Ba‘albakkよりもある意味凄いよ！Baatara渓谷The Cave Of Three Bridges In レバノン

2019/05/21 - 2019/05/26

いつの日かBa‘albakkに行きたいと思っていたが、イスラム国の出現により、外務省の危険度が最大に,渡航禁止が出て行かれなかった。
今年、2月にバールベック、ヘルメル県南西部，ベカー県西部，北レバノン県トリポリ市 がレベル２に変更になった
じゃ！行こう！とレバノン観光を検索すると、以前デスクの壁紙にしていた絶景がBaatara渓谷！
アイスランドかな思っていた風景が実は...レバノン
知らなかった!！

Baatara渓谷は石灰岩の洞窟。
レバノン山からの雪解け水が流れる滝は、ジュラ紀から1億6000万年前の石灰岩を越えて255メートルの深さに落ち春に現れる。
バータラ峡谷の滝は世界でも珍しい滝。
竪穴は1952年に発見された。
レバノンの人でも、訪れるのはまだ数少ないとか。
陸路で行くのは滅茶苦茶道が悪く、そりゃ皆知らない訳だわ。
現地で雇ったガイド曰く、日本人で聞いてきたのは私が初めて?だとか。

レバノンほど期待以上の風景を見せられた国ははじめて。
岐阜県ほどの面積に四季があり、海水浴のビーチあり、スキー場の雪山あり。文化も深く色々な宗教が混在しながら、寛容に住み分けている。
とてもいい国だわ～次回は春の花の季節に絶対来ると誓った国になりました。

エリア スール(レバノン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

レバノンは1975年から1990年内戦があった。
建物の壁には銃弾の痕が見える。

ドッグリバー、歴代の通行人の碑文が残っている。
カデシュの戦いでヒッタイトと戦ったラムセス2世の碑文があるが、その上にナポレオン3世が碑文を刻んだんだと！

ナポレオン3世の碑文

Jeita Grotto
ベイルートから約30分

絶景の続く鍾乳洞
現地では撮影禁止です。
参照の絵

ジャガランタの花　満開

ビブロスのバザール

ビブロスのカフェ
ブーゲンビリアが半端ないって！

ビブロスの古代ギリシャ名はパピルス。
そして聖書（バイブル）の語源。
オシリス神話では、オシリスをだまして棺に閉じ込めたセトは、その棺をナイル河に流す。
ナイルから地中海にでた棺は、ビブロスの港に流れ着きヒースの木に包みこまれてビブロス王の神殿の柱になった。とか

１２世紀に建造された十字軍の要塞
世界史の縮図のような街

フランス統治化にフェニキアの港から線路で物資を運んでいた。

ビブロスの博物館、来年新しく建て替えるとか
最新の設計図は、あまり良くは見えなかった。

レバノン料理の前菜
新鮮な野菜！これ食べなって！
日本人の胃袋では、無理だわ～！

野菜のてんこ盛りの後、前菜だけど多いし！
メインのお肉はパスしました～。
タブーリサラダ（パセリとトマト）真ん中
フムス　右上
ナスとごま油とレモン汁のデイップ　ムタバール(Mutabbal)右下
細長い春巻きの中にはチーズ　美味でした。

マロン派の総本山があるハリッサの麓のロープウェイ

ベイルートの海岸線は南仏みたい。

ジェニエの街と地中海が一望

「レバノンの聖母」白亜のマリア像

マロン派の新しい教会
船を逆さにしたデザインだって（ノアの箱船？）

国立博物館

バールベック出土のモザイク画。

オベリスク神殿の下から出土のブロンズ製の兵士像
レバノンで一番有名な出土品

ローマングラス

内戦で爆破砲撃された家
内戦の遺稿として残していくそう。

中東のパリと言われるわな～。

独立を祝う像
銃弾の穴だらけの自由の女神と兵士

ムハンマド・アミーン・モスク（Muhammad Al Amin Mosque）

モスク内部

鳩の岩
ギリシャの英雄ギリシャの英雄ペルセウスがアンドロメダを救うために殺害した海の怪物の残骸であるとも言われている。
ペルセウスがメデューサの頭を使って怪物を石に変えたとも言われる。
伝書鳩を放したとか、周りに鳩がたくさんいたとかって説もあるとか。

カルスト地形の地表から滝

左側の端に男性が座っている
大きな滝だわ～

255メートルの深さに落ちる。

なんて不思議な洞窟

虹のような光彩がさしてきた

ファイナルファンタジーの世界観

右側に写っている女性二人の姿で滝の大きさが分かる

ブシャーレ

カディーシャ渓谷の東部、標高2,000ｍの場所にある「神の杉の森」
大きなレバノン杉、樹齢4000年。

レバノン杉はマツ科ヒマラヤ杉属
レバノンにしか自生しない固有種。

紀元前3000年頃
建材や船材、樹脂がエジプトのミイラづくりの原料とされ重宝された。

香り高いレバノン杉は、クフ王やエジプトの王、バビロニアのソロモン王、アレキサンダー大王などに珍重された。
ツタンカーメンの椅子、棺などもこのレバノン杉で作られている。

お土産、蜂蜜に惹かれるも・・・

セント・ジル要塞からトリポリの街

ナハシーン・スーク（Nahasheen Souq）

タラーブルス

ブシャーレの町並み。
標高1450m
レバノン中東のスイスと言われる。

雪山とガディーシャ渓谷

ガディーシャ渓谷（聖なる谷）

Qannoubine修道院

フェニキア人の墳墓

MZAAR
レバノンの首都ベイルートから車で1時間程
沢山のスキー場がありました。
雪の大谷？ではなくレバノンの雪壁がありました。

標高2465メートルの峠

ローマ時代のハジャル・ヒブラ　世界で最も大きな加工面を持つ石造物巨石はバールベックの東の入り口にある。
ハジャル・ヒブラ（妊婦の石）は長さ21.5mで幅は4.8m、高さは4.2mで、その大きさは422立方メートルであると推定される。また、その重さはおよそ1,000トンで現時点で世界最大。
妊婦の石の伝承は、ひとりの妊婦が「自分が子どもを無事に産むまで食べさせてくれたら、巨大なモノリスを動かす術を教える」と言われ、バールベックの人々が名づけた。
または、妊娠した精霊が石を切り出して運ぶ役目を課せられたことに由来しているとも。
女性がこの石に触れると子宝を授かるという。

160㎝の人間と比べるとでかいわ～！

お昼は例の前菜から鶏肉の炊き込み風料理
美味しいけど2人で8人分くらい～無理だァ、まるで大食い選手権か？

Ba‘albakk、バールベックは、レバノンの東部、ベイルートの北東約85km、ベカー高原の中央にある古代遺跡。
バールベックは「ベカー高原の主神」を意味し、ここにフェニキアの神ハダド（バアル）が祀られていた事に由来する。
本来はフェニキア系の神々の聖地。
後にギリシア・ローマ系の神々と習合し、祭神はジュピター・ビーナス・バッカスと呼ばれる。
遺跡はこれら三神をそれぞれ祀る三つの神殿から構成され、世界でも有数のローマ神殿跡。

シリアとの国境付近のベカー高原中央にある。
バールベック遺跡には3つの宮殿が集まる。
ジュピター宮殿、バッカス宮殿、ビーナス宮殿の3つ。

バッカス宮殿

アンジャル
レバノン唯一の城塞都市遺跡
世界遺産に1984年に登録
シリア国境まで2㎞