おいしかったレストラン、レイアール広場、カイシャフォーラム

2019/04/21 - 2019/05/02

・おいしかったレストラン
・レイアール広場
・カイシャフォーラム（美術館）

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5

●ビニトゥス(Vinitus)

バルセロナで一番おいしかったレストランはここ。
カサ・バトリョの近く。

人気店のCerveceria Catalanaに行ってみましたが混んでいて１時間待ち、そこで徒歩７分の、姉妹店のVinitusに行きました。こちらは待たずに入れました。

「バルセロナ・ウォーカー」でおすすめされていたものを注文したところ、どれもおいしかったです。逆に自分で選んで注文したらいまいちでした。何を注文するかは重要です。

特においしかったのはエビとイカの串焼き。おいしくて何度もおかわりしました。

ほかに、牛肉の串焼き、パンコントマテ、トルティージャなどがおいしかったです。

●エル カングレホ ロコ。

海辺にたくさん並ぶシーフードレストランのひとつ。

海沿いのテラス席にしてもらって気持ちよかった。
１９時。日が暮れるのは２０時半なので、まだ昼間のように明るい。

日本語メニューがあります。

ロブスターサラダ。
ロブスターの身がごろごろ入っていて贅沢。エビみそのソースにつけて、白アスパラガスと一緒に食べる。サラダにはイチゴも入っている。

半生のホタテに生ハムが乗っていて、これもかなりおいしかった。

パエリアは普通においしいけど、驚くほどおいしいわけではない。
パエリアはボリュームがあると聞いていたがそうでもなかった。

●エル コルテ イングレス (カタルーニャ広場店)

デパートの最上階にフードコートがあります。料理や酒を選んでレジで会計するシステム。お手軽で普通においしいパエリアが楽しめます。

シーフードパエリアとイカ墨パエリアを食べたが、イカ墨のほうがおいしかったです。

デザートのアイスもおいしかった。

窓際は、カタルーニャ広場に面していて、絶景が見渡せます。大きなカタルーニャ美術館が見えた。

旧市街のレイアール広場を囲む建物はほとんど１階がレストランですが、その中にEnjoy Barcelona Apartmentsというアパートメントホテルがあります。

ここに泊まりました。

ホテルの部屋は古い感じ。旧市街の観光スポット真っただ中に立つ古いアパートなのだから、古くて当然。
ただ、エレベーターがなく５階まで荷物を持って上るのが大変でした。

ホテルのテラスから見たレイアール広場。

後半に泊まったのは、グルポテル グラン ヴィア 678。

カタルーニャ広場から徒歩圏内。
付近はランブラス通りみたいに人が多くなくて、散歩すると気持ちよかったです。

●カイシャフォーラム

面白い企画展をやる美術館。

カイシャフォーラムの建物は1910年代に繊維工場として建てられた、プッチ・イ・カダファルクによるモデルニスモ建築で、レンガ造りの美しい建物です。

入口は磯崎新がリノベーションしたもの。

二つの企画展以外に、コレクションを中心とした小規模な展示があった。
「感情」を表現した作品を集めている。

現代美術と１３世紀の絵画を並置していたりする。

企画展はマックス・ベックマン展を見ました。

マックス・ベックマン(1884-1950)の回顧展。ナチスに「退廃芸術」に指定されて迫害されたドイツの画家。

この絵は、ベックマンの最後の作品。「１年半かけて今日完成した」とメモを書いたその日に、ベックマンは心臓発作で亡くなった。
神話の物語のテーマを借りながら、芸術の寓意を表すものと思われる。

見ごたえのある、面白い絵が多く、大満足の展覧会でした。

詳しくはこちらのブログに書いています。
https://ameblo.jp/denrokuneko/entry-12459354745.html

館内にはヨーゼフ・ボイスの常設インスタレーションもあります。

全面が鉛の板で覆われている。天井の真ん中に電球が一つついていて、その横に何かがあった。「苦悩の部屋」(1983)。天井についているのは、子供の頭の大きさ、大人の頭の大きさの２つの銀の輪であるらしい。