メキシコ独立戦争の発祥の地のドローレス・イダルゴとナザレのイエスの聖地アトトニルコ

2019/05/16 - 2019/05/16

メキシコ独立発祥の地のドローレス・イダルゴの街とその郊外にあるナザレのイエスの聖地アトトニルコを訪れました。ドローレス・イダルゴはイダルゴ神父が独立の演説をおこなった場所、教会です。またアトトニルコは世界遺産に登録されている教会です。

エリア その他の観光地(メキシコ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

ドローレス・イダルゴは
グアナファトから北東５５キロほど離れた街です。
眼下にはドローレス・イダルゴの街が見えます。

ドローレス・イダルゴはメキシコ独立運動の発祥の地として
知られています。
以前はドローレスという街でしたが、
イダルゴ神父の名をつけて呼ばれています。

この教区教会の神父であったミゲル・イデルゴが
１８１０年９月１６日にミサに集まった人たちに対して、
スペイン、メキシコ植民地政府を批判する演説が
独立運動のきっかけになっています。
「メキシコ万歳」という叫びは有名になっており、
メキシコ独立記念日にはこの言葉が発せられます。

教区教会の前には広い公園（プリンシパル広場）になっていて
ミゲル・イデルゴの銅像があります。

ミゲル・イデルゴの銅像です。

教区教会のファサードです。
チュリゲラ様式の建物です。

教会内です。
特段華美ではなく、ごく普通の教会の内観です。

正面祭壇です。

繊細な装飾がある縦陣です。

公園にはドローレス・イデルゴの看板があります。

暑い日なので人気のアイスクリームを食べます。
教区教会前にあるアイスクリーム店です。
３０種類以上のトッピングが手つくりされています。
味見もさせてくれます。
おいしかったです。

土産物店です。

街を少し歩いて
イデルゴ・ドローレスの街のはずれにある
世界遺産にも登録されている
アトトニルコのナザレのイエスの聖域に行きます。

アトトニルコの教会です。
聖堂が１つと６つの礼拝堂があります。

知名度がないため、世界遺産に登録ということですが、
訪れる人はほとんどいないようです。
また、調べましたが、ほとんど情報がありませんでした。

聖堂内です。
壁面、天井などにはイエスの故地である
ナザレ、エルサレムなどのちのようすなどを
ロドリゲス・ファレスやミゲルアントニオマルチネスなどが描いています。

天井画
繊細な装飾が見事です。

祭壇

天井ドーム

壁、天井などの見渡す限りの絵画、装飾は見事です。
装飾、絵自体も素晴らしいものがあります。

祭壇、天井。

聖堂は１８世紀のスペインバロック様式と
ネオクラシック様式の過渡期のものであるといわれています。

イエスの故地であるナザレやエルサレムを模したといわれていますが、
あまり建物はそれぞれの地とは関係ないようです。
エルサレム巡礼から帰って、訪れた地を思い、
造りあげた教会のようです。

金装飾が見事の縦陣です。

ドローレス・イデルゴを訪れました。
その際にアトトニルコのナザレのイエスの聖地も訪れました。