【英国】コーンウォール２日間の旅

2019/05/11 - 2019/05/12

コーンウォール２日間の旅。
美しい町セント・アイブス、沖合に浮かぶ城セント・マイケルズ・マウント、最西端の地ランズ・エンドを巡りました。
本当に美しい景色と温かい人々に感謝した日々。
温かい気持ちになる２日間でした。

エリア その他の都市(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0

〇１日目

ペンザンス駅からバスに乗りセント・アイブスへ
バスを降りると、美しいエメラルドグリーンの海とまるでジブリ映画のような町の景色にテンションが上がります。

町中のショッピングストリート。
かわいい雑貨屋さんやお菓子屋さんなどが並ぶこの通りで、
ランチにコーニッシュクリームティーをいただく。
メニュー名は、普通の「クリームティー」ですが、スコーンにまずジャムをつけ、次にクリームというのが、コーンウォール流らしいです。

町は岬のような地形にあるので、町を通り抜けると、また美しい海に出ます。

テート・セント・アイブス美術館で現代アートを鑑賞。
小さめの美術館ですが、セント・アイブスゆかりの芸術家の作品が多数あり、内容も濃いです。時代ごとにブースが分かれており、戦中、戦後の作風の違いが見て取れました。

思いがけず、ピカソの作品も見られました。
館内の大きな窓からはきれいな海が見られ、これまた素敵です。

BARBARA HEPWORTH MUSEUM AND SCULPTURE GARDEN美術館で彫刻を鑑賞。
テート・セント・アイブス美術館の入り口で、この美術館とのコンビ入場券を購入しました。テートから徒歩10分弱。

たくさんの植物が植えられたお庭に、彫刻作品が多数。

この後、さらにThe leach potteryという、町から少し離れた住宅街にたたずむ陶芸のギャラリーを見てから、バスの時間が迫っていたので、バス停へ戻り、ペンザンスのB&Bへ移動。
B&B：Westbourne Guest House
ペンザンスの町に戻ると、この日はほとんどの店が夕方には閉店していました、アンティークのお店やチャリティーショップが多いようでした。
町の中心部は十分に歩いて観て回れる大きさでした。

〇2日目

セント・マイケルズ・マウントへ
島へは、ボートで渡りました。干潮時は歩いて渡れます。
公式サイトで潮の満ち引きの時間を確認できます。
ペンザンス駅前から海岸沿いをバスで15分程度。

多くの観光客が、この島の最寄りバス停で降りるので、一緒に下車。バス停は、小さなお店が立ち並ぶ通りにあり、海側に下りていくと、桟橋に小さなボートが停留していました。チケット売り場なども見当たらず、このボートでよいのか不安ながらも、近寄ってみると、乗せてくれました。

ボートは、お客さんでいっぱいになったら出航します。
出航後に、船頭さんが乗船料を集金。

この景色は、少し離れた位置から見るのがキレイかもしれません。
ボートからの景色は素晴らしかったです。

島に入ると、頂上にある城まで急な斜面を登っていきます。
城内は、豪華絢爛な所有者一家の展示が見られます。
島内の入り口付近には、飲食店やお土産店もあり。

この後、ランズエンドに行く予定だったので、ペンザンス駅へのバスの時間を考慮し、早めにボートに乗り込みました。
ボートは頻繁に出ていますが、ここでもお客さんがいっぱいになるのを待ってから出航。

ペンザンス駅からランズエンドまでローカルバスで1時間程度。
屋根がオープンのバスだったので、気分よく屋根なしの席に座ると、ものすごい強風に吹かれました！
途中で強風に耐えかね、屋根の下の席へ。
1時間という長距離ですが、バスからの景色は、美しい海や果てしなく広がる田園風景、小さな村々などで、楽しく過ごせました。

ランズエンドのバス停に着くと、レジャー施設が見え、
え！？なんかショック；
と思いましたが、レジャー施設を通り過ぎると、ちゃんと美しい景色が現れました。
まず、このレジャー施設で腹ごしらえをしてから、散策することに。
コーニッシュパスティという、おかずパイのような、この地方の名物を
ほおばり一息。

遊歩道を歩いて、散策します。
岸壁の先端に小屋（最西端ではないかも）があったので、そこまで片道30分程歩きました。

海風を浴びながら、絶景を中を行くというのは本当に気持ちがよかったです。

レジャー施設に戻ると、バスの時間まで景色を眺めて過ごし、バスでペンザンスへの帰路につきます。

この2日間、絵画のような美しい景色をたくさん見られましたし、
町中では、旅行者の素敵なマダム達に声を掛けられ、簡単なお話をしたり、B＆Bのオーナーがフレンドリーに話してくれたり、
人とのふれあいもできたので、とても温かな気持ちになりました。
自然と人の優しさに感謝しました。