2019/06/15 - 2019/06/15
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watersportscancunさん
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皆様こんにちは!ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。時差ぼけがなかなか治らずジムで追い込んだりしていたら、風邪をひいてしまい、、、踏んだり蹴ったりの目にあってしまいました。。。(汗) 更に、今年は波乱の幕開けとなったジンベエですが、まずは店長日記行ってみよっか。
時差ぼけ治らないので、ジムで追い込んだところが、いい感じでワークアウト出来たと思ったら翌朝から体調不良。どうも訛った体にいきなり限界までやってしまったのが悪かったと反省。挙句、子供の風邪をもらったようで、いきなり朝から発熱と悪寒に襲われ、最悪な予感。。。
というわけで、即座に風邪薬を飲んで、グルタミンの大量摂取と食事をしっかり取りひと眠りする。こうして、夕方起きるころには復活。。。でもね、ここでちょっと書くけれど、このLグルタミンのサプリの摂取は風邪薬などを摂取するよりずっと効果的なのでおススメしておきます。
弊社のスタッフにも勧めて皆風邪知らず。ボクは帰国中、サプリの摂取をしていなかったので、帰国後、いきなりの追い込みに体が悲鳴をあげたのかなと思いますが。。。皆さんも、これからの季節十分気を付けて頂きたいと思います。
さて、帰国早々、今年もジンベエ一番乗りだと意気込んで出航した5月21日。。。なんと、いきなり未遭遇となってしまった。。。そして、翌日は、天候不良の為中止。。。今年のジンベエ南下スピードが遅いらしい。。。そんなわけで、第一便で遭遇出来たのが、なんと5月28日!!
今年は例年より7日遅れでの開幕となってしまった。もちろん、弊社では未遭遇の場合は100%返金保証をしているので、お客様に実害は出なかったものの、せっかくなので、ジンベエと泳いで頂きタカッタ。。。(涙)
幸い、その後は順調に毎日出航にて遭遇率は100%。ここだけの話だが、他社では未遭遇が続出しており、今年はジンベエの回遊数が遅いわ少ないわで大変な年になっている。
他社では、1頭のみの遭遇はシュノーケルなしの見学のみだとか、未遭遇でも半額のみ返金だとか、、、こうやって厳しい市場になると突然弱気のオファーに変更してくるが、ボクはここで一言言わせてもらいたいのだが、何の為の100%保証なのかという事だ。
元々、ウチが100%保証を開始したのを受けて他社も追随したのが実情だから、他社にそこまでの意気込みというものがないのは理解しておくとして、少なくとも弊社では、ジンベエツアーで、目いっぱい自然との共生について学んでもらいたいという気持ちから100%返金保証をしている事をここで声を大にして伝えたいと思う。
ボクは、そもそもこのジンベエのツアーには反対の立場でいた。なぜなら、動物虐待以外のなにものでもないからだ。ホエールウォッチングのように見学するだけと違い、シュノーケルをするというのは、それだけ接触する機会も増えるわけで、日本人のように規律がしっかりとしている国民なら問題なくても、アメリカやメキシコなどそもそも規律などないような国の観光客にとっては、金を払っているんだからと、触るなといっても平気で触って干渉をしてしまう事が目に見えていたからだ。
幸い、2007年にこのジンベエツアーがカンクン発で始まったころは、20社にのみ許可が与えられる非常に厳しい条件が課されたツアースタイルだった。
だからこそ、弊社もそこに、自然との共生を考える一助となるという思いに駆られて取り扱いを開始したのに、いつの間にか300社もの会社に手当たり次第に許可を乱発するようになった結果、ジンベエのエサ場を人間が荒らすことになってしまった。
ゆっくりと水面に漂うプランクトンを捕食している横でバタバタと慌ただしく1頭につき20隻も30隻もボートが列をなして水面を荒らすわけで、ジンベエにとってはたまったものではなかったと思う。
あれから12年。。。予想通りにジンベエの回遊数が減り始めた。人間がかかわると必ず起こる自然現象で、ボクも10年を節目と考えていたけれど、2年ばかり遅れてこの現象が始まった。
観光と自然との共生というのはとにかく難しく、、、そこはきちんと管理をすべきところが、第三国のメキシコでは気が付けばやりたい放題の野放しになってしまった。自業自得と言えば、それまでなのだが、何の為のエコツアーなのかと思う。
だからこそ、ここで一言、まとめておきたいのだけど、まず、弊社提携の会社は2007年当時から許可番号No.1を取得した、ナショナルジオグラフィックなどの撮影協力もしている会社であり、だからこそ、出航の時間も含めて、ジンベエの漁場を荒らさないよう常に注意をして案内をしている。
例えば、他社が、集まるような場所はさけて独自のポイントを探して静かな環境の中でシュノーケルをしてもらったり、他社の船が多い時は、あえてそこではシュノーケルをせず他の場所を探したりする。他社は、ボートの燃料代を節約するために、とにかく、見つけたら並んででもシュノーケルをさせてしまう結果、大渋滞が巻き起こる結果になり、ジンベエにストレスをかけてしまう。
このツアーは、ジンベエとのかかわりについて意識して自然との共生を考察してもらいたいというエコツアーなのであって、単に世界一大きな魚類とわいわい一緒なって泳ぐことが目的のツアーではない。
これがしっかりと分かっている会社かそうでないかで、その内容まで大きく異なってくる。
値段も決して安くないからこそ、少しでもハードルを下げ、1人でも多くの方に大自然に実際に今何が起こっているかを体験して頂きたいという気持ちで100%返金保証をしているのだから、商売だけを念頭に置いていては決して出来る事ではないのです。
未遭遇が続くと簡単に50%返金などと安易な方向に舵を取る。一貫性のない事を弊社がしない意味をここで皆さまに考えて頂きたいなと思います。
というわけで、ウォータースボーツカンクンでは、本年度、かなりタフな状況が続いていますが、100%返金保証のままで行きます。もちろん、1頭と遭遇してもシュノーケルはします。他社のように20隻も30隻もボート待ちするポイントではないからご安心ください。
時にセスナを使い、ジンベエにも影響の出ない場所を捜索して、朝もどの会社よりも早い時間に出航し、穏やかにジンベエの捕食を邪魔しないようにシュノーケルをしていただきます。
大量回遊してきた昨年までとは違う2019年こそ、弊社ウォータースポーツカンクンで、大自然と向き合っていただきたいとおもいます。
何だか、今回は宣伝ぽくなってしまったけれど、店長吉田の伝えたい意味を汲んでくださることを切に願っております。
皆様素敵な一日を!!
店長吉田より
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2019年度は回遊数が少ない年になっています。こういう年は、会社選びも重要ですが、エコツアーについてしっかりと考えることも大切です。
何故回遊数が少なくなっているのか、、、原因は、、、そう、、、我々人間なのです。。。 -
美しいカリブ海での思い出も、自然との共生に意識が向いてこそ感慨もひとしおになります。ジンベエの後に立ち寄るイスラムヘーレスのココビーチ。
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船上で食す最高のセビッチェ(シーフードの冷菜)
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いかにもメキシカンなキャプテン
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何の脈絡もないようにみえるこれらの生物たちも、ジンベエザメにつながっていきます。。。写真は、Arrow Crab。。。
注意:
この写真はコスメル島のダイビングのもので、ジンベエのツアーではありません。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ソロトラベラーたけしさん 2019/07/12 06:10:24
- カンクン憧れます!
- カンクンに来年あたりは行きたいですね。
情報欲しいです。
- watersportscancunさん からの返信 2019/07/12 21:48:46
- Re: カンクン憧れます!
- 誠にありがとうございます。世界中旅をされていらっしゃるようですが、ここカンクンやメキシコは、そうした旅慣れされた方にも魅力一杯の街です。特に、カンクンのビーチは、これまで世界中の海を堪能された方が、ここが一番と太鼓判を押すほど美しく、私も16年在住していますが、未だに綺麗だなぁと見惚れます(笑) 今年はサルガッソという藻の被害が大きいため、滞在はカンクンのホテルゾーンがベストです。リビエラやトゥルムは全滅ですので、注意してくださいね。また、旅のご予定を立てます際には是非店長吉田までご連絡くださいませ!ブログは随時更新していきますので、お楽しみに。また、よろしければ、インスタの方もご覧ください。インスタは毎日更新していますので! 弊社HPにリンク貼っていますので、是非どうぞ。 www.watersportscancun.comまで。
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