アメリカ大陸最大の遺跡であるテオティワカン

2019/05/09 - 2019/05/09

メキシコシティ郊外にあるテオティワカンです。紀元前２世紀に築かれた宗教都市で、巨大ピラミッドが築かれた都市です。８世紀には文明は消失しています。まだ解明されてないことも多いようですが、宮殿の遺跡跡やピラミッドの巨大さに感動です。

エリア テオティワカン遺跡周辺(メキシコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

メキシコシティを朝に出発し、テオテイワカンに向かいます。
テオテイワカンはメキシコシティからは
北東に５０キロの場所です。

朝方は郊外に出る道は空いています。
逆はすごい交通ラッシュです。

テオティワカンの遺跡に入場です。
入り口のすぐにあるケツアルパパロトルの宮殿、
ジャガーの宮殿です。
修復が行われて当時の様子がかなりわかるようになっています。

ケツアルパパロトルの宮殿です。

テオテイワカンは３５０年から６５０年ころのあいだに最盛期をむかえ、
おそらく２０万人以上の人口を擁していたようです。
しかし８世紀ころに突然の街の消滅が起こっています。

宮殿は近くの月のピラミッドで祭事に携わる
神官の住居であったと考えられています。

テオテイワカンでは神事を司る神官を頂点として
軍人、商人などの階層にわかれて住みわけが行われていたようです。

住居跡らしい部屋の壁や仕切りなどが残っています。

テオテイワカンには月のピラミッド、太陽のピラミッドなどの
神事に用いた巨大建造がありますが、
ピラミッドは神官のもとでおこなわれる神聖政治の舞台です。

ケツアルパパロトルの宮殿の中庭の石柱には
鳥をモチーフにした
ケツアルパパロトルの浮彫が鮮明に残っています。

ケツアルパパロトル宮殿の南西にはジャガーの宮殿があります。

ジャガーの宮殿は半地下のようになっていて、
階段があり、降りていきます。

ジャガーの宮殿の中庭には３つの部屋があり、
それぞれの部屋には「ケツアルの絵」や

「ほら貝を吹く羽毛のあるジャガーの絵」などの絵があります。
いずれも鮮やかな色彩が残っています。

宮殿の名前は後世の発掘した人たちが、
宮殿内の描かれた絵や浮彫などからつけられた名前です。

上部、住居の高い場所に上っています。

月の神殿へと歩いていきます。
月の神殿前には大きな祭壇、舞台があります。

月のピラミッドです。
高さ４２メートル、底辺１５０メートル×１３０メートルの
大きさのピラミッドです。
テオテイワカンで２番目に大きな建造物です。

月のピラミッドの半分の高さの場所です。

月のピラミッドの半分ほどの高さからの眺めです。
半分からは上は上れません。
前に広がっているのは死者の道です。

月のピラミッドの上からの眺めで、
足元を見た時の眺めです。
死者の道とその手間には祭事などの舞台があります。
左奥には太陽のピラミッドが見えます。

左側には太陽のピラミッドが見えます。

死者の道です。
テオテイワカンを南北に貫く道です。
道の北端と南端には２．７メートルの落差があり、
ゆるやかな傾斜があります。

テオテイワカンは盆地にありますが、
その周りは山などは一切なく平坦な場所です。

死者の道から振り返った月のピラミッドです。

死者の道から振り返った月のピラミッドです。

太陽のピラミッドです。
高さ６５メートル、底辺２２５メートルの巨大な建造物。
テオテイワカンで最大の建造物で、
世界で３番目の大きなピラミッドです。

階段は全部で２４８段あります。
かなり急な階段で、
手をつきながら進んでいく場所もあります。

振り返り下を見ると怖さがあります。

３０分ほどかけてピラミッドの頂上部に到達です。
広くなっていて、頂上部には多くの人がいられます。
かつては神殿が建っていたようで、
そのために広い場所があるようです。

頂上部からの眺めは最高です。
障害物はなく、３６０度眺められます。
ただ風は強いので注意が必要です。

太陽のピラミッドを降りてきたところです。

テオテイワカンで３時間ほど滞在し、
メキシコ中部を目指します。
途中ドライブインでランチです。

豚のカツレツです。

テオテイワカンの遺跡のピラミッドは
エジプトのピラミッドとは違う魅力があります。
そして実際ピラミッドの上に上るのはいい経験です。