2019サンティアゴ巡礼7年目 7日目 ブルゴスまで休憩なしで歩きとおす

2019/05/04 - 2019/05/04

7日目、最終日。あいにくの雨模様。風が冷たく耳が痛い。宿の裏手から山道へ入り急なガレ道を登る。他に誰も登ってこない。先に出発した同宿のオーストリアのカップルしか村に泊まっていなかったようだ。頂上付近の木のクロス辺りで南方のアタプルカ村から登ってきた巡礼者たちに合流する。下りは濡れた石が滑りやすい。舗装路へ入り、小雨の中、震えながら歩く。小さな村々を通り過ぎ、飛行場脇の砂利道を行く。日本の女性が追いついてきた。ぼくらが日本人と気づき振り返る。フリーランスで仕事をする彼女は旦那さんの理解のもと、巡礼に来れたと言う。今日の目的地ブルゴスまではあと少し、話が弾む。雨は止み、青空が覗いてきた。川沿いの公園へ入る。町が近づくにつれ地元の散歩の方々が少しずつ増えていく。オラと挨拶を交わしながら歩く。適当な休憩場所が見当たらない。立ち止まると体が冷える。１３時過ぎ、町の入り口のピザ屋で昼食休憩。朝から20キロをノンストップで歩き通してしまった。旧市街へ入り、巡礼宿へ向かう彼女とディナーの約束をして別れる。ぼくらの今年の行程はここでお終い。巡礼者に不釣り合いな上品な４つ星ホテルに２連泊。ブルゴス観光後にマドリードへ引き返す。
今年は７日間の巡礼。距離も例年より短く、足の爪も壊さず比較的楽に終えた。サンティアゴへはあと３年（３回）で到着できそう。
写真は二日分。初日は、雨模様できれいな風景はほとんど撮れず。

エリア スペイン

雨模様。山頂のこのあたりで南から登ってくる巡礼路に合流する。

西方へ下る。雨に濡れた石が滑りやすい。

舗装路へ入る。

小さな村を通り過ぎる。

飛行場脇の道へ。

大きな公園へ。

青空が覗けてくる。

右側がお会いした日本の女性。

ブルゴスの旧市街に到着

ホテルはこの先。

ここからは翌日の観光。

城塞へ向かう

ブルゴスの町を一望。

ここからブルゴス大聖堂の中へ。

回廊が２層式。

ディナー

ランチ。タバスも食べ納め。