2019/02/16 - 2019/02/16
46位(同エリア206件中)
ミモザさん
いよいよシチリア島の旅の最終日、今日は4人でカターニアからバスでシラクーサに日帰りで出かけました。
2人の人は、日本人ガイド付きでノート、ラグーサ、モディカのツアーに出掛けました。
シラクーサの観光は主に大聖堂とギリシャ劇場の観光です。歩けない距離ではありませんが4人なのでタクシーを利用しました。
シラクーサからの帰りのバス停で、カメラをギリシャ劇場の売店に忘れたことに気が付き、無事見っけることができました。
シチリア島の旅行も今日で最終日ですが、2月だったので全体的にどこも閑散としていましたが、お天気にも恵まれ特に大きな事故もなく無事に過ごせたことは感謝です。
お世話になった旅サークルの皆さまありがとうございました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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このホテルには旅仲間の2人が一緒に宿泊しています。
Yさん、Nさんとゆっくり朝食をいただきました。
夜中はスタッフは帰り誰もいませんが、朝の時間になると出勤してきます。 -
それほど種類はありませんが、パンやコーヒ、果物がそろってます。
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サラミやチーズもあります、何といってもシチリアのオレンジジュースは美味しいです。
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ホテル前がこの広場、今日も朝からお天気がいい!
シラクーサに出掛けます。 -
体調を崩した一人は自由に街歩きします。2人の人は日本から予約した日本人ガイド付きの車でラグーサ・ノート&モディカの日帰りツアーに出掛けました。
結構お高いツアーですが、日本人ガイドなので安心です。 -
カターニア9時半ごろのバスでシラクーサには1時間半で着きました。
そこから歩けるのですが、一番の観光名所のオルティジャ島の大聖堂までタクシーに乗りました。
タクシーは10ユーロでした。 -
オルティージャ島中心にはドゥオモ広場があります。広場で一番目立つ「ドゥオモ」は紀元前5世紀のアテナ神殿がその後に教会になったもので未だに紀元前の柱は裏手に残っています。
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ドゥオモに入場します(入場料2ユーロ)
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ドゥオーモの内部は少し暗いです。
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シンプルなステンドグラス。
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シンプルだけどしっかりした天井部分。
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シラクーサの守護聖女聖ルチアに捧げらたドォーモは、元々紀元前480年のヒメラの戦いでカルタゴを破ったシラクーサが、カルタゴの賠償金で建てた神殿です。女神アテナに捧げられました。
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内部の礼拝堂。
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床のタイル、もしかしたら誰かの埋葬されたところ。
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床の模様は良く分からない絵でした。
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ドゥオーモの壁とステンドグラス。
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ビザンチン時代になると、神殿は教会に改築されます。神殿の外側の円柱と円柱の間を壁で埋めて教会の外壁とし、三廊式にするため内陣の壁にはアーチがいくつも空けられました。(現在でも、教会の左側の壁と内部を見ると、神殿が教会の中に組み入れられているのが分かります!)
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ドォーモ内部のサンタ・ルチア礼拝堂には、聖ルチアの骨の一部と、聖ルチアの銀製の像が安置されています。普段は祭壇の奥に安置され、拝観出来ない聖ルチアの像は、毎年12月13日の聖ルチア祭に、ドォーモから運び出され、行列を組んで、本土のサンタ・ルチア教会に運ばれます。一般拝観のために1週間展示された後、再び12月20日にドォーモに戻されます。
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大地震の後、1695年~1703年にかけてバロック様式で再建されたサンタ・ルチア・アッラ・バディア教会があります。単廊式の教会で、内部は漆喰とフレスコ画と絵画で装飾されています。2009年から、中央祭壇の上に、カラバッジョが1608年から1609年のシラク―サ滞在中に描いたサンタ・ルチアの埋葬の絵が展示されています。
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アポロ神殿
オルティージャ島の橋を渡ってすぐのパンカリ広場にあります。
紀元前6世紀末に建てられた周柱式ドーリア式神殿で、シチリアを含むギリシャ世界で最も古い石造りの神殿と言われています。
神殿は、ビザンチン時代に教会、アラブ時代にモスク、ノルマン時代に再び教会、16世紀のスペイン時代には兵舎に改築されました。1693年の大地震で崩壊後、地面の下に埋もれていましたが、1860年に発掘されました。 -
またタクシーに乗りギリシャ劇場にやってきました。シチリアではシラクーサのギリシャ劇場が一番大きいのですが、保存状態はタオルミーナの方がいいです。
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ギリシャ劇場の周りを1周しました。
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紀元前5世紀初期の建造で、建築家ダモコポスの設計。その後、紀元前238年~215年に僭主ヒエロン二世2世により、拡大改築されました。直径が138mあり、シチリアで一番大きいギリシャ劇場です。
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この場所は元々シラク―サの町の中では高台にあたり、ギリシャ劇場のある場所は緩やかな丘でした。その丘の石灰岩の岩を掘り抜いて造った劇場です。そのため、劇場の上に登ると、遠くに海(シラク―サの港のグランデ港)が見えます。
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ギリシャ時代、シラクーサはギリシャのアテネに次ぐ演劇のメッカで、紀元前476年にはアイスキュロスのペルシア人の初演が行なわれたこともあります。
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現在でも毎年5月~6月にかけて夕方に古代劇(ギリシャ悲劇・ギリシャ喜劇)の上演が行われています。
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ディオニュシオスの耳
天国の石切り場内にある、ギリシャ時代に石を切り出したあとにできた洞窟。奥行き65m、高さ23mあります。洞窟の形が人の耳の入口(外耳道)に似ていることから、1608年にここを訪れた画家のカラヴァッジョが「ディオニュシオスの耳」と名付けました。非常に音が響くので、僭主ディオニュシオス一世が洞窟に監禁した政敵の話を盗み聞きしていたという伝説があります。 -
ディオニュシオスの耳
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内部は暗いですが音響効果があるようです。
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石切り場の残された石。
このあとまたタクシーで戻り、バス停でバスを待っていました。そこでハプニング!
ギリシャ劇場のお土産屋さんでカメラを忘れたことに気が付き、ミモザは一人タクシーでギリシャ劇場に戻りました、運よく売店の人が預かっていました。
またタクシーでバス停に戻りましたら、予定のバスがなく1時間後なので皆が待っていました。一人で帰る覚悟をしていたのでラッキーでした。
それで駅前のカフェで軽くお茶をしました。
一応バスの時間を調べていたのですが、時々変更があるようです。 -
今日の夕食はホテルからほど近い評判のいい”Trattoria De Fore”
ここは日本で調べていて、前日場所を確認にきたら、お店のママがいて予約をしていました。 -
このお店の最大の魅力は、値段と家庭料理の味わい、一番の欠点は「料理の出るのが遅い」と書いてました。
一番乗りで入りました。今日は全員集合でした、シチリア最後の夕食です。 -
少し待ちましたが、美味しいという馬肉の肉団子(2ケで5ユーロ)
団子のなかにチーズが入ってます。ちょつと味が濃いです。 -
前菜の盛り合わせ。
フライドポテト、野菜の酢漬け、トマトと茄子のグリル。
名物お母さんが挨拶に来てくれました、みな一緒に写真を撮りました。 -
揚げ茄子とチーズのトマトパスタ。
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リゾットだったかな?
うーん見ても分かるようにどれも同じ味、そして味が濃い。
ちょっと期待が大きかっただけにがっかりでした。
ただびっくりするくらい安かったのが救いです。
ワインも飲んで一人10.5ユーロでした。 -
翌朝朝食後同じホテルの3人は空港までタクシーを頼んでいました。カターニアの空港まで25ユーロでした。
時間があったのでラウンジで一休み、11時05分発でローマ経由で無事成田に到着しました。その二日後エトナ山が噴火でカターニア空港が閉鎖になるNWを聞いてほんとラッキーでした。
シチリアにまた来れるかな? おしまい(^_-)-☆
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