仁川空港から船と京仁線でソウルへ (1)

2019/05/28 - 2019/05/29

今回も教保文庫で本を買うだけの訪韓となりましたが、
仁川空港からソウル市内まで行くのに
わざわざ時間をかけて船に乗って、
少しだけ旅行気分を味わいました。

仁川空港がある永宗島は鉄道も通っている永宗大橋と、
仁川市南部の松島方面に行く仁川大橋がありますが、
永宗島から月尾島(仁川駅近く)まで連絡船が
運航されているので乗ってみました。
船は車も乗せられるフェリーでした。
何人かの観光客が船内で売っている「えびせん」を海に投げたので
たくさんのかもめが船を追いかけるように寄ってきていました。

前編は成田空港から仁川空港近くのホテルに泊まるまでの、
主に成田空港での機体撮影と雲西のホテルレビューです。


ルート
5/28
成田→仁川　済州航空7C1105　HL8049
仁川空港1T→雲西　AREX

5/29
雲西→永宗船着場　203バス
永宗船着場→月尾島船着場　フェリー　3500W
月尾島→仁川駅　23バス
仁川駅→新道林　1号線
新道林→堂山→国会議事堂
国会議事堂→汝矣島→チョンノ3街
光化門→汝矣島→国会議事堂

5/30
国会議事堂→汝矣島→新ノンヒョン
新ノンヒョン→金浦空港
金浦空港→仁川空港　6301リムジンバス　5000W
仁川→成田　エアソウルRS703 HL8281


航空券　往復分の合計11742円
成田→仁川　済州航空　運賃700円、燃油1300円、諸税1540円、総額3540円
(搭乗しなかった済州航空の復路分運賃4000円はキャンセル料として徴収)
仁川→成田　エアソウル　運賃491円、燃油903円、諸税2808円、総額4202円

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 3.0

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: チェジュ航空

今回も済州航空なので、空港第2ビル駅の改札を出て、
第2ターミナルと反対側の通路を通って、広場から地上へ。

第2ターミナル庁舎の写真を撮影しました。

普通に循環バスに乗るか、連絡通路を歩けばいいものを、
わざわざ裏道を通って、チェックイン開始時間に到着を合わせるために、暇つぶししながら第3ターミナルに行きました。
早く着いても座る場所がないのが、第3ターミナルの悪いところ。

東京空港交通のゴミ箱の横を通って、

ひっそりと隠れるような場所にある、第3ターミナルのタクシー乗り場の脇を通って、

予定時間ぴったりに、済州航空チェックインカウンターに着きました。
だいたい受付開始の20分前に来れば一番乗りできます。

1日7便もあるのに、成田にはセルフチェックイン機がありません。

関空、福岡にはセルフチェックイン機があり、
福岡はモバイル搭乗券まで使えるというのに。

前日5/27の成田-釜山が欠航した影響で、昨日の夕方から突如、
本日5/28の釜山行はもちろん、1日3便ある仁川行も全便満席になりました。
5/28の15時発の務安行だけは昨晩2000円で大売り出し中でした。
13時のエアソウル仁川行は当日朝でも片道3800円で売ってましたので、
本来は閑散期なのです。

満席とはいえ、早く並んだので、希望通り前方の窓側席にしてもらえました。

出国してすぐのところにある、フライトインフォを見てびっくり。

春秋日本の天津行IJ253便が153ゲートからの出発となっていました。
必ず150番バスゲートを利用していた春秋日本がついに、徒歩ゲートを利用することに。

早速、150番バスゲートラウンジに行き、
153番ゲートに止まっている春秋日本を撮影しに行きました。

12:51
152番ゲートに15時発の務安行済州航空が到着しました。
一番先に出る仁川行はまだ151番ゲートに到着していません。

東航が横切っていった後、

12:55
折り返し仁川行となる機材も来ました。
出発まで、あと60分あるので、遅延はなさそうです。

済州航空

済州航空

機体登録番号はHL8049でした。
3/20に務安-台北で乗ったのと同じ機材。

左後ろに見えるFDAフジドリームエア機
成田に居ることに、とても違和感があります。

仁川行と務安行の並び

13:00
釜山行となる機材が到着しました。
この時間は済州航空の到着ラッシュなので、
入国審査や税関は混雑して大変そうです。

春秋日本が153ゲートに割り込んだので、
済州航空同士3並びは見られませんが、

釜山行が154ゲートに着く直前の尾翼がまだ後方にあるタイミングで、
かろうじて春秋日本を排除した済州航空3並びを撮影できました。

仁川行機材の前に見慣れない車両が横付けされていました。

燃料補給風景などを見ながら、
150番バスゲートラウンジでスマホを充電して搭乗開始時間を待ちました。

150番ゲート近くには13時発のバニラエア台北行の乗客がいました。
バニラエアの係員が、
搭乗開始前でベンチに座っている大荷物の乗客たちを見つけて、
機内持ち込み荷物を1つにまとめるように声掛けしてまわっていました。

13:27
仁川行の済州航空に乗り込むところ

タラップを上がるところですが、
乗務員さんはまだ気づいていない様子

HL8049は普通の機材

下にシートポケットもあるので助かります。

機内の窓から第3ターミナルを撮影

13:25搭乗開始
13:52ドアクローズ
13:55出発
14:42離陸

席に着いてから離陸まで1時間以上かかりました。
ドアクローズから50分間は、トイレにも行けず、
シートベルトを締めたまま、じっと席で我慢しなければなりません。
桃園空港だと10分とか20分で離陸できるのに、成田の混雑は醜いです。
着陸後も、エアソウルなど第1ターミナルの場合はスポットまでのtaxingが無駄に長く20分かかることも。

16:48
仁川大橋の上空から

仁川大橋と仁川の街並みを見て、4分後の16:52に着陸しました。
41番ゲートに17:04に停止し、17:06ドアオープンしました。

乗ってきた7C1105便の乗客内訳は
韓国人102人、外国人60人
180人乗りの満席なので残りの20人くらいは
韓国に入国しない乗り継ぎ客でしょう。
日本人はいつもより少なめ、中国人が多いです。
私の隣の席にも乗継搭乗券を持った中国人が座っていました。

最近、昼間の仁川行済州航空に乗ると必ず、韓国人、日本人以外の外国人が私の隣に座ります。

16:51に41番ゲート到着、一番最後に出て、トイレに行って、
17:11に順番待ちせずに入国。
17:15には税関を通過し到着ロビーに出られました。

2階まで上がって、連絡橋を渡って、空港鉄道駅に来ました。
エスカレーターで降りるときに、券売機の混み具合を撮影。
3月には大行列だった券売機も閑散としていました。

ホーム柱に貼ってある駅名標

AREX車内にエアソウルの広告がありました。

機内座席の足元が広いから気分が良いとは限りません。

今回の帰りのエアソウルでは、隣の席の「日本人女性」が
靴底をこちら側に向けて足を組んで座っていました。
普通のLCCだと足が組める隙間など全くありません。

17:40
雲西駅で下車

ダイソーもある雲西駅前

駅を出て左には5/7に泊まったゴールデンチューリップホテルがありますが、今回はここには泊まらず、

隣のDAYSホテルに宿泊

DAYSホテルとハワードジョンソンホテルが入居しているビル。

窓無し部屋が無いようにするため、中央は空洞。
中庭を囲むように建っている巨大な建物です。

エレベータに乗ってフロントがある3階へ。

DAYSホテルのフロントは無人でしたが、

矢印のほうへ行くようにとの案内がありました。

広くてきれいなロビーがチェックイン場所になっていました。

ハワードジョンソンの左隣がDAYSホテルのフロントでした。

Trip.comではDAYSが4500円、ハワードジョンソンが5500円と、1000円程度の差があったので、安いDAYSにしました。

Trip.comで部屋の写真を見比べたところ、
DAYSは狭いが、キッチン付レジデンスタイプ
ハワードジョンソンは広いがキッチンなしのタイプでした。

両ホテルは同じ建物なので、どちらのホテルのエレベータも利用可能でした。
ただし、自分の部屋以外の階のボタンを押すことはできませんでした。

前方がハワードジョンソンのフロア

廊下の壁の色がダークブラウン

振り返って、反対側がDAYSホテルのフロア

廊下の壁の色は白

廊下にあった給水機

8階の部屋に行く途中にキャセイのクルーラウンジがありました。

DAYSホテルの部屋は奥行きはありますが、ドアや廊下は狭かったです。

日本のビジネスホテルくらいの狭さ。

しかしテーブルや電子レンジがあり、

簡易キッチンや洗濯機まである充実した設備の部屋でした。

狭いながらも2人用の部屋なので、椅子も2脚ありました。

電源コンセントも豊富。

カードキーのケースの裏面には空港シャトルバスの時刻表が書いてありました。

エアコンはベッド上の天井に組み込みタイプですが、
風が直撃しないような配慮がしてありました。

浴室は狭いシャワーブースのみ

洗面台

置き場所がないのか、アメニティが洗面台の下にあるのは残念。

クローゼットにはセーフティボックスもありました。

温度設定はできますが、何時間たってもは25℃以下にはなりませんでした。

三星の洗濯機

外資系ホテルなので洗濯機使用方法は英語表記のみ

キッチンや部屋利用に関する注意書き

SKの電子レンジ
粉末コーヒーと玄米茶
大容量ケトルに、大容量マグカップ

冷蔵庫にはミネラルウォーター2本が無料サービスとなっていました。

戸棚の中の鍋、アイスペール、皿、スプーンなど

流し台
洗剤はありませんでした。

流し台の下に生ごみ用のポット、その左にはなぜか、
トレイと鍋つかみ、お玉とフライ返しがありました。
置き場所を考えたほうが良いです。

韓国では外食のほうが断然楽ですが、
キッチン付の部屋なので、料理するしか選択肢は考えられなく、
スーパーに買い出しにでかけました。

5月末なので18時過ぎても外は明るすぎます。

まずはパワーマートで買い物。

個数単位ではなくグラム売りのトマト

キッチン付の部屋、熱を加える調理ができるので、冷蔵品もいろいろと買えました。

缶入りの水正果も売っています。

パワーマートは65円のキャラメルとか安くて小さい菓子も豊富に売っています。
ホームプラスやイーマートだと大容量パックばかりなので旅行者向きではありません。

ホテルの隣の建物がロッテマートなので本当に便利です。

ロッテーマートのスイカ売場

雲西のロッテマートは数年前までは近隣ホテルに泊まっている中国人観光客が大挙して買い物に来ていましたが、最近では滅多に見られず、
地元客ばかりの落ち着いた店内に変わっていました。

日本のスーパーと比べると総菜コーナーは貧弱すぎますが、
そのかわり、常温レトルトや冷蔵や冷凍のレトルト総菜が充実しています。

電子レンジ調理ができるbibigoのトッカルビを買ってみました。

5/7にカンジャンケジャンを食べた店がDAYSホテルの建物の1階のテナントにありました。

部屋のキッチンにはフライパンがないので、魚や肉は焼けず、
結局、電子レンジか鍋で温めるだけのレトルトばかりを買ってきました。

明日のチェックアウトまでに、一人では食べきれない分の量を買ってきてしまったようです。

夕食

冷凍炒飯、チャジャンソース、ソーセージ、釜山オムク、
ロッテマートの唐揚総菜、トマト

食後、テレビをつけると、KBSで興味深い番組をやっていました。

テレビの右下にWIFIパスワードが貼ってありました。

KBSテレビ

深夜のKBSで中国人観光客についての昔の再放送をやっていました。

KBSテレビ

5/29の朝食

レトルトごはん、鍋で温めたオットゥギのトゥッペギプルコギ、
電子レンジで温めた冷蔵レトルトのトッカルビ、釜山オムク、
ファンテのスープ(具は多いですが、全て器の底に沈んでいます)

そのほかに、パワーマートで買ったチーズフランクが残っていたので
無理矢理食べて朝からお腹いっぱいになりました。

10時半過ぎにチェックアウトしました。