはできなかったが、案内所の人に聞くと、見えるのは10日に1回だねと言っていたので、大変幸運であった。山頂は雪に覆われ、斜面には氷河が見えた。岩山である。晴天の青空の中の大自然を満喫した。<br />帰り道は、バンクーバーから、サケが産卵のため遡上する最終地点のリアガードフォール(滝)を見学。ここからバンクーバーまで、1400㎞もあるフレーザー川の上流であり、鮭の一大行軍が行われており、ものすごい生命力を感じた。川の水の色は、白濁した水色であり、地質の影響のとのこと。丁度バスに戻ろうとしたとき、ラフティングの一団が通ってきた。この滝は、危ないらしく、ボートを滝の先まで、持って行き、そこで再び、乗って漕いでいくとのこと。急流下りは、スポーツとなっている。<br />またジャスパー市内に戻り、夕食までのショッピングである。それぞれグループに分かれ、町中を散策。こちらは、アンモナイトの飾りを見つけにいくつかの店を訪問。いずれも、洋銀に化石を巻いたものであり、なんとなくしっくりしていなかった。加工する前のものはないのかと尋ねたところ3件目で、引き出しから出して、見せてくれたものが気に入ったので、2つ購入。帰ってから鑑定士に見てもらったところ、これだけ赤がしっかり出ているのは珍しいし、オパール化しているので、ペンダントにしてはどうかとの提案があった。良い買い物をした。<br />夕食を、Syrah’s of Jasperで、バイソンの煮込みを食べた。とても柔らくおいしかった。あとはまた1時間寝てホテルへ

カナダ四日目 ジャスパー国立公園

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2019/08/16 - 2019/08/16

47位(同エリア85件中)

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kabakabachanさん

朝食は、ホテルのブッフェで。珍しいものは特になく、今日一日の腹ごしらえであった。調理場改修中であるため。この地が開けたのは、木材の産地であり、その運びだし、処理のパルプ工場などが、建設されたことで発展しCanadian鉄道に沿って、道路も走っている。鉄道は、ほとんどが、貨物列車であり、客車は、3日に1本という状態である。しかしその貨物列車の量数は、半端なく1編成で、150両近くであり、かつ一両にコンテナー二つを上下に重ねている。運輸効率を考えた結果とのことである。鉄道は、電化されていないので、前後で、ジーゼル車が、エンジンとなっている。ヒントンには、全カナダの森林を管理するところがあり、森林火災をモニターしている。まさに森林が、カナダの米の飯でもある。そのような背景から、日本からの訪問者も多いようである。道路横には、シカが見えた。1時間弱の移動で、ジャスパー駅に到着。駅のトイレを拝借。線路には、貨物列車が、止まっていた。ここで、折り返しやら、上り下りの交換が行われている。駅の駐車場には、トーテムポールがたっており、バス観光や長距離バスの駐車場でもある。前の道路にはお土産物屋やレストランが並んでいる。のんびりとした田舎の観光地という風情である。そこからピラミッド山へ。ジャスパー国立公園の中にある山で、形がピラミッドに似ていることから名前がついたそうだ。この周辺には、20個近くの湖がある。その中の一つが、ピラミッド湖である。林を抜ける2車線の道があり、これを上っていく。途中運転手が、左側にブラックベアーがいるとのことで、みんな総立ちでカメラを構えた。道路の両側には、乗用車が写真撮影のために止まっていた。クマは結構林の中を動き回っていたので、その影が撮影できたにとどまった。その先の開けたところには、Elkが数頭うずくまっていたが、距離が遠いので、これもうまく撮影できなかった。国立公園なので、動物たちも安心して生活しているようだ。湖の横で駐車して、歩いて湖へ。そこにはピラミッドアイランドと称する小さな小島があり、そこから景色を眺めた。国立公園であることから、倒れた木々はそのままと自然環境を維持していた。続いてパトリシア湖へ。ここでは、レジャー用のボードなどが係留されている。これを使うには、市内で、料金を払いカギをもらい、使うことができるシステムになっているとのこと。合理的である。自転車で登ってきて、ピクニックやボート遊びができる環境である。この近くのごみ箱は、すべてクマが開けることの無いようにロックされたものである。クマの習性を理解したうえでの設計である。ここまでしっかりクマが人間のごみをあさらないようにしているのは、素晴らしいことである。日本も各地でクマの被害が出ているが、ごみがクマの目につき、あさらないようにすることが重要である。これで初めて共存共栄ができる。
また市内に戻って、お昼である。駐車場のところにElkの家族5頭が、散策している。国立公園でののどかな風景である。国立公園では、動物に30m以内に近づかない、触らないが徹底されている。駅前のロッキー地区での動物のはく製博物館を見学。これらは、交通事故で死んだものをベースにはく製化して、展示している。多くの種類の動物がいることが分かる。昼前のしばらくを散策、ショッピングで時間を過ごし、12時にレストランに集合となった。「Papa George’s Restaurant」である。シェパーズバイがメインの昼食であった。
その後、またバスで、国立公園を離れマウント・ロブソン州立公園で、ブリティッシュコロンビア州へ戻る。時差1時間の調整である。マウント・ロブソンは、カナディアンロッキーの最高峰の山(3954m)である。なかなか全貌を見せないといわれている。我々が展望台に着いた時には、山頂は、雲に覆われていたが、時間がたつに従い、山頂を一瞬見ることができた。ラッキーであった。すべての雲がなくなり全容は残念ながら、見ることはできなかったが、案内所の人に聞くと、見えるのは10日に1回だねと言っていたので、大変幸運であった。山頂は雪に覆われ、斜面には氷河が見えた。岩山である。晴天の青空の中の大自然を満喫した。
帰り道は、バンクーバーから、サケが産卵のため遡上する最終地点のリアガードフォール(滝)を見学。ここからバンクーバーまで、1400㎞もあるフレーザー川の上流であり、鮭の一大行軍が行われており、ものすごい生命力を感じた。川の水の色は、白濁した水色であり、地質の影響のとのこと。丁度バスに戻ろうとしたとき、ラフティングの一団が通ってきた。この滝は、危ないらしく、ボートを滝の先まで、持って行き、そこで再び、乗って漕いでいくとのこと。急流下りは、スポーツとなっている。
またジャスパー市内に戻り、夕食までのショッピングである。それぞれグループに分かれ、町中を散策。こちらは、アンモナイトの飾りを見つけにいくつかの店を訪問。いずれも、洋銀に化石を巻いたものであり、なんとなくしっくりしていなかった。加工する前のものはないのかと尋ねたところ3件目で、引き出しから出して、見せてくれたものが気に入ったので、2つ購入。帰ってから鑑定士に見てもらったところ、これだけ赤がしっかり出ているのは珍しいし、オパール化しているので、ペンダントにしてはどうかとの提案があった。良い買い物をした。
夕食を、Syrah’s of Jasperで、バイソンの煮込みを食べた。とても柔らくおいしかった。あとはまた1時間寝てホテルへ

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
同行者
友人
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • ホテルを出てすぐのところにパルプ工場が

    ホテルを出てすぐのところにパルプ工場が

  • カナディアン鉄道の貨物車

    カナディアン鉄道の貨物車

  • ごつごつした岩山

    ごつごつした岩山

  • 遠くにジャスパー国立公園の山々が

    遠くにジャスパー国立公園の山々が

  • 川が道路の両側に流れている

    川が道路の両側に流れている

  • ジャスパー駅に旅客列車が

    ジャスパー駅に旅客列車が

  • カナダの国旗が揺れ動いています

    カナダの国旗が揺れ動いています

  • 道路わきにブラックベアーが

    道路わきにブラックベアーが

  • エルクが一休み

    エルクが一休み

  • ピラミッドアイランドの説明看板

    ピラミッドアイランドの説明看板

  • 遠景

    遠景

  • パトリシア湖のボート

    パトリシア湖のボート

  • クマが利用しないようにごみ箱が工夫されているじゃ

    クマが利用しないようにごみ箱が工夫されているじゃ

  • ジャスパー駅にエルクの家族が

    ジャスパー駅にエルクの家族が

  • 動物はく製博物館

    動物はく製博物館

  • ジャスパーの街並み

    ジャスパーの街並み

  • お昼のレ Papa George&#39;s Restauraストラン

    お昼のレ Papa George's Restauraストラン

  • シェパーズパイ

    シェパーズパイ

  • マウントロブソン展望台

    マウントロブソン展望台

  • マウントロブソン山が。頂上は見えず

    マウントロブソン山が。頂上は見えず

  • リアガード滝、すごい九龍である

    リアガード滝、すごい九龍である

  • ラフティングのボートが、滝を外して移動して、また下流から乗船

    ラフティングのボートが、滝を外して移動して、また下流から乗船

  • 夕食はSyrah&#39;s of Jasperで。

    夕食はSyrah's of Jasperで。

  • バイソンの煮込み。とても柔らかくおいしかった

    バイソンの煮込み。とても柔らかくおいしかった

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