初めての香港　マカオツアー

2019/01/19 - 2019/01/21

主人のお仕事の関係で２泊３日のツアー。
楽だけど忙しい。でも無駄がなくて、時間の無い旅には良かったかな

エリア 香港(香港)

今回も恒例の
いってきます乾杯！
成田空港第一ターミナル。
店員さん全員外人さんで、成田なのにいきなりオールEnglishであたふたしつつ　かんばーい！
今回は香港&マカオです

初の香港です。着いたとたん主人が喉が痛いと言い出しました。そう言えば１月という時期は香港もスモッグが多いと聞いたっけ。ツアーだったので、何度もいらしている方もいらして、こーゆー景色が香港っぽいのよねーって。
たくさんの高層住宅に私たちは圧倒されっぱなし。

とても人気の高い占い通り。
休日は長蛇の列なんだそーです。
やっぱり風水とか占いとか生活の一部で
とても大切にされてるんですね

主人が香港行ったら楽しみにしていたこの街中の看板。夜、二階建てバス乗って観光もしましたが、いまは看板自体かなり減ってしまっていること。看板の真下を走ってはいけないこと。等あるそうで、きれいなスポットでバス停めて写真撮影タイムとりますとバスガイドさんお話していたのですが、結局看板の下ではなく、
後ろのビルの電光掲示板の前で停まってくれました。

香港のお正月は毎年日付変わります。
毎年６月頃に、来年の発表があるとか。
今年は２月上旬。私たち行ったのは１月末だったので、どこへいってもお正月飾りがたくさん。たくさんの豚さんが飾られているので、お正月は豚肉食べようみたいなことかと思ってたら、なんのことはない、干支でした。
亥年、香港に亥はないので豚年。
お正月の時は、お店などお休みしてしまうところが多いので来ないほうがいい。とガイドさん。

ホテルの中もお正月飾り。キレイ。

今回のホテルは行く前から香港好きの方々から言われてました。なんでそんな街から離れたホテルにしたの？なんで初めての香港でそんなとこいくの？
そー言われても、ツアーなんで。
香港の中心部からはバスで一時間かかる
『ゴールドコーストホテル』さんです

なんだか恐る恐るだったけど、行ってみて今回の旅で一番当たり！
確かに遠いけど、その分街中のホテルより
はるかにゆったりとしたお部屋。景色もいいし、まわりにはショッピングモールもあるし。もっともっとゆったり滞在したかったくらい。

お部屋からの眺め。大きなテラスがあって、
気持ちいい時間が過ごせました。

途中コンビニで買ってきたビールで乾杯。
香港でも、クラフトビールは流行ってきているそうですが、日本のように、コンビニでいろいろ選べるというわけにはいかず。今回はお目にかかることができませんでした

ホテルの目の前はマリーナ。
高級そうな船が何隻も停泊していました。

旅に出ると主人は美味しいビールを探し、
私はパン屋さん巡り。
香港きたらどーしても食べたかったひとつ、
名物の『パイナップルパン』
ふわふわで甘くて美味しかったです。
いつもはお財布握るのは私ですが、旅行中は主人にお財布渡して、私は子供のように
あー、これ買って～。あれ食べたい～。
これ、想像以上に気持ちいいです。

なので、パイナップルパンがいくらなのかはっきり覚えていないのですが、確か100円位だったかと。街中いろんなところで売ってます。
有名店もあるけれど、今回はぎっちぎちのツアーなので自由時間がなくて、探索はできず。
ぞろぞろ団体の先頭を歩き、
移動途中にあるお店見つけては、
列を離れて
あ、これ買って！
えっ、あ、うんうん！
ぞろぞろみんなが歩いてる途中で慌てて主人がお財布出して一番後方までに買い終わるというのをやってました。
最初はみんなから
え？それどこで買えたのー？なんて言われてましたが、みんなもだんだん上手になって
最後のほうはみんないろんなものを手にもってバスに戻ってきてました。

これは肉まん。一口サイズで中は甘いホロホロなチャーシュー。ツアーでちゃんとお食事ついてるのに、食べ歩きは楽しくてお腹パンパンだけどやめられない～

これは甘栗。
これもみんな買っててバスの中であちちーってお裾分けいただきました。

驚いたのはこれ。
日本人が、お花をちょちょっと買うように、
香港の方々は金魚を買うそうです。風水で金魚はとてもよいそうで。
こうしてビニール袋に入って、たくさん吊るしてあって売ってます。よくみると、金魚だけでなくザリガニとかしゃこみたいのとかいろいろ。
毎日酸素入れてるから元気だよって言ってたけど、あんなにたくさん無理だと思うなぁ。死んでるのもいたし。

ツアーの中では海老ワンタンで有名な『糖朝』にも行きました。ワンタンはほんと美味しい！麺は日本の勝ち。これは香港人のガイドさんもそうおっしゃってました。

マカオにも高速ジェットフェリーで渡りました。
通常なら一時間。通常なら。
私たちの乗った船は、途中でゴンっ！と大きな音をたててそのまま停まってしまいました。
しばらくユラユラユラ。
あとからくる後続の船にどんどん抜かれていきます。なんの説明もなく、そのうち他の船が助けにくるのかな。修理してるのかななんて主人と話していたのですが、そのうち係員のかたが、
救命胴着の説明を始め出して、
え？沈没しちゃうの？
するとしばらくして、
ビスケットとお水を配り始め、
え？漂流？
主人は慌てても仕方ないと、ひたすら隣でグーグー寝てて、おいおいそりゃ違うだろ。
私は、体力つけとこうと、ビスケットモグモグ。
それも違うかな(笑)
とにかくそのあとエンジンやっとかかってのんびりのんびり進み、四時間お近くかかってやっとマカオ到着

マカオではマカオのガイドさんが首長くして待っておられて、その日マカオでは午前中から夕方滞在予定でしたがすでに２時すぎていたので、観光地スポット絞って、早歩き。写真は撮る場所で止まってあげるから、あとは迷子にならないように必死についてきて！
って。とりあえずカルガモ親子のようにほんとに必死にガイドさんについて歩きます
マカオは、お天気も空気もよくて、世界遺産はやはりガイドブックより迫力あって、ゆっくり見られなかったけど良かったです。
主人と、今度はマカオだけゆっくり来ようねと。

大忙しのマカオから戻り、
香港の夜景をまた楽しみます。
二階建ての屋根無しバスで街中走り、お正月の飾りでますます華やか。ビルとビルの間にも電飾キレイ。

ガイドブックでほんとに死ぬ前に一度は見たい世界の三大夜景のひとつってなってるから過剰期待し過ぎたかな。確かにキレイだけど、
ガイドさん的には、今日の夜景はモヤがかかって、80%だそーで。
でも、ま、見られて良かった。
山の頂上からみる感じなので、途中から完全にガスって全く観られない日も多いのだそうです

山の上からの夜景より、船からの夜景のほうが私は好きでした。香港は昼間はとてもごちゃごちゃしていて、見たくないものまで見えてしまうけれど、夜はいいですねー
なにも考えず夜風に吹かれながら、ユラユラユラ。気持ちいいです

生活感溢れる香港らしい雰囲気。きっとそこにいるみなさんが生き生きとたのしそうならそう感じられたでしょうが、お国柄なんでしょうか。
笑顔は全く全く全くありません。お店の人もお客さんもみなさん険しい顔。
なんでなんだろ。
香港人ガイドさんが、いまの香港の人工過密や、貧富の差や、失業率の高さや、若者が居ないこと、観光で栄えた街だけれど観光客に飲み込まれて暮らしにくい街になっていること、大気汚染、など、ほんとに、ため息まじりで三日間いろんなお話してくれました。
ガイドさんは正直な意見をお話してくださったのだと思いますが、初めて行った私達には、
香港の方々が可哀想に思えてきました。
お金が、すべて！お金が第一！ってお国柄の価値観も、そりゃそーなんだけど、なんだか寂しい。

最終日の朝。今日も朝からスモッグでガスってますが、朝日が幻想的に見えます

香港の街中からバスで走ること一時間半くらいかな。この辺りは高級住宅地。
みんなお手伝いさんを使っているような街。
海すぐそばにも高層マンション建ち並んでます
なぜこの辺り高級なのかというと空からみるとすぐわかるそうで、龍の道が通ってるんだそうです。風水でとても大切な龍。
くる途中途中のお家、一軒家でもマンションでも龍が通るところは門や、建物は避けてありました。

このマンションには大きな穴が。ここが龍の通り道です
そして、数字の意味の力もすごいみたい。
車のナンバーをいい数字にしたいとものすごい高額で買うのだそうです。
たまたま街ですれ違った車のナンバーが18

わおー！すごい！凄すぎる！僕も初めてみたよ！あのナンバーは多分何百万ってするよ！
この間28番が1500万で買われたんだから！

ってガイドさん、この三日間で一番の熱い熱い盛り上がりでした。

犬大好きな私たち。旅先では街中のワンの様子もいつも気になります。香港ではあまりお散歩しているかた見かけませんでした。
人工過密により、８畳一間のマンションに家族だけではなく、一族みんなで住んでるような人々はペットを飼えるような余裕はなく、
富んだ方々はペットはお部屋で飼っていてお庭で遊んでいるそうで。
犬を食する文化もまだ残るアジア。この国では犬は幸せに暮らせているのだろうかと思っていたら最後にこんな建物見つけました。
なんとなく少し　ほっ。

いろんな顔を見せてくれた香港マカオ。
美味しいものをたくさん食べて、盛りだくさんツアーで朝から夜までいっぱい楽しめました。

初めての海外はとりあえずツアーで効率よく回り、気に入ったところはまた個人でゆっくり来ようねってことが多い私たち。
次回はマカオをゆっくり見たいなとおもいます。