2014/12/14 - 2014/12/17
95位(同エリア271件中)
myspさん
この旅行記のスケジュール
2014/12/14
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飛行機での移動
デンヴァー経由でアトランタ国際空港へ。15日早朝着。
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南部がわからないとアメリカはわからないよ~と大学の先生がふらり授業中に放った一言がなんとなく頭の片隅にあり、思い切って行ってみました。当時は免許がなく車の運転ができなかったので、大都市だけに絞ってアトランタとニューオーリンズへ。今にして思えば、海外でははじめての一人旅でした。
アトランタは、街の名前の明瞭な響きだとか、「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラだとか、同作で街が燃え上がるシーンだとか、なにかこう、情熱や激烈さがイメージにある街でしたが、実際に行ってみると……?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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地元の空港からデンヴァーへ。そして真夜中にデンヴァーでトランジット。初のフロンティア航空でドキドキ……。
フライトが45分遅れて、もともと50分しかないトランジット、大丈夫かなとさらに不安が募りました!デンヴァーに着いたらCAさんが「アトランタ行く人は隣の人に話して先に通してもらってください」みたいな感じのことを言うので、乗り継ぎ便は待ってくれないのかと本当にひやひや。隣のお客さんに「わたしアトランタ行きます~」とハチャメチャな英語で焦ってる風に頑張って言ったら、すごく親切な人で荷物入れの重いバックパックを取ってくれて、先に行かせてくれました。
着陸まで30分、って頃にまだ夜明け前のアトランタのダウンタウンの光が見えて綺麗でした。オレンジと白の光が闇の中を網の目状に這うように広がっていて、その一番真ん中には高層ビルの群れがそびえていて……。 -
アトランタの空港はさすが世界一忙しいと言われるだけあって、朝の5時でもひっきりなしにビジネスマンや旅行客がコンコースを歩いてました。私は日が昇るまでネットでニュースを見たり、数少ない24時間営業のお店をのぞいたりしつつ、最終的に椅子・立てたバックパック・椅子②によるベッドを作って、搭乗客や職員たちが颯爽と歩く横でみっともなく寝てました^^;;
日が出てからはメキシカン料理のお店で巨大なトルティーヤを買い、フードコート朝食♪でもちょっと胃にもたれた……
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港からダウンタウンへは地下鉄が通っていて便利でした♪
地下鉄が空港から地下に入る前、高速道路が目に入りパシャリ。
高校生の頃、生まれて初めてアメリカへ旅したとき、LAの何車線もある巨大な高速道路が一番印象的だったのを覚えています。巨大な、無機質で味気のない高速道路を見るたびアメリカの都市部へ来た……とつい物思いに耽ってしまいます^^;; -
地下鉄の深さにひょえ~っと圧倒されました。東京の地下鉄も深いのはあるけど、この一直線なエレベーターからは圧を感じて…… -
アトランタの公共交通システム、MARTA。バスと電車の接続が悪いところもあって、結果たくさん歩くはめに……
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地下鉄の駅を出て、マーガレット・ミッチェル記念館へ向かいます。まだ朝早くだったので、開館まで時間があり、頑張ってゆっくりゆっくり歩きました
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着きました~!ヴィクトリア~ンな感じの外観です!ミッチェルが作品執筆当時すんでいたアパートで、オリンピックのための道路整備で取り壊すか?ってなったときに道路一つ分移設してミュージアムになったんだそう。
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開館まで10分くらい立って待機です!
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中では案内ツアーをやっていたので参加していろいろなお話を聞いてきました。この階段も、「風と共に去りぬ」のワンシーンにインスピレーションを与えているのだとか!ミッチェルが旦那さんと住んでいた部屋は一階の一号室で、当時の風景が再現されてました。
ただこのツアーでは、ガイドの方が、「風と共に去りぬ」における黒人差別、解放奴隷の描き方を弁解するようなコメントをされていて、ちょっと首を傾げたくなったりも。私も能天気に出掛けていった身なので何も言えませんが、「風と共に去りぬ」という、あくまで白人貴族をヒロイックに描いた物語がこの街の黒人コミュニティにどんな受け取られ方をしているか、何か配慮に欠けたものを感じました。 -
ミッチェルが使用していたタイプライターだそうです
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各国版の書籍も展示されていました
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次は、バスをつかってキング牧師の記念エリアへ向かいます。バス停がわかりにくくてジョギング中の地元の人や歩いている人に3回くらい確認しました……車社会のアメリカだけど、アトランタはなかでも郊外化の進んでいるところの1つなので、歩行者はアウェーな感じです><質問する相手を見つけるのも一苦労……!
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キング牧師の記念エリアへ
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公民権運動に焦点を当てた、小さなミュージアムもありました。
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マーチなどでつかわれたアイテムたち
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展示もよかったけれど、それ以上に、こういう公民権運動の展示を見て涙していた黒人女性の姿が私には印象的でした。
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バスで中心地へ戻り、ホテルのそばにあるオリンピック記念公園へ♪
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ただっぴろ~い公園でした。冬枯れの寂しい感じ……なんで誰もいないんだ??
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クリスマスの季節だったので
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五輪マーク
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コカ・コーラの本社かな?内部を見学できるツアーなどもやっているみたいです!
私の地元にも小さなコカ・コーラの工場があって小さい頃よく見学に行ったので、今回はパス!^^;; -
移動の最中、ダウンタウンを臨む。その昔大学の先生が「アトランタって生気のない街だよね」と言っていたことがあったけれど、どうだろ~う
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キング牧師の出身地なので、いたるところにそのアピールが。
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奮発してシェラトンホテルに泊まりました。
大都市の割にはダウンタウンにあるホテルが少なくて意外でした。安いホステルなども中心地を離れたエリアに少しだけあったけど、土地勘がなさすぎて不安になり、2泊だけならいいやとシェラトンにしちゃいました。 -
シェラトンの朝食がよかったです。
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オムレツなど洋食大好きな私にはぴったりでした☆
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南部の歴史に興味があったので、2日目は朝からアトランタ歴史センターへ。中心地からまずバスでバックヘッドという新都心的エリアへ向かい、そこから20分くらい歩いたところにありました
途中、同じ方向歩いてるな~っていう感じの人がいて、なんとなーく会話が始まったり。フロリダに留学中という人で、同じ外国人同士おしゃべりできていい思い出になりました -
見ごたえのある展示たちで、半日では足りなかったです!
屋外では南部のプランテーションにおける、奴隷を含めたいろいろな人々の暮らしの様子も展示されていました。記念碑など、現代にも通じる問題ですが、やはりどこか南北戦争前の南部史を肯定的にとらえているような印象も受けました。 -
ハイライトは南北戦争史の展示です
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バックヘッドの中心地に戻り、なんだか賑わっていたレストランへ適当に入る。なんだかよくわからない品をいただく……。南部の海の幸を食べたくてエビ料理を頼んだんだった気がします
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昼ごはんをバックヘッドで食べた後、中心部へ戻って、ジョージア水族館へ。全米でも最大規模なんだとか。なんで内陸のアトランタにそんな大規模の水族館があるのかは……謎。
クラゲが大好きな私には、天国のようでした -
なりゆきで一緒に回ることになった現地の女の子と。
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カーター図書館は中心地から大分離れていて、バスを乗り継いでどうにかこうにか辿りつきました。2時間あまりの冒険……着いたときには閉館45分前!
受付の方が「45分で回れるルート教えてあげますからね」と言って案内してくれて、無事見たいものは全部見てこられました -
歴史に興味のある方は楽しいと思います♪
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大統領のオフィスを再現したもののようです
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中心地をちょっと離れたエリアで見つけた不思議な日本語
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シェラトンのエッグベネディクトおいしかったです♪
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空港へ戻り、ニューオーリンズ行の飛行機に乗ります。
アトランタからニューオーリンズの移動ですが、長距離バスも一応ありますが8時間くらいかかる上、最近のグレイハウンドは全然安くないので、飛行機でひとっとびすることにしました。アメリカ国内、街と街の移動は基本的に飛行機が多そうです……新幹線があったらなあ~
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