あいちトリエンナーレ２０１９「四間道・円頓寺」編

2019/08/01 - 2019/08/01

３年に１度開かれる国内最大規模の芸術祭が8月1日から開催されています
初日に四間道・円頓寺の会場を巡りました。
伊藤家住宅・那古野一丁目長屋・なごのステーション・円頓寺銀座街店舗跡
円頓寺商店街・円頓寺本町商店街アーケード・円頓寺駐車場・幸円ビル・
那古野二丁目長屋と会場は点在していましたので地図片手に…汗かきながら
作品を鑑賞。円頓寺商店街は七夕飾りと重なりロープの作品には気が付きませんでした

エリア 名古屋(愛知)

伊藤家住宅…本家、新座敷、南座敷からなる主屋と、蔵、新土蔵、西蔵、
細工蔵等からなっています。
蔵にセットされた作品です。通路横には箪笥、机などで壁ようで、入るなり
異様な空間が感じられました
＊この日は非常に暑く、蔵には空調設備が無く5分が限界でした

箪笥の上部には炭が一面に広がっています
よく見ると城の石垣が炭化しているのがわかります
（原爆で壊滅した広島をを描いたようです）

こちらは焼け野原にぽっんと残った門のようです
作品は「町蔵」となっていました

作品名はわかりませんが、額の中に絵と同色のバスタオルが入れらえ
います…山をバスタオルで描いているように見受けられました

ヘッドホンを付けると日常の音が微かに流れていました

同じ「津田道子」さんの作品です
スクリーンに映しだされるパフォーマンスです…趣のある伊藤家住宅にピッタリの
作品と思いました

奥行きがあるように錯覚を感じられました

那古野一丁目長屋では、梁志和・黄志恒の両氏の作品が展示されています
（水運で栄えた城下町の様子を今に伝える町並み保存地区で屋根の上に
　火除け厄除けのため「屋根神様」の祠を祀いる民家に展示されています）

パンフによると
土地に眠っていた古いスナップ写真に「写りこんでしまったもの」への
愛情を込めた作品展示とありました

「赤いハンドバックを持った黒いスカートの女性」など写真に
タイトルが付けられています

写真文化を学んだ梁志和、建築と景観設計を学んだ黄志恒の共同制作です

円頓寺銀座街店舗跡に設置された「葛宇路」の道路名を示す案内標識

地図には設置されたポイントが表示されていました
「葛宇路」は作家の名前です

「葛宇路」は、作家の名前の末尾が「路」であることを利用して、
北京市内を通る複数の名もなき道路に自身の名前を命名

円頓寺駐車場
特設ステージの背面には、「あいちトリエンナーレ2019」国際現代美術展の
出展作品として、鷲尾友公が描き下ろした巨大な壁画が施されています

ホンマエリとナブチの男女二人によって結成されたアートユニット

「声枯れるまで」という作品名です…入る前、奇声の様な声が聞こえてきますので
ビックリしないで下さい

性転換の話などがありました…涼しいのでここで小休止

この会場には、誰かのものと思われる使い込まれた道具類やスーツ生地が
展示されています

道具類やスーツ生地は、ここから約200mほど西へ離れた「飯田洋服店」から
移動してきました

メゾンなごの８０８…
弓指寛治氏の「輝けるこども」作品
「自死」や「慰霊」をテーマに創作を続ける画家

交通事故で亡くなった子供たちを描いた物がいくつも展示されています

車も展示してありリアル感がある

色がとても綺麗でした

この会場には、3つの作品が展示されています。《君之代》では、1895年から50年間に及ぶ日本統治時代に国家教育を受け、日本語を話すことができる 台湾のお年寄りへインタビューを行っています。《ずっと夢見てる》では、深夜に公共の場で眠る酔客へ、グローバル企業のロゴが記された布をかけていく様子が記録されています

満開の桜です

全国的に知られる名古屋の名物となった和菓子のういろうを、花びら型に成型し、満開の桜を表現しています
（パンフより）

ふれあい館えんどうじ…トリエンナーレ特製手拭いを引換ました

なごのステーション…
ここで上映されているのは、音楽のジャンル名とそのサウンド、そしてそれらの文化を表象するグラフィックです。代表的なプレゼンテーション用ソフト「Microsoft PowerPoint」で作成されています。この映像は『世界を変える曲』というワークショップ*を元にしたプロジェクトの一環として作られました。（パンフより）

チコチャンに叱られる…飾られているよ

令和の額は…平成にも交換できます
是非記念撮影をして下さい