2019/08/04 - 2019/08/06
2846位(同エリア5904件中)
えみみんさん
主人は、出張では何度も行っている名古屋ですが、ゆっくりじっくり見て回っていないということで、
夏休みのお出かけ先に決めました。
わたしも30年以上ぶりの名古屋でした。(歳がバレる?)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 日本旅行
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有松は、旧東海道の鳴海宿と池鯉鮒宿の間に、慶長13年(1608)に、間宿(あいのしゅく)として開かれました。
名古屋駅から近鉄名古屋本線で20分ほどで有松駅に着きます。 -
棚橋家住宅は、間口の広い大店(おおだな)が続き重厚な町並みを形成する有松において、その由来にふさわしい規模と構成を今日に伝える遺構であり、町並みを形成する重要な景観要素となっています。
建物は、有松を代表する絞り問屋服部家住宅の遺構であり、分家した服部孫兵衛家が「井桁屋」の屋号としたので、本家は「大井桁屋」と呼ばれています。
大井桁屋服部家と棚橋家との関係は、昭和7年(1932)、名古屋医科大学の医局から派遣された棚橋龍三氏が有松で開業することになり、空家となっていた大井桁屋服部家の建物で開業したことに始まります。昭和25年(1950)、棚橋家は服部家から屋敷地を購入、龍三氏逝去後の昭和63年(1988)に医院は有松駅北へ移転したが、建物は旧状を維持しています。
主屋は、有松東海道に北面して建ち、ツシ2階建、桟瓦葺、平入の町屋です。前面2階は塗籠で、格子窓と壁を交互に配する構成で、1階は東半分を土庇としています。また、側面妻壁は塗籠としています。
建物前面のセミ廻りの内部は、医院時代、また以後の住宅としての改変があり、診療室として使用するために天井は大引きを撤去して高く張り直していますが、地下には旧状を残しています。2階はツシ2階の形状で、物置となっています。小屋組みは和小屋で、全面の梁は登梁状に湾曲した材を架けています。(「木造ツシ2階建」のツシとは、「厨子」と書き、天井の低い屋根裏部屋のことを表します) -
服部良也家は、服部家(井桁屋)から明治時代に東隣に分家した家柄です。この主屋の西側に建つ土蔵は、分家に際して服部家(井桁屋)から服部家(井桁一)に譲られたもので、県指定の文化財となっています。
倉は、二階建、切妻造、桟瓦葺で、建造は江戸末期と見られています。妻を東海道側に向けて立ち、1階・2階の各1ヶ所に窓を開いています。切石の土台の上に建ち、白漆喰の塗籠造、腰を海鼠壁とする外観は、西隣の服部孫兵衛家の表倉と一連のものとして調和しており、東海道沿いの景観要素として貴重です。 -
さすが、絞りで有名な有松、ありまつの文字が絞りで作られている暖簾が掛けられています。
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服部家住宅(井桁屋)さんの前で。今日も着物で来ました。夏紬です。
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お目当ての有松絞の浴衣生地です。
こちらは、少々難ありのお品ですので、1割引で購入できます。
もちろん、難の箇所をよけて上手に仕立てていただけます。 -
メンズのシャツもありました。
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竹田家住宅です。
http://www.arimatsunomachi.com/map37.html
竹田家は、有松絞の開祖竹田庄九郎の後裔で300年以上の伝統を持ち、有松における代表的家系の一つです。 -
竹田家は、現在も、竹田嘉兵衛商店として絞りのお店を営んでいます。
お伺いした日は、お客様も少ないので、建物の中をご覧になってくださいと言っていただけて、遠慮無く拝見させていただきました。
こちらは、唯一有る洋室の天井です。 -
洋室の全体です。だいぶ和の雰囲気も残っています。
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絞りの中でも、竹田家の得意は、正絹の着物の絞りだそうで、浴衣とは趣の違う、豪華な打ち掛けが飾られていました。
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着物の展示会場にも使われる大広間の欄間です。
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お庭も案内いただきました。
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大きな灯籠が立派です。
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大広間から臨むお庭の景色も素敵です。
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お茶室もありました。
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お茶室の床の間です。
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中庭の向こうにある蔵です。
立派なお宅を堪能させていただきました。
竹田家の皆様ありがとうございました。 -
竹田家を後にしてから、ランチに訪れたのは、「庄九郎カフェ」という有松絞元祖の名が冠されたカフェ庄九郎です。
鮮やかなブルーの椅子が藍染めを彷彿させます。 -
本日のスープとサラダが出てきました。
スープには、蛤が。桑名も近いですからね。 -
主人の注文した手まり寿司のプレート。
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わたしは、手こね寿司風のマグロの漬けがのったお寿司です。
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デザートは、食用の藍で作られたシフォンケーキとアイスクリームです。
食用の藍は、色鮮やかで口にすると少し酸味がありました。 -
名古屋に戻り、名鉄百貨店の地下で奈良井宿の五平餅を買いました。
昨年の朝ドラで何度も登場し、食べてみたかったのです。(^.^) -
名古屋を後にして無事に東京に帰ってきました。
晩ご飯は、東京駅の中の和食屋さんで。
毎日とても暑く、冷たいビールが最高です。 -
先付のお野菜です。
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お椀です。
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そうめんと干し椎茸のお椀でした。
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お造りです。2種のお醤油が個性的でした。
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手巻き寿司です。
木べらに乗った具材を自分で海苔で巻きます。 -
名物の焼きごま豆腐です。
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焼き物のお魚とお野菜です。
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炊き合わせのお野菜です。
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〆のご飯は、焼きおにぎりに出汁が掛けられた物でした。
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デザートです。フルーツの盛り合わせ。
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主人のデザートは、白玉あんことアイスクリームの盛り合わせです。
暑い夏休みでも行きたいと思っていた博物館明治村を堪能し、
いつもの好みとは違った和食で大人な休日を過ごさせていただきました。
わたしは、幸せ者です。
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