12019年4月28日は、黄金週間の前半戦がスタートした翌日であった。この日、筆者は、昨年の6月に隠れキリシタンの史跡が世界遺産に認定された、熊本県天草市を訪ねる旅に出た。まずは、午前5時にパソコンのメールをチェックしたら、天草エアラインから二通のメールが届いていた。送信日付けと時刻は、4月26日午後7時13分であった。「筆者が搭乗予定の、4月28日の熊本発天草行きのAMX202便と４月30日の天草発熊本行きのAMX201便が、パイロット一名の病欠並びに機体のエンジン故障の修理のため両便共に欠航となった」とのお知らせであった。天草と熊本間には天草エアラインしか就航しておらず、代替としての航空路がないため、両地の往来方法は、陸路と海路の組み合わせしかなかった。とりあえず、この二通のメールを印刷した後、熊本空港から、宿泊予定の「ホテルアレグリアガーデンズ天草」の最寄港である、天草市本渡港までの最短移動手段を調べてみた。熊本空港からリムジンバスで熊本駅まで行き、そこからJR三角線に乗り換え、三角港で下車した後、三角港からフェリーで本渡港へ渡るのが一般的であったが、上手く乗り継げたと仮定しても、所要時間は優に3時間は超える。料金は航空機よりも安いのだが、時間がかかる。同じ規模の離島である佐渡島では、空路が休止状態のため、海路以外の移動手段がないが、天草ならば、空路が絶たれても、陸路と幾つかの海路がある。天草に辿り着くためには陸海を組み合わせた幾つかのルートがあるが、金に糸目を付けなければ、タクシーでの移動が最短時間で目的地に辿り付ける。所要時間は２時間10分ほどであり、料金は25000円ほどだ。普通の金銭感覚の人ならば、天草エアラインが欠航になった際は、陸路と海路経由での移動をまず頭に浮かべるだろう。だが筆者は、欠航の多い天草エアライン利用の際は、欠航を想定した代替移動手段の事前のシミュレーションが必要と判断し、その結果、欠航時の移動手段はタクシーが最適と判断していた。<br /><br />この日は、羽田発10時熊本行きのANA643便を予約してあった。通常期ならば午前7時に自宅発でいいのだが、黄金週間は首都高が混雑するかもしれないと思い、午前５時29分にi8ロードスター（2500万円で購入した）を発進させた。意外にも都道及び首都高は空いており、羽田の第四駐車場へは午前６時11分に到着した。いつもより1分ほど時間がかかったのは、屋根オープンで走行したからだ。６時16分に駐車を完了したが、扉を開閉するための暗証番号の入力方法が、ダイアル式に変更となったため、やり方に手間取り、扉の閉鎖完了は６時29分だった。駐車料金精算所前通過が、同31分で、Dゾーン到着は同34分であった。自宅出発からDゾーン到着まで、1時間5分を要する結果となった。旧型の白のｉ８クーペに乗っていた頃はDor to dorで最短５４分の記録を保持していた。<br />

天草旅行（自宅から羽田空港まで）

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2019/04/28 - 2019/04/28

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ANASFCさん

12019年4月28日は、黄金週間の前半戦がスタートした翌日であった。この日、筆者は、昨年の6月に隠れキリシタンの史跡が世界遺産に認定された、熊本県天草市を訪ねる旅に出た。まずは、午前5時にパソコンのメールをチェックしたら、天草エアラインから二通のメールが届いていた。送信日付けと時刻は、4月26日午後7時13分であった。「筆者が搭乗予定の、4月28日の熊本発天草行きのAMX202便と４月30日の天草発熊本行きのAMX201便が、パイロット一名の病欠並びに機体のエンジン故障の修理のため両便共に欠航となった」とのお知らせであった。天草と熊本間には天草エアラインしか就航しておらず、代替としての航空路がないため、両地の往来方法は、陸路と海路の組み合わせしかなかった。とりあえず、この二通のメールを印刷した後、熊本空港から、宿泊予定の「ホテルアレグリアガーデンズ天草」の最寄港である、天草市本渡港までの最短移動手段を調べてみた。熊本空港からリムジンバスで熊本駅まで行き、そこからJR三角線に乗り換え、三角港で下車した後、三角港からフェリーで本渡港へ渡るのが一般的であったが、上手く乗り継げたと仮定しても、所要時間は優に3時間は超える。料金は航空機よりも安いのだが、時間がかかる。同じ規模の離島である佐渡島では、空路が休止状態のため、海路以外の移動手段がないが、天草ならば、空路が絶たれても、陸路と幾つかの海路がある。天草に辿り着くためには陸海を組み合わせた幾つかのルートがあるが、金に糸目を付けなければ、タクシーでの移動が最短時間で目的地に辿り付ける。所要時間は２時間10分ほどであり、料金は25000円ほどだ。普通の金銭感覚の人ならば、天草エアラインが欠航になった際は、陸路と海路経由での移動をまず頭に浮かべるだろう。だが筆者は、欠航の多い天草エアライン利用の際は、欠航を想定した代替移動手段の事前のシミュレーションが必要と判断し、その結果、欠航時の移動手段はタクシーが最適と判断していた。

この日は、羽田発10時熊本行きのANA643便を予約してあった。通常期ならば午前7時に自宅発でいいのだが、黄金週間は首都高が混雑するかもしれないと思い、午前５時29分にi8ロードスター（2500万円で購入した）を発進させた。意外にも都道及び首都高は空いており、羽田の第四駐車場へは午前６時11分に到着した。いつもより1分ほど時間がかかったのは、屋根オープンで走行したからだ。６時16分に駐車を完了したが、扉を開閉するための暗証番号の入力方法が、ダイアル式に変更となったため、やり方に手間取り、扉の閉鎖完了は６時29分だった。駐車料金精算所前通過が、同31分で、Dゾーン到着は同34分であった。自宅出発からDゾーン到着まで、1時間5分を要する結果となった。旧型の白のｉ８クーペに乗っていた頃はDor to dorで最短５４分の記録を保持していた。