2019/08/23 - 2019/08/29
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kemigawaさん
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デンマークというと思い浮かぶのは、高福祉でも税金も高い!
国民の幸福感が高い、風力発電など自然エネルギーに熱心、童話作家アンデルセンなどなど・・・。
そうそう最近はよく「ヒュッゲ」という言葉も聞きますね。
個人的には北欧ミステリ「特捜部Q」シリーズのユッシ・エーズラ・オールスンなどが思い浮かびます。
日本の猛暑を逃れて、そんなデンマークへ。
さてコペンハーゲンには有名な人魚姫像がありますが、ベルギーの小便小僧、シンガポールのマーライオンとともに世界3大がっかりと揶揄されたり、ペンキをかけられたり腕をもがれたりと結構大変です。
実はコペンハーゲンにもう一体別の人魚姫像があることをご存知の方は少ないのでは?
- 旅行の満足度
- 4.5
- 航空会社
- スカンジナビア航空
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-
【8/27】
おはようございます。
これからコペンハーゲンへ移動します。
ホテルを8:15に出発し、石畳の上をスーツケースを引きながらオーデンセ駅へ向かいます。 -
約10分で駅に到着。
オーデンセ駅は立派な駅ビルになっていて、構内にはセブンイレブンなども入っています。 -
8:50発の列車で一路コペンハーゲンへ。
今日は朝から素晴らしいお天気です。 -
10:10にコペンハーゲン中央駅に到着。
とりあえず本日宿泊するホテルへ向かいます。 -
駅から10分弱ほどでザ・スクエア・ホテルに到着。
まだ部屋には入れませんので、フロントでスーツケースを預けて、いざコペンハーゲンの街歩きへ。 -
ホテル近くのコペンハーゲン市庁舎の横をとおり、ストロイエへ向かいます。
ストロイエはデンマーク語で歩くことを意味します。
歩行者天国になっていて、ショップやカフェが並んでいます。 -
ストロイエはあとでゆっくり見ることにして、まずはニューハウンへ。
たくさんの観光客で賑わっています。
カラフルな建物が続いていて見ていても楽しいです!
ニューハウンを愛したアンデルセンは、ここに3回居を構えたそうです。 -
続いて近くのアメリエンボー宮殿の衛兵交替式を見るためそちらに向かいます。
まだ少し時間があるので、その前にこちらのフレデリクス教会へ。 -
大理石教会と呼ばれています。
高価なノルウェー産の大理石を使用しあまりにもお金がかかり、一時は建設途中でストップ。
ようやく1894年に完成したそうです。 -
教会の見学を終えて宮殿に向かうと、12時から始まる衛兵交替式を見るために、大勢の観光客が待ち構えています。
アメリエンボー宮殿には現女王のマルグレーテ2世が住んでいます。
宮殿の屋根にデンマーク国旗が翻っていれば、女王在宮のしるしです! -
クマの毛皮の帽子をかぶった衛兵さんの凛々しい交替式を見ることができました。
-
そろそろランチ・タイムです。
ニューハウンに戻り、こちらのレストランへ。
ニシンのビュッフェが有名な「ニューハウンス・フェーアクロ」です。 -
注文はこちらのランチ・プレートにしました。
お皿の上のサーモンなどをパンにのっけていただきました。
自前のオープンサンドですね(^_^;) -
昼食後、ストロイエに沿ってまずはラウンド・タワーへ。
ヨーロッパ最古のもと天体観測所です。
眺めがよさそうです。 -
こちらの案内図にあるとおりタワーの下の部分はスロープ状になっています。
ロシアのピョートル大帝が馬で、エカテリーナ妃が馬車で駆け上がったと言われています。 -
ラウンド・タワーからの眺めは中々のものですが、東西南北どちらを見てもオレンジ色の屋根が並ぶ同じような眺めなのはちょっと驚きました。
都市計画が行き届いているというか何というか・・・。 -
タワー内部のスロープはこんな感じです。
すいていれば一番下から屋上までは7~8分くらいでしょうか。 -
ラウンドタワーからの眺望を楽しみ、続いてはせっかくのコペンハーゲンですのでストロイエ通り沿いにあるロイヤル・コペンハーゲンへ。
-
店内には様々な食器やら工芸品などが一杯。
お値段もさすがはロイヤルという感じで、もちろん買わずに目の保養だけです。 -
続いてストロイエ沿いにある聖霊教会へ。
コペンハーゲンにある数多くの教会の中で最も古い教会だそうです。
立派な外観です。 -
教会内で素敵な宗教画やステンドグラスが迎えてくれます。
ぐるりと教会内を見学させていただきます。 -
次はレゴ・ランドです。
これまでの歴代のレゴのロゴが飾られています。
レゴ・ファンには懐かしいでしょうね。 -
そして店内の奥にはレゴで作られたニューハウンが飾られています。
そういえば子供のころレゴ・ブロックでよく遊んだ時期がありました。
でもあれはレゴもどきだったかも? -
ストロイエ通りの散策は一通り終わって、続いて「ニュー・カールスベア美術館」へ行ってみました。
ビール会社の社長のコレクションを展示。
時刻は午後4時を少し回ったところです。
毎週火曜日は入館料が無料とのことで本日ラッキーです! -
楽しみにしていた印象派の数々の作品をゆっくり鑑賞しました。
そちらの部屋は写真禁止ということでした。
鑑賞後、1階の中央部分にある開放的な中庭でしばし休憩。 -
本日は入館無料ということで、館内には大勢の美術ファンがいましたが、こちらの部屋は閑散としています。
天井から自然光が取り入れられて、明るくてよく見えますが、じっくり鑑賞しようという気にはならないかも。 -
最後にこちらの部屋でドガの踊り子を見て、美術館を後にしました。
ビール会社さん、どうも有難う。 -
美術館を出て、スクエア・ホテルやチボリ公園に近いスーパー「イヤマ」へ。
ちょっと高級なスーパーマーケットです。
こちらでお土産を買いましょう! -
イヤマのエコバッグは日本でも人気だとか。
デンマークの缶入りクッキーやイヤマちゃんのマーク入りのミント・タブレットなどと一緒にエコバックも購入。
レジで店員さんから有料のレジ袋がいるかと聞かれたので、さっそくエコバックを活用! -
一旦ホテルに戻り、小休止。
ホテル入り口横にあるセブン・イレブンで、無料で美術館に入館できたお礼をこめてカールスバーグ・ビールを購入して、のどを潤しました。
そしてチボリ公園へ。
時刻はちょうど午後6時です。 -
1843年にオープンし、あのアンデルセンも通ったといわれる遊園地です。
チボリ公園の園内は緑が多く、とても手入れが行き届いて素晴らしいです。
大勢のデンマークや外国からのお客さんが、去りゆく夏を惜しみながら楽しんでいます。ちょっと感傷的(^-^; -
午後7時を過ぎ、こちらのレストランで夕食を食べることにしました。
-
デンマーク最後の夕食ということでメニューを見ていろいろ悩みましたが、豚のカツレツにしました。
量が多いかなと思いましたが、とても美味しくて完食でした!
ビールもいただき、すっかりいい気分です。
食事後、酔いをさましながら園内を再び散策。
午後9時ごろホテルに戻りました。 -
【8/28】
おはようございます。
本日、午後帰国します。
午前中に昨日回れなかった場所をいくつか見学します。
ということで朝5:30に起床しスーツケースに荷物を詰め、6:30から6階のレストランで朝食をいただきました。 -
6階のレストランからはコペンハーゲンの街並みがよく見えました。
幸い今日もよいお天気のようです。
腹ごしらえをして、7:45にホテルを出発。 -
まずは昨晩見学したチボリ公園の前を通って、コペンハーゲン中央駅へ行ってみます。
赤レンガの建物が歴史と風格を感じさせます。 -
駅の構内をぐるっと一回りしてみます。
朝のあわただしさが伝わってきます。 -
コペンハーゲン中央駅の構内にはセブンイレブンをはじめ、マクドナルド、スターバックス・コーヒー、ダンキンドーナッツ、そしてデンマークのカフェ・チェーンのエスプレッソ・ハウスなど、いろいろなお店が入っていました。
-
駅構内の一番奥には鉄道模型も展示されていました。
駅だけで1~2時間は時間がつぶせそうですね!? -
残念ながらあまり時間もないので、次の目的地を目指します。
デンマークは自転車通勤・通学の人たちがいっぱいいますが、結構こども達を自転車の前にのせて走っているお父さん、お母さんも大勢見かけました。 -
つづいてはクリスチャンスボー城です。
朝8時半ということで、まだ閑散としています。
入り口にスタッフが2名立っていましたが、普通に中に入ることができました。 -
案内図にあるようにこの地区は「スロッツホルメン」と呼ばれ、運河で囲まれています。
コペンハーゲン発祥の地で、お城以外に国会議事堂や内閣府、最高裁判所など政府機関や博物館、図書館などが立地しています。 -
フレデリク6世以降はアマリエンボー宮殿がデンマーク王室の主な居城となったため、クリスチャンスボー城は王家の人々の楽しみの場、立法や行政機関がおかれる城となりました。
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そして現在クリスチャンスボー城は、デンマーク王室および政府の迎賓館として使われています。
-
お城を見学後、最後に向かったのがデンマーク王立図書館です。
こちらの建物は外観に黒大理石を使っていることから、「ブラック・ダイアモンド」という愛称で呼ばれています。 -
そしてこのブラック・ダイアモンドのすぐ横手の運河沿いに、コペンハーゲンのもう1つの人魚姫像があります。
-
この人魚姫像はデンマークの有名な作曲家カール・ニールセンの奥様で彫刻家のアンネ・マリーさんの作品です。
有名な人魚姫像とはまた違った趣のある作品ですね。 -
1999年、スロッツホルメンの旧館の隣に新館が建てられ、ブラックダイアモンド と呼ばれています。
北欧諸国の中では最大の図書館だそうです。 -
図書館の他にコンサートホールもある内外観ともにクールな図書館です。
こんな図書館が近くにあれば毎日でも通いたい!? -
さて王立図書館も見学し、そろそろホテルにもどりましょう。
スクエア・ホテルへの帰り道にクリスチャンスボー城を通ると、なんと中庭で馬車が走っています。 -
あとで調べるとこちらには王室の厩舎があるようです。
こちらで馬の調教をしているのですね。
偶然ですが珍しいものが見られてよかったです。 -
一晩お世話になったスクエア・ホテルを11:30にチェックアウトして、タクシーでカストラップ国際空港へ向かいます。
にぎやかな街の中心部にあるホテルですが、部屋の中は静かでゆっくり眠ることができました。 -
空港へ向かう前にコペンハーゲンに来たからには、こちらにご挨拶をしなければとやって来ました。
-
ブラック・ダイアモンドの人魚姫とは違い、こちらの人魚姫は観光客に大人気です。
人ごみの中、苦労して記念写真を撮り、カストラップ国際空港へ今度こそ向かいます。 -
空港には12:30に到着。
すぐに自動チェックイン機でチェックイン手続きして、印刷された預け荷物タグをスーツケースに貼ります。
ちなみに日本のようにカウンターで係員にチェックイン手続きをやってもらうことは、廃止されていてできません。 -
さらにこちらのバッグ・ドロップで、自分でスーツケースのバーコードをスキャンさせて預けます。
時々スタッフが巡回しているので、分からないときは聞きましょう。
今後多くの空港で、機械にまかせられる仕事はどんどん機械化していくのでしょうね。 -
スーツケースを預け身軽になり、保安検査場へ。
そしてデンマーク最後の昼食を取ります。
空港内にたくさんのレストランがありましたが、こちらに決めました。 -
昼食はシーザーサラダにしました。
チーズが美味しくて、食べごたえもありました。 -
昼食をすませて、出国審査へ。
スカンジナビア航空983便で成田へ帰国します。
定刻より約30分遅れで16:10に離陸。
2時間くらいすると夕食がでてきました。
赤ワインと一緒に美味しくいただきました。
久しぶりにお米を食べました。 -
【8/29】
帰りの飛行機でも隣の席は空席で少しゆったりできました。
着陸の2時間くらい前に朝食が出てきました。
ほぼ定刻どおり9:30に成田空港に無事到着。
デンマークの歴史と文化に触れることができ、充実した時間が過ごせました。
・・・ 終 ・・・
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この旅行記へのコメント (3)
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- salsaladyさん 2019/12/07 13:17:19
- ストロイエ~ニューハウン~懐かしの国
- ☆何故か、セブ島から帰国して4tra.のコメントをサーフしている内にこちらへ。。。
☆デンマーク(Danmark)のオーデンセが船橋市と友好提携をしている関係で30数年前の福祉使節団として訪欧したことを思い出させられました。
☆国の施策も素晴らしいことながら、街の景観と自転車道路の完全整備(歩いてはいけない)当然のように人々は車社会を選ばず、街中を偉そうに通行する車は少ない。
☆等など、施設を訪れる度に最初に紅茶やマジパンを出してくれる“おもてなし”感覚は日本以上だったことが記憶に蘇ります。10月初旬なのに人々はオーバーコートを羽織り子供達はカラフルなヤッケを!赤ちゃんは乳母車で顔だけ曝して。。。
☆北欧と東南アジアとの違いは?人々が生活を楽しんでるか?苦しんでるか?が一番!
☆セブの現実をもっと知らなければ~と深く反省しました。
- kemigawaさん からの返信 2019/12/07 21:39:04
- RE: ストロイエ?ニューハウン?懐かしの国
- 初めまして、こんばんは。
フィリピンやいわゆるリゾート地には行ったことがないのですが、
一度くらいはという気も無きにしも非ず?
たぶん行かない?
貧乏性の私には合わないと思ってます。(^-^;
> ☆デンマーク(Danmark)のオーデンセが船橋市と友好提携をしている関係で30数年前の福祉使節団として訪欧したことを思い出させられました。
デンマークの福祉や教育制度はとても素晴らしいですね。
税金は高いですが、老後の不安が少ないのはうらやましいです。
> ☆国の施策も素晴らしいことながら、街の景観と自転車道路の完全整備(歩いてはいけない)当然のように人々は車社会を選ばず、街中を偉そうに通行する車は少ない。
デンマークは国土全体が平坦というアドバンテージがあることも自転車が活用されている
大きな理由という気もします。
日本でも最近は自転車専用道路が整備されてきていますが、正直、夏と冬はできれば利用したくないですね。(弱気)
> ☆北欧と東南アジアとの違いは?人々が生活を楽しんでるか?苦しんでるか?が一番!
もちらん貧しい人も多いのでしょうが、結構それなりに楽しんでいるように感じています。
逆に私自身がなかなか生活を楽しんでいるという境地になれなくて困っています。
人生いろいろか?!
コメント有難うございました。
-
- salsaladyさん 2019/12/07 13:17:19
- ストロイエ~ニューハウン~懐かしの国
- ☆何故か、セブ島から帰国して4tra.のコメントをサーフしている内にこちらへ。。。
☆デンマーク(Danmark)のオーデンセが船橋市と友好提携をしている関係で30数年前の福祉使節団として訪欧したことを思い出させられました。
☆国の施策も素晴らしいことながら、街の景観と自転車道路の完全整備(歩いてはいけない)当然のように人々は車社会を選ばず、街中を偉そうに通行する車は少ない。
☆等など、施設を訪れる度に最初に紅茶やマジパンを出してくれる“おもてなし”感覚は日本以上だったことが記憶に蘇ります。10月初旬なのに人々はオーバーコートを羽織り子供達はカラフルなヤッケを!赤ちゃんは乳母車で顔だけ曝して。。。
☆北欧と東南アジアとの違いは?人々が生活を楽しんでるか?苦しんでるか?が一番!
☆セブの現実をもっと知らなければ~と深く反省しました。
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