2019/09/13 - 2019/09/14
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sunnyさん
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南半球の9月は春、まだ朝晩は冷える南アフリカを抜け出して北半球のヨーロッパ旅行。今年はアイルランドのダブリンに決定。
現地滞在時間が一番長いブリティッシュエアウェイズで当初予約していたものの、パイロットストライキでキャンセルになったと連絡があり(あとで訂正来た)、その次に乗り継ぎのよかったルフトハンザ航空を取り直しました。
ダブリンから、マン島とベルファストへも足を延ばしました。
ダブリンから空路Aer Lingusでマン島へ、マン島からは海路フェリーでベルファストへ。
マン島はグレートブリテン島とアイルランド島の間にある島。イギリス王室の属領で、領主はエリザベス二世。独自の通貨マンクスポンドが使われている。
観光では機関車トーマスのモデルとなった蒸気機関車、公道で競われるオートバイレースのツーリストトロフィー(TTレース)、そしてしっぽのない猫などで知られる。
9月はイギリス&アイルランドのほうが気温が低く、セーターとヒートテックを引っ張り出して荷造りしました。
マン島情報
https://www.gov.im/
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船
- 航空会社
- エア・リンガス
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ダブリンまで予約していたブリティッシュエアウェイズ(BA)から、出発の3週間ほど前に、「パイロットのストライキのためキャンセルになった」とメールが届く。ストライキの日にかぶってないはずなのに、と思いつつ、早いが吉とフルトハンザ航空(LH)のダブリン行きを取り直す。BAはキャンセル。
そしたら、その翌日「昨日フライトキャンセルのメール送っちゃったけど、やっぱり運行するよ」のメールが。このBA珍事件はBBCのニュースでも話題になってた。
しかし、BA仕事早い、数日後には全額リファンドされた。
BAより前にキャンセルした南アフリカ航空は数週間かかるってのに。 -
職場からバスと電車でヨハネスブルク空港へ。オンラインチェックイン&モバイルボーディングパスでさくっと出国完了。
空港の掲示板みると、本日BAは4時間半のディレイ。
キャンセルせずにこの便に乗ってたらダブリンから先のマン島行きフライト乗り継げず、その先予定全て狂うところだった… -
機体はボーイング747ジャンボ、座席は4列席の通路側。
LHエコノミークラスは座席指定が有料で、23時間前のオンラインチェックインからは無料で座席指定開始。帰りはユナイテッド航空のグローバルプレミアアップグレードポイント使って2階席Cクラスにアップグレードできた。
夕飯はチキンカレーを。
ビールはWarsteiner、この路線は缶だけど欧州線は瓶だった。
JNB発は30分遅れたものの、翌朝5時20分、15分早くフランクフルト・マイン空港着。ターミナル1内の乗継も、ZからBゲートのトラム移動。 -
少し時間があったので、エアカナダのメープルリーフラウンジへ。
身支度整え、朝ごはんにヨーグルトとベリースムージー的なものとカプチーノ。
この先のフランクフルトからダブリンがオンタイムで飛ばないとダブリンでのAer Lingusへの乗り継ぎが危うい。
ダブリン空港の最短乗継時間は90分、当初のBAは満たしてたけど、買いなおしたLHは65分しかない。
幸いLHは定刻通りに出発&到着。 -
ダブリン到着。
空港のイミグレレーンが、EUと非EUに分かれてて、到着がエアカナダ&エティハドとバッティングして非EUレーンが長蛇の列。
早々とEUレーンがはけたので、非EUもサクサクと列は進む。
イミグレでは目的と滞在日数など聞かれただけで入国。ここまで機体降りて35分でクリア、乗り継ぎ時間残り30分、そしてボーディングタイム。
ダッシュでターミナル1→2移動し、オンラインチェックインで印刷していたボーディングパス持って乗継セキュリティーチェック完了。
ゲートへ向かう途中に、ファイナルコールで自分の名前が呼ばれているのが聞こえる、ボーディング始まったばかりなのに。
ぎりぎり滑り込みセーフ、この旅の難関事項をクリア、しかしなんでこんな慌ただしんだろ。。
小型のATRプロペラ機のためバス移動。
フライト時間は30分、右手にマン島が見えてきた。 -
ちっちゃな空港に到着。空港コードはIsle of Manそのまま頭文字とってIOM。
Aer Lingusの機体の色とシャムロックのマークが可愛い。
入国審査はなく、すぐ到着ホールに出た。
マン島と、イギリス本土、アイルランド、チャンネル諸島を行き来する場合は、入国審査が免除される。 -
空港の観光案内所でもらったパンフレットと、駅でもらった時刻表
マン島の地図はここからダウンロードできる
https://www.gov.im/media/1361198/isle_of_man-0419.pdf
山ほど立派なパンフレットを出してもらったが、荷物になるのでお返しした。
電車・バス1日乗り放題17ポンドを購入。
観光案内所で買うとしたら、バスの運転手から直接買ったほうが安いといわれた。
バス都度払うと3.1ポンド。 -
空港建物のすぐ外に、マン島のシンボル・三脚巴トリスケルのオブジェ。
いたるところで目にすることになる。
最初は違和感あったけど、そのうちかわいいとおもえるようになった。 -
ダグラス行きのバスに乗り、ホテルへ。
外灯にもトリスケル。
チェックインの時間前だったけど、空きがあるようで部屋に入れてもらえた。
シャワーを浴びてすっきりし、散策開始。 -
1日券買ったからには、乗り倒さなくっちゃ。
マン島と言えば、鉄道。
かわいい鉄道駅Douglas駅の駅舎。中は売店やカフェ併設。
売店では、マン島やマン島鉄道の土産が買える。 -
蒸気機関車のハガキを購入。UKポンド札を出すと、Manxポンドでお釣りが戻ってきた。
Manxポンドはお札とコインにトリスケルが描かれている。
2つのポンドは等価だけど、Manxポンドはこの島でしか使えないので使い切る。
郵便局で買った切手はツーリストトロフィーのバイク柄。
鉄道バージョンのが良かった、Laxey駅に鉄道切手売ってた。 -
本日のSteam Railwayの出発時間、1日4本。
次は13時50分か、まだ1時間以上も時間がある。
時刻表によると、3月中旬から10月までほぼ毎日1本以上運航されている。
多い日で1日6本運行がある、5月終わり、7月中旬から8月下旬の金曜土曜のみ。 -
ランチは軽めに中華。
駅近くにあるMrs Yang、目の前はヨットが停泊しているQuay。
シンガポールビーフン。
ローカルビール置いてないというのでジンジャーエール。全部で13ポンド。 -
ランチを終えて駅に戻ると、見学していた人がぞろぞろと帰っていく。
ちょうどPort Erinから戻ってきた蒸気機関車が車両基地に戻っていった後だった。
Douglas駅のホーム。
誰もいないので、発車時刻の30分前からうろうろ見学。 -
車掌さんが「次は13時50分だよ」と教えてくれる。
ホームの先は行き止まり、向こうに見える車庫で、メンテや燃料石炭補給がされている。 -
左はこれから乗る車両、右は食堂車の連結されている車両。
ダイニングカーは、毎月1回、7-8月は数回、木曜日に連結される。
発車時刻が近づくと、ホームに乗客がぞろぞろ入ってきた。
ペット連れてるご夫婦も。 -
先頭の機関室車両が車庫から戻り、連結されたらそろそろ出発。
ぽっぽーという威勢のいい汽笛が鳴り響く。 -
客席は1個1個独立していて、通路での行き来ができない。
ドアノブを閉めたら完全個室。
この日はCastletownまで貸切だった。 -
窓は木枠で、下に押し下げて開閉するタイプ。
固定されていて完全に下がらない。
内部もレトロ。
壁には昔の写真が数枚飾られ、天井にはランプ。 -
Castletownまでは30分の旅。
車窓が美しい。
きれいに巻かれた麦俵が置かれた畑と、その先には海。 -
緑の茂った牧場では、牛やヒツジが放牧されている。
気持ちよさそうだなあ。 -
Douglasの次の駅、Port Soderick駅。
英語表記と、マン島のことばManxの併記。
どこの駅舎も可愛い。 -
Castletownまでは4つ駅があるのだけど、停車したのは2回のみ。
残りはリクエストベースの停車駅で素通り。 -
14時20分にCastletown駅に到着。
ここで数名が降りた。みんな終点のPort Erinまで乗って行くのかな。
石造りの可愛い駅舎 -
乗ってきた車両をお見送り。
また機関室のお兄ちゃんが手を振ってくれた。
この2日後に旅友がここ同じ場所で写真撮っていたw -
Castletown駅舎の中はレトロな内装で素敵な空間。
常に人が並んでいて迅速で的確な処理が当然のごとく求められる東京の駅の窓口とはずいぶんと違う。もちろん輸送量も違うけど。 -
Castletown駅前に何軒かパブがあった。
町散策終わったら、後で飲みに戻ろう。 -
Castletownて駅の名の通り、お城がある町。
これはCastle Rushen
中に入る時間はなかったので遠望だけ。
一番見たかったPeel Castle、ここからPeel行きのバスは週末しか運行されてなかった。。明日は半日離島へ行くからもう時間ないや。 -
計画変更しバスでDouglasに戻り、今度はElectric Railwayで北部へ向かうことする。
バスの時間まで20分ほどあったので、パブでBushy'sを1杯。
まあ普通に水分補給。
別のエールビールOkell'sのほうが好みだった。
そして個人的にはLH機内で飲んだWarsteinerのほうが断然美味しい。 -
Castletown駅前からバスに乗ってDouglas方面へ。
滞在中にこのバスルート、4回通った。
Douglasを通り過ぎてDerby Castle駅でバスを降りる。
ここからElectronic Railwayに乗り換える。
ちょうど北部Ramseyから戻ってきた車両が到着。 -
DouglaにあるSteam Railway駅とElectric Railway駅は離れていて、
その間は、このHorse Tramwayで繋がれている。
歩ける距離だし、常に混雑してて一度も乗る機会がなく。 -
Electric Railwayは2両編成。
窓付き部屋タイプと、オープンタイプの2種類。
本日最後の運行で、途中のLaxeyまで行って引き返す。 -
風がちょっと冷たかったので、行きはこちらの窓ありの車両に乗る。
しかし眺めがいまいちだったので、帰りはオープンタイプに移動した。 -
Derby Castle駅の前にもパブがあり、昼間っから飲んでいる人たち。
ここ、鉄にはたまらん立地だろうなあ。
私も今すぐjoinしたい。 -
本日最終便は私の他、2名の合計3名で出発。途中駅までしか行かないので少ない。
Laxeyまで行ってそのまま引き返す物好きは私くらいか。
車掌さんからも、Laxeyよく見れたかい?なんてツッコミが。
この路線の駅もかわいいなあ。 -
海や丘の眺めが素晴らしかったが、窓があってうまく写真撮れず。
30分で終点Laxey駅に到着。
ここからさらに北部Ramseyに向かうが、私が乗ってきた車両はここが終点。
別の路線Mountain Railwayに乗り替えると、マン島の頂上Snaefellまで行ける。 -
折り返し出発までの15分、駅の近くを散策。
ポストがあったので書き終えたハガキを投函。
何日くらいで着くかな? -
LaxeyからDouglas方面の車窓。
吹き抜けの席で窓がないのでいい眺め。 -
ときどき公道と交差したり並列して走る。
ここをツーリストトロフィーでオートバイが走るんだね。
ちょうどリバプール行きかな、フェリーがダグラス港から出発したのが見えた。 -
17時25分にDerby Castle駅に戻ってきた。鉄道の旅終了。
宿までは2キロほどなので、ダグラスの海岸沿いプロムナードを歩いて戻る。 -
夕飯はDouglasの中心部まで出かけず、宿の近くのレストランTITANで。
http://www.titanbroadway.com
めぼしい選択肢がここしかなかったが、Googleの評価は高い。
ナミビアビールや南アワインがあった。 -
Bushy’s瓶ビールはツーリストトロフィーのラベル
Toro Titanというサーロインステーキをオーダー。
ジューシーで美味しかった。
ほんとはシーフード食べたかったんだけど、肉中心のメニューだった。 -
翌朝8時前、まだ人気もなく静かなDouglas
宿のある通りからバス停を目指す途中、海が見える -
ここからバスに乗ってPort Erinを目指す。
マン島の離島、Calf of Manの旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11543126 -
Calf of Manへのショートトリップから戻り、バスでDouglasに戻ってきた。
Manx Museumへ。
今日からマン島の画家William Hoggatt展が開催されている。
美しいマン島の風景が飾られていた -
Manx Museumにマン島猫Manxがいた(なんでもManxになってしまう)。
マン島発祥の猫で、尾っぽがないのが特徴。
今は限られた場所でしか見られず、その1つが、CastletownとDouglasの間SantonにあるCat Sanctuary。バスも停車駅があり、アクセスできる。
この時期は水曜と日曜午後のオープン。 -
最後は、旅友から教えてもらった地元のパブOld Market Innへ。
入り口が2つ、かつては労働者階級用のパブリックバーと、中流階級以上の客のためのサルーンバーに分かれていた。
現在はそんな区別は関係なく、好きなほうに入れる。 -
手前は常連さんたちで満席だったので、奥へ。
大衆居酒屋なので、1杯2.5ポンドとお安い、現金払いのみ。
近くにいたおっちゃん達とおしゃべり。
よくこんな場所に来たねと言われたので、友人から紹介されたと伝える。
ここは地元の白人しかいない。イギリスって多国籍なイメージだったけど、ここマン島は移住要件が特に厳しいらしく、一般労働者は受け入れない方針のようだ。 -
このあとレストランで軽く夕食を取り、フェリターミナルへ、
空港より巨大なターミナル。
ダグラス港からは、ベルファスト、リバプール、ヘイシャム行きが出ている。 -
DouglasからBelfastまでのフェリーは片道26.50ポンド。事前にネットで予約
http://www.ferries.co.uk/
予約時のスケジュールだと3時間で着くはずが、 大型フェリーなので5時間かかるって。ベルファスト到着が夜中すぎ、しかも土曜夜。。埠頭から市内までタクシー捕まるかな。。このあと不安は的中、タクシー難民になる><
船内には、カフェ、バー、免税店などがあり広々。
マン島を船でゆっくりと離れ、北アイルランドのBelfastへ向かいます。
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