曇り空の下の水中華

2019/07/01 - 2019/07/01

茨城県内で一二を争う紫陽花の名所「雨引観音」。
7月一日に紫陽花を池に浮かばせる「水中華」を見に行きました。
その日の前日は台風が通過したこともあり、山が荒々しさを見せました。
曇り空の下のお寺と紫陽花が幽玄の美をにじみ出していました。

エリア 桜川(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車

しょっぱなから話が逸れるが、星空好きの私としては晴れ渡る空がもちろん大好物ですが。天気が不安定の時の空なども独特な美があって、とてもいいと思います。

以上の3枚は7月5日につくば駅付近で適当に撮った写真ですが、割と珍しい空模様だったので、ついでに張っておきました。
右端に映っているのが筑波山ですね。

つくば駅 駅

そして本題に戻ります。
雨引観音の駐車場は山の結構高い所にあるが、駐車場より約100メートル下から石段(参道)があります。
この御時世だから利用する人が少なく、その隣に設置された長椅子が写真のようになっています。
正直今回の観光で個人的に一番のお気に入りがこの一枚です。
コケに覆われる長椅子、神域の中の鬱蒼とする木々たちに囲まれ、薄暗い曇り空の下でまるで別世界に迷い込んだと錯覚しました。

雨引山楽法寺(雨引観音) 寺・神社・教会

石段の入り口です。

そしてお寺の山門を飛び越えて、いきなり境内の亀楽園になりますが。
ガチョウ(？)だちが仲良く歩く姿は癒やされますね。
でも実地だとちょっと動物の匂いがあるので、駄目と感じる人もいるかもしれません。

鐘楼堂近くの紫陽花も綺麗です。
他の紫陽花名所に比べて、手入れがよくされてる感じがあり、花が大きい上に傷が少ない印象があります。

表紙の一枚ですね。
一応紫陽花がテーマで、長椅子を表紙にするわけにもいかないので、こっちにしました(笑)。
雨引観音は面白いお寺で、亀なり、ガチョウなりそしてクジャクも境内に歩いてます。
まだ荒々しい感じのある山、紫陽花そしてクジャクを同時に画面に納めることができたので満足です。

中門です。

日が落ちるとライトアップされます。

中門付近の紫陽花。

中門付近の紫陽花。

境内の高台からの景色。

境内の高台からの景色(夜)。

小池の水中華。
形でもお察しの通りカップル向け感があるが、観光客は家族連れが多い印象でした。

大池の水中華。

夜になるとブルーとレッド系(紫陽花の色かな？)でライトアップされます。

撮影する方がいっぱいいますね。

おまけ
後ろ山にある水子地蔵様です。
ちょっと怖い雰囲気があります。

そして山にいるクジャクです。
気ままに本堂の方に降りることも多いですね。