2019/05/24 - 2019/06/03
851位(同エリア1999件中)
万歩さん
昨年(2018年)12月、クリスマスマーケット巡りで南ドイツを旅行、近いうちに首都ベルリンも訪れてみたいと思っていた。
ここ数年は、スイスでのハイキングに魅了され、初夏にはスイスを中心に旅行していたが、今夏はドイツとコペンハーゲンを旅行。
コペンハーゲン(本編)と、ベルリン、ドレスデン(ドイツ編)旅行の備忘録を兼ねた旅の雑記帳です。
旅の概要は
5月24日 関空発、アムステルダム経由でコペンハーゲンへ(~27日)
5月27日 コペンハーゲンから飛行機でベルリンへ(~29日)
5月29日 ベルリンから列車でドレスデンへ(~31日)
5月31日 ドレスデンから飛行機でコペンハーゲンに戻る(~6月2日)
6月2日 コペンハーゲンからアムステルダム経由で帰国(6月3日)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- KLMオランダ航空 イージージェット
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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5月24日(金)
関空発KL868便でアムステルダムへ。機内は満席、外国人客が四割強を占めていた。道頓堀や心斎橋を歩いても海外からの観光客の多さが目立つが、改めて訪日客の多さを認識した次第。
以前は出発当日に空港カウンターで好みの座席を無料で確保できたが、今日では座席指定料金を支払い希望の座席を確保する必要に。
アムステルダムで乗り換え、コペンハーゲン空港へ。空港から市内へは、鉄道で移動。写真は到着したコペンハーゲン駅。
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コペンハーゲンで都合5泊した駅前のグランドホテル。
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5月25日(土)
コペンハーゲン駅構内の観光案内所でコペンハーゲンカード(2日券)を購入。
ホテルから徒歩でトーバルセン広場の骨董市に。9時30分過ぎで出店は13業者。ガイドブック等で紹介されているが、想像していたよりも小規模な骨董市。 -
トーバルセン広場の骨董市を見学後、イスラエル広場の骨董市を目指し街ブラを兼ねて徒歩で移動。写真はイスラエル広場の生鮮市場。
不注意だったのか、開催されていなかったのか、その時には骨董市の場所を見つけられず。11時に開館になる次の目的地の国立美術館に急いで向かう。 -
国立美術館
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クラーナハ 「メランコリー」
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クラーナハ「聖母子」
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ブリューゲル「ゴルゴダの丘への行進」(左)とボッシュ 「神殿から商人を追うキリスト」
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ルーベンス「ソロモンの審判」
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本館と新館(20世紀以降の絵画館)をつなぐ中庭。
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ムンク「死との闘い」
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ムンク「ノードストランドの冬」
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ブラック「静物」
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マチス「自画像」
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マチス「オダリスク」
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マチス「バイオリンとインテリア?」
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館内の様子
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モジリアーニ「アリスの肖像」
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ピカソ「抱擁」
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館内の様子
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国立美術館見学後はローゼンボー離宮に。 入場制限があり、15分程入館を待った。
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大理石の部屋
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パンフレットの解説を頼りに三階建ての王宮の各部屋を見学。豪華絢爛な部屋だけではなく、化粧室(トイレ)まで公開されている。
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陶磁器の間
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地下の宝物庫
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王冠
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宝物庫の造りは金庫(写真は宝物庫の出口)
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ローゼンボー離宮見学の後は、カステレット要塞(写真)の縁の遊歩道を歩き「人魚の像」を目指す。
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第二次世界大戦で倒れた兵士たちの記念碑。
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聖アルバニ教会とゲフィオンの噴水。
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人魚の像
これで、シンガポールのマーライオン、ブリュッセルの小便小僧に続き、「世界三大がっかり名所」を総て見物した事に。
アンデルセンの童話「人魚姫」が題材とは知ってはいたが、設立の由来は知らず、調べてみたら「『人魚姫』の物語を演じたバレエに感銘を受けた、カールスバーグ醸造所の創立者の息子カール・ヤコブセンが1909年、彫刻家エドヴァルド・エリクセンに人魚姫の像の制作を要請」(ウイキペディア)したとの事。
カール・ヤコブセンは自身のコレクションを中心にニューカールスベア美術館も設立しており、デンマークの観光・文化に大きく貢献していると思った次第。 -
水上バスの船着き場( Nordre Toldbod) 991便でニューハウンまでの船上移動を楽しむことに。
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992番(北上線)が到着、次の停留所で991便(南下)になる事から、そのまま乗船し水上バスからの景色を楽しむことに。
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水上バスからオペラハウスを見物。
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王立図書館(ブラックダイアモンド)
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ニューハウンの船着き場( Nyhavn)
周回する水上バスは移動手段だけではなく、遊覧観光船としても利用できる。コペンハーゲンカードで乗船できるので、時間があれば一周回って水上からコペンハーゲンの観光をしてみるのも面白いと思う。 -
ニューハウンの街並み。
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ニューハウンからコンゲントスニュトー広場へ。
広場では骨董市が開かれていた。ここの骨董市はノーマーク、トーバルセン広場の骨董市よりも規模は大きい。 -
ストロイエをぶらぶら歩きながらチボリ公園前へ。
写真はアンデルセン像とチボリ公園. -
5月26日(日)
ルイジアナ現代美術館に。11時の開館時間に合わせて9:15発の近郊電車に乗る。写真はホームに入った無骨なフェイスの近郊電車。 -
電車が車両故障で運転中止となり途中駅で下車、後続列車に乗り換える。
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やっと到着したフムレベック駅。ここから徒歩でルイジアナ現代美術館へ。
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ルイジアナ美術館に到着。「世界一美しい美術館」と評される割には、想像していたよりも簡素な入館棟。個人の邸宅であったとの事。
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鑑賞順路の最初に掲げてあった絵画。
EUGEN LEROY 「Blue Venus」「Yellow Venus」
帰国して調べてみると作家はフランス人のユージン・リロイ。「彼の絵は、数字、肖像画、裸体画、風景が鑑賞者の綿密な観察を通して現れるカオスの贅沢なインパストの厚い絵の層の積み重ねによって特徴付けられています。 EugèneLeroyは、絵画を重ねることで作品を完成させます」(ウィキペディア)
作品の解説にも「彼の作品には物語は無い」「(作品)実体が観る者を照らす」と書かれていた。
青と黄色は分かるが、画中にビーナスを想像し見つけ出すのは難しい。 -
杉本博司の三枚の写真「海景」
杉本博司については、今年春に放送されたTV番組「ぶらぶら美術館・博物館」で紹介された「江之浦測候所」で知った。
まさかここで「海景」作品を鑑賞できるとは思っていなかった。
確認したわけではないが、ルイジアナ現代美術館で展示されている日本人芸術家はこの杉本博司と草間彌生の二人。 -
展示されている三作品の内の一枚「イギリス海峡」。他にマルマラ海(トルコ)、ティレニア海(イタリア)。
鑑賞するには、実際に作品の前に立たないとーーーー。 -
複数の展示棟からなる回遊式の美術館。展示棟をつなぐ渡り廊下。
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館の中ほどに、ジャコメッティの作品コーナー。
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多くの作品を前に素通りしたり、つくづく眺めたり、現代アートの鑑賞は難しい。
ここで、お馴染みのウォーホールの作品。現代絵画の”オールドマスター”の作品の前でやっと一息。 -
カンデンスキー
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ピカソ
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ポロック
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草間彌生の作品の展示室。
部屋の入り口には「4人まで、1分間で」との入場制限有り。入室を待つ人々が列をなしていた。 -
移ろいゆく幻想的なイルミネーション。
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庭にも多くの作品が展示されいる。海を見渡す素晴らしい景色で「世界一美しい美術館」と評されるのも納得。
館内のカフェで昼食をとり、コペンハーゲンに戻る。 -
コペンハーゲンに戻り、ニューカールスベア美術館に。
総選挙の期間中で街には候補者のポスターが。 -
ドガ 「踊り子」
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ゴッホ 「Landscape from Saint-Remy」
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マネ 「マクシミリアン皇帝の処刑」
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セザンヌ 「水浴する女たち」
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館内の様子
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ゴッホ 「カルーゼル橋とルーブル」
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ゴッホ 「タンギー爺さんの肖像」
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植物園のような中庭(Winter Garden)
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ギリシャ、ローマの彫像が神殿造りの建物(Central Hall)に展示されている.
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エジプトの展示窒。他に古代地中海、ギリシャ・ローマの彫像も展示されている。
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雨の降る中、コペンハーゲンカードで入場できるチボリ公園へ。公園を一巡りしたあと、園内のレストランで夕食。
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5月27日(月)
LCCのイージーゼットを利用してコペンハーゲンからベルリンへ。ヨーロッパでのLCC利用は初めて。片道二人で料金は11,520円(2/5に予約。手荷物は機内持ち込みのみ)と格安。
LCC専用のターミナル(Fゾーン)は関空第二ターミナルと同様に簡素な作り。(写真) -
ボーディングブリッジは無く、ターミナルから一旦外に出てタラップから機内に。
コペンハーゲンからベルリン、ドレスデンと回り(ドイツ編)、5月31日(金)にドレスデンからKLM便でコペンハーゲンに戻る。 -
6月1日(土)
昨年のドイツ旅行では、妻から「一日で名所観光と二か所の美術館巡りはキツイ」と苦情。
確かに昨年12月の旅行では一日で、ミュンヘンからダッハウへ行き収容所を見学、その後ミュンヘンに戻り、ノイエとアルテの美術館巡り、閉館時間ギリギリにレジデンスを見学という強行軍であった。
今日は朝から四か所の骨董市を巡り、その後”街ブラと「ゆるい」行程。
まずはコペンハーゲン駅のバス停から9Aのバスに乗り、フレデリスクベアの骨董市へ。 -
小物入れにと買った、ロイヤルコペンハーゲンの灰皿。
その他、この骨董市で小さな花瓶を買う。 -
バスでコペンハーゲン市内に戻り、再度トーバルセン広場の骨董市へ。先週同様、閑散としていた。ざっと観るだけなら20分で十分。
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ここで妻がブローチを購入。
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コンゲントスニュトー広場の骨董市に。
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ここからストロイエに入り、イスラエル広場に。
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イスラエル広場の骨董市。先週の土曜日には開催場所が分からなかったが、今回はすぐに骨董市が見つけられた。ここでも小さな花瓶を購入。
四か所の骨董市を回ったが、規模ではフレデリスクベアとイスラエル広場。 -
イスラエル広場にある室内マーケット。
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室内マーケットは二棟あり、生鮮食料品だけではなくキッチン用品や雑貨など多くの商品を扱っており、見物するだけでも面白い。
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レストランも多い。この日は土曜日、多くのお客でテラス席も満席。沢山の人が広場のベンチでテイクアウトした料理を楽しんでいた。
写真は市場内の繁盛していたスモーブローのお店。ここで遅い昼食を。
骨董市巡りの後は、ストロイエの百貨店やブランドショップを覗きながら街ブラ。 -
6月2日(日 最終日)
コペンハーゲン駅(写真)から電車で空港へ。KL1808便でアムステルダムへ。
アムステルダムからKL867便で帰国の途に。
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