旅行記は初めてですが、色々あったので。。

2019/08/28 - 2019/09/01

大学3年になる娘が突然、ボストン郊外で行われるライヴを見たいと言われ、会場にもコンタクトし行く気満々の様子です。親として様々調べるウチに21歳未満はホテル宿泊不可との国内法の存在を知りました。渡航経験も少ない娘は3泊5日の旅程を想定するようとしていますが、相当ムリがありそうです。。親の同伴がないと希望はかなわないがと問うと行きたいとの回答。やむなく諸条件(金策を含め)をクリアし4泊6日に変更し旅程を再構成することにしました。長～くなりますがお付き合い下さい。
JGCやSFCホルダーだった事も昔の話。IT化の進歩を感じながら各種予約作業を進めました。Jalの極めて不親切なWebと格闘しながら全ての予約が完了しました。贅沢するわけでもなく総額約\600,000。諦めながら出発しました。往路はシカゴ乗り換えで、遅延もなくAA便に乗り換え。ボストン悪天候とかで1時間程度遅着。午前0:00を回りホテルに向かうも下調べに間違いがあり、予約とは別なホテルへ向かってしまい断れる羽目に。再度タクシーを利用。「ダブルツリーバイヒルトンダウンタウン」と「ダブルツリーバイヒルトンベイサイド」を間違っていました。「…ベイサイド」は地下鉄レッドラインJFK駅徒歩5分です。
事前に心配だったのが、携帯の問題です。ルーターの手配を考えましたが手続きも費用も必要ないSBだったので、利用を試みました。ネット上では評価がよくなかったので、SIMロックの解除のみを行い出発しました。思いの外順調で、シカゴ到着時指示通り設定を行えば、全て開通。トランジットのシカゴはもちろん、滞在中のボストン、プロヴィンスタウンも、国内同様に問題ありませんでした。嬉しい誤算です。
2日目、ボストンと言えば学都。世界大学ランキングベスト3のうち、2つがあります。ホテルからは乗り換えなしにハーバードとMITに行くことが出来ます。レッドラインに揺られる事20分到着です。駅を降りれば学内のような雰囲気で、気候も暑くもなく寒くもなく、風が軽く心地いいです。歴史を感じる校内でした。MITは新しさもあり、違った趣でした。
オレンジラインに乗り換えチャイナタウンへ。無難にチャーハンを食し散策。時差ボケもあり早々に帰路へ。
翌日COし、タクシーをフロントに依頼。程なく来るも他人があっさりと乗車。再依頼し待つ事20分来ない。ウーバーをトライすると5分で到着。この後もウーバー大活躍です。既に利用者も多いと思われますが、未体験の方へさわりを。アプリから目的地を指定すると金額や時間が表示されます。海外でのタクシー利用は経路や金額のトラブル多く経験もありましたが、これならストレスもありません。さらには車種・ナンバー・ドライバーの名前も表示されるため、セキュリティ上も安心です。
ハーバーに到着。今回のメインテーマであるプロヴィンスタウン(以下P-Town)へ出発です。このフェリーはほぼ満席。週末という事もあり賑やかでした。ガイドブックにも詳細は記されておらずコマーシャルストリートと言うメインの繁華街あると言うだけで事前には情報不足で、少なくとも日本人を見かけることはありませんでした。ここでもウーバー大活躍。降船を待つ間にリクエスト。まさに降船口に待機してくれてました。「サンドキャッスルリゾート」へ。見た目老朽化が目立ち、期待(?)通り、時計は止まったまま、床はギシギシでした。上階の足音もうるさく閉口です。エアコンもありません(不要な気温です)。キッチンが装備され、地元のモーテルといった印象です。プールもあり砂浜も至近でロケーションは悪くありません。翌日にはバス停が目の前で20分間隔での運行と使える移動手段と言う事を発見し、当初から分かっていればと後悔しました。
分かった事はローカルな避暑地である事、知る人ぞ知るゲイタウン(!)との側面があるようです。夏の中軽井沢、茅ヶ崎、新宿2丁目を合わせたような町で、オンシーズンと言う事もあり物価高です。
帰路はトランジットの事情で飛行機での移動を選択。「KapeAir」英語表記のみのWebから予約し、30分の飛行時間に$200大枚です。到着してビックリ、バス停のような空港です。これに?と言う感じの10人乗りプロペラ機。パイロットの隣が既に客席です。娘はいい眺めぇ～と大興奮。予定通り到着です。この日Jalはターミナル5-E10が搭乗口でした。免税店は規模が小さく品揃えも今一歩の感想です。帰りに「免税店でお土産を」という方は気をつけた方がいいかもしれません。

さて、社会学を専攻する娘は、先輩の卒論で「Drag Queen」を知り、興味を持ったようでライブを探し当てた模様。何の事はないオカマのショーを遠路はるばる見に行ったようなものでした。本人が大満足したのが救いでしたが。。。

エリア ボストン(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.5

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: アメリカン航空 JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

ハーバード大のCo-opです。厳か感がありました。

MITです。歴史を感じる佇まいです。

世界中どこにでもあるチャイナタウンです。地下鉄オレンジラインに駅があります。

P-townのサンドキャッスルリゾートです。画像の右手奥にさらに建屋、プール、ビーチがあります。

夕暮れのコマーシャルストリートです。

ビーチ沿いのシーフードレストラン。コマーシャルストリート沿いです。

P–Townの空港です。バス停みたいです。

まるでハイエースに羽が生えているような飛行機。間違いなくハイエースより小さいです。

リアル感満載の座席です。

いつも乗る飛行機よりだいぶ高度が低いです。