2019年　ウンブリア、トスカーナの小さな街と北イタリア　⑪ジェノヴァ一日目

2019/04/27 - 2019/04/27

3/27（水）
ラ・スペッツァ9：50発→11：15ジェノヴァ着　
市内交通一日券（4.5ユーロ）を購入。

中世の時代、ヴェネツィア、ピサ、アマルフィと並んで海洋国家として繁栄したジェノヴァ。ジェノヴァ港は現在もイタリア最大の貿易港であり活気にあふれています。
1576年ジェノヴァでは富裕貴族の豪邸を迎賓館（ロッリの館）として利用することを法律で定めた。それらの邸宅が立ち並ぶ通りが「ストラーデ・ヌオーヴェ」として世界遺産に登録されている（ガリバルディ通り、カイローリ通り、バルビ通り、サン・ルーカ通りなど）

日程
　　3/18（月）ローマ着
　　3/19（火）ローマ→スポレート（泊）
　　3/20（水）スポレート→オルヴィエート（泊）
　　3/21（木）オルヴィエート→モンテプルチャーノ（泊）
　　3/22（金）モンテプルチャーノ→ヴォルテッラ（泊）
　　3/23（土）ヴォルテッラ→ピサ⇔ルッカ（ピサ泊）
　　3/24（日）ピサ→ラ・スペッツァ（泊）
　　3/25（月）ラ・スペッツァ⇔ポルトヴェーネレ
　　　　　　　　　　〃　　　⇔チンクエテッレ（ラ・スペッツァ泊）
　　3/26（火）ラ・スペッツァ⇔チンクエテッレ（ラ・スペッツァ泊）
　★3/27（水）ラ・スペッツァ→ジェノバ（泊）
　　3/28（木）ジェノバ→ベルガモ（泊）
　　3/29（金）ベルガモ（泊）
　　3/30（土）ベルガモ→ローマ（泊）
　　3/31（日）ローマから帰国

エリア ジェノバ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブリニョーレ駅。
宿は駅から徒歩5分、コロンボ広場のホテル・リッチ。　 hotel Ricci

まずはホテルすぐそばにあるメルカートへ。Mercato Orientale.
修道院のキオストロ（中庭と回廊部分）を利用して造られた歴史ある市場。

野生のアスパラガスがあります。
「イタリア小さな村の物語」によく登場します。

市場前はXXセッテンブレ（9月20日）通り。
ここを西に進むとフェラーリ広場です。

XXセッテンブレ通り。
高架を過ぎるとアーケード（ポルティコ）を持つ重厚な建物が両側に続く。
アーケードはおしゃれなショッピング街です。

フェラーリ広場に出る。

フェラーリ広場。
噴水の向こうはパラッツォ・デッラ・ボルサ・ヴァローリ　旧証券取引所。

ポルタ・ソプラーナ通りを東へ。
ソプラーナ門、コロンブスの家を見に行きます。

旧市街入口のソプラーナ門。

門を出たところに、St.Andrew 修道院の回廊部分の遺構。

修道院回廊の隣にコロンブスの家。
コロンブスが幼少期に過ごしたとされる家が復元されている。

ごく小さな建物なので通りすぎてしまった。

ソプラーナ門外側。

ソプラーナ門内側。
ソプラーナ門から二つの通りが延びていますが門の真正面はサリタ・デル・プリオネ通りです。

サリタ・デル・プリオネ通り。Salita del Prione.
この通りから小さなエルベ広場を経て再びフェラーリ広場へ。

フェラーリ広場に戻る。
広場北のギリシャ風の建物はカルロ・フェリーチェ劇場。

劇場前のガリバルディ像。主な広場には大抵ガリバルディがいますね。
次にサン・マッテオ教会に行こうとして全く違う方向のフォンターネ・マロゼ広場まで行ってしまった。方向音痴で全くしょうがない。

サン・マッテオ教会。なぜか半分しか写っていません。

サン・マッテオ広場の周りにはジェノヴァの名門ドーリア家の建物が集まる。
教会と同じく縞々です。

サン・マッテオ教会、回廊部分。

フェラーリ広場西隣のジャコモ・マッテオッティ広場。
ジェノヴァ総督の公邸であったドカーレ宮。

ジャコモ・マッテオッティ広場からサン・ロレンツォ通りへ。

サン・ロレンツォ大聖堂。
白と黒の縞々模様が美しい。

次に旧港（ポルト・アンティコ）へ向かう。
ヴィーコ・デル・フィロ通りからカンネート・イル・クルト通りへ。
カンネート・イル・クルト通りは、狭いけれど明るく活気がある。

サンジョルジョ宮殿

サンジョルジョ宮殿の前は旧港。
クレーンの吊り下げ式展望台ビーゴが見えています。

この後、まだチェックインが済んでいないので地下鉄サンジョルジョからホテルに戻る。

ホテルで一休みして再び旧港にやってきました。

ヴァッカ門。Porta dei Vacca.　旧市街の西門。
この門から「ストラーデ・ヌオーヴェ（新しい道）」をたどって、プリンチペ駅まで歩きます。

ヴァッカ門。

ヴァッカ門を入ってカンポ通りを行く。

カンポ通り、ヴァケッロ広場の水場。　Piazza vacchero

カンポ通りをしばらく行くと建物に囲まれた小さな空間、カンポ広場。

ちょっと寄り道して旧港のアーケード街へ。

鉄道旅行の番組に出ていたフリットの店カレーガCaregaに寄ってみた。
イカのフリットはリオマッジョーレの方が美味しかったかな。

カンポ通りはフォッサテッロ通り、サン・ルーカ通りと名を変えて南に続く。

サン・ルーカ通りのサン・ルーカ教会。　　

サン・ルーカ通り。

サン・ルーカ通りから脇道を覗き見る。危ないような路地。

サン・ルーカ通りはバンキ広場で終わり。

バンキ広場。　Piazza Banchi.　正面にサン・ピエトロ教区教会。

バンキ広場を東に折れて　バンキ通りを行きます。
たぶんこちら方向だろうと見当をつけて進み、ガリバルディ通りにたどり着きました。
帰国してから写真、グーグルマップなどを突き合わせると、
バンキ通り→オレフィチ通り→ソツィリア通り→ルッコリ通り→フォンタ・マロゼ広場→ガリバルディ通りへと歩いていたことが分かりました。

写真はソツィリア通り　Via di Sozigliaの様子です。サン・ルーカ通りより道幅もあり賑やかな通りです。

ガリバルディ通りにやってきました。ずらりと豪邸が並びます。

ガリバルディ通り入ってすぐ左手Palazzo Carrega-Cataldi.

ポデスタ宮。Palazzo Podesta

ポデスタ宮、エントランスホール。

ポデスタ宮。エントランスを抜けると奥に庭園があります。

トゥルシ宮（市庁舎）

市庁舎に入っていきます。

玄関ホールの階段を上がると回廊があります。

通りから市庁舎を眺める。
ガリバルディ通りの邸宅群の中でもひと際大きく、両翼に庭園を備えている。

赤の宮殿

白の宮殿

白の宮殿

メディリアーナ宮。Palazzo Grinaldi della Meridiana

メディリアーナ宮からはカイローリ通りとなる。

カイローリ通りから少し奥まったところにサン・シーロ教会がある。

中は驚くほど豪華です。

カイローリ通りを突き当り、西に行くとバルビ通りに入っていきます。
バルビ通り入口にサンティッシマ・アンヌンツィアータ教会。

ジェノヴァの教会は比較的すっきりした外観に比べ内部は驚くほど豪華、海洋国家としての繁栄のほどがうかがえます。

アンヌンツィアータ教会から西、プリンチペ駅までがバルビ通り。
バルビ通りのバルビ宮殿　Palazzo Balbi Senarega.

ジェノヴァ大学となっている宮殿。

大学宮殿に入ってみます。

階段の両側に立派なライオン像。

こちらのライオンは笑っている。

ライオン階段を上がったところはトゥルシ宮（市庁舎）と同じように回廊になっています。

大学宮殿の斜め向かいに王宮。Palazzo Reale
ガイドブックによれば、1830年頃、サルディーニャ王のサヴォイア家の住居であったため王宮と呼ばれている。
王宮の向かいにあるサンティ・ヴィットーレ・カルロ教会には入りませんでしたが後で調べてみるとこの教会も素晴らしく豪華です。

バルビ通りを少し下ったところに昔の共同洗濯場がある。
王宮100ｍほど西の建物をくぐり抜けて階段を下りたところです。

17世紀に造られ1960年頃まで使われていたそうです。

バルビ通りの終点、プリンチペ駅前に来ました。

駅前広場にジェノヴァ出身のコロンブス像。

プリンチペ駅。

灯りがともり始めたプリンチペ駅前風景。

プリンチペ駅から少し離れた地下鉄駅にあるバスターミナルを下見。
明日午後、ここからバスでベルガモに移動します。

黄昏時、旧港に沿って走る大通り。

海洋博物館、マリーナなど、暮れゆく港の風景を楽しんだところで本日の街歩き終了。
Darsena から地下鉄でホテルに帰ります。