ハローキティ新幹線に乗って「うさぎ島」として有名な広島県の大久野島まで日帰り旅をしてきました(*^^*)

ハローキティ新幹線で行く大久野島日帰り旅

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2019/05/11 - 2019/05/11

427位(同エリア492件中)

エリア

竹原(広島)

まずはハローキティ新幹線に乗るべく、頑張って朝5時に起きて博多駅へ。結構ギリギリだった事もあり、ホームに上がった時には既に入線していました。
ハローキティ新幹線の計画を初めて聞いた時はなんか微妙だなと感じたものですが、実際見てみると意外とスタイリッシュで500系の良さを上手く活かしたデザインに仕上がっています。
車掌姿のキティちゃんもとても凛々しく見えますね。
各車両には山陽新幹線沿線の府県をモチーフにしたキティちゃんが描かれています。
ちゃっかり沿線ではない島根と鳥取も混じってますが＼(^o^)／
いよいよ車内へ
6号車の扉
リボンが描かれていて可愛らしいデザインですが、500系の車内では不思議と格好良く見えるものです。
6号車はかつてのグリーン車の座席をそのまま使用しており、他の号車よりも座席幅やシートピッチが広く取られています。
クッションも程よい硬さで長時間乗車しても疲れにくい重厚な座り心地です。

こだまで新大阪まで乗り通すなら必ず6号車を押さえたいですね！
朝からほろ酔い＼(^o^)／
今回使用するのはこだま指定席きっぷ。
事前にWeb予約を行う事で通常よりもかなり安くこだまを利用することができます。

ただし、2人以上でないと購入できないので注意が必要です。
車内の案内図

エヴァの時とは異なり、1号車へは特に予約不要で誰でも入場可能なようです。
電話室にもしっかりステッカーが貼られています

室内。テレホンカードの自販機もまだ現役で稼働していました。
トイレの中も手が加えられています
出入口もしっかりラッピングされています
おばあちゃんも居ました
こういうのを見るとキレイに使わなきゃと思いますね
いよいよ2号車のKAWAII!Roomへ！
他の号車よりも徹底した装飾が行われており、
各々のブラインドにもキャラクターが描かれています。
ハローキティの世界観を楽しむならやはり2号車がおすすめです。
上りは博多からだと問題なく座れますが、下りは席の争奪戦が凄そうですね(-.-;)
テーブルもキティちゃん！
2号車先頭部にある赤ちゃん用スペース
同じく2号車の荷物置きスペース

こうして見ると床や肘掛けにも装飾が施されているのがわかりますね(^^♪

では、1号車のHello!PLAZAへ入ります！
西日本各府県のキティちゃんが描かれた地図
ちなみに福岡はあまおうでした
スペシャルシアターなるものもあり、映像が流されていました。
1号車の先頭部
ここで記念撮影ができます
記念撮影用にプレートや小物類があり、自由に使う事ができます。
窓際のフリースペース
1号車はカフェと西日本エリアの観光展示スペースとなっており、オリジナルグッズやお土産の販売も行っています。

ここで妻はハローキティの人形焼を購入。
私もハローキティ新幹線のチョロQを買いました。

レシートも特別仕様なのかと密かに期待するも、通常の車内販売と同じものでした(^_^.)
そうこうしてる内に三原駅へ到着！
こだまだと2時間強掛かりますが、あっという間でしたね＼(^o^)／
青春18きっぷの旅ではいつも乗換でお世話になっている駅ですが、こうして駅の外に出た事はほとんどないので新鮮な気分です(^_^.)
大久野島へは忠海港からフェリーでアクセスするのが一般的ですが、土日祝限定で三原港からも高速船が出ています。

忠海へ向かう呉線は本数が少ない上に接続も悪いので、アクセス手段としてはかなり有効だと思います。

蛸のまちとして有名な三原。
駅から港へ向かうマリンロードにもこんなモニュメントが。
こちらはびくびくダコ
徒歩5分程度で三原港に到着
大久野島への航路はラビットラインという愛称が付けられています。
ずいぶんレトロな雰囲気のフェリーターミナル
しまなみ海道が開通するまでは重要な交通拠点だったようで、現在も周辺の島々へ多数航路が出ています。
乗船券。往復2,400円とやや割高ですが、三原から直接アクセスできるのは非常に大きいと思います。
今回乗船するかがやき3号
須波港経由で大久野島まで30分の船旅です。
船内
うさぎからのお願い
どれも大事なことですね

大久野島へ上陸！
桟橋から瀬戸内の島々を眺める
三原港からの高速船が発着する1番桟橋。
2番桟橋の方は綺麗な待合所も整備されているのですが、こちらはずいぶんと簡素な造りです(^_^.)
桟橋の入口にある高速船の案内。
この即席感、大好きです！
島に入ると早速うさぎがお出迎え
わらわら寄ってきました＼(^o^)／
うさぎの耳を模した集音器
試してみるも周囲が静かなのもあって特に何も聞こえませんでした(^_^.)
妻もうさぎに変身(*^^*)
今でこそ風光明媚で平和な島ですが、戦前・戦中は旧日本軍が毒ガス製造を行っており、島の存在自体が軍事機密とされ「地図から消された島」となっていました。

毒ガス資料館では大久野島を語る上で決して目を背けてはいけない歴史に触れることができます。
館外には当時毒ガス製造に使用されていた陶器製の器具類も展示されています。

工場幹部専用の防空壕。
一般工員の方は極めて粗末なものを使用していたようですが、こちらはコンクリートで強固に造られており、格差を感じさせます。
資料館から休暇村へ向かう途中の広場にて。
早速エサをあげる妻
1羽にエサをあげると、他のうさぎもわらわら寄って争奪戦に。
やはり新鮮なキャベツが好きなようで、他のうさぎの食べ残しをあげたりすると露骨に嫌がりますw
この子は全体的に怠惰な感じでぬぼーっとしてましたねw
休暇村へ到着！
あまり瀬戸内っぽくない南国チックな風景
休暇村のレストランで昼食
注文したのは鯛の釜めしと骨蒸し定食。
骨蒸しは見た目通りの食べづらさですが、とても美味しかったです。
どの定食にも名物のタコの刺身が付いてきます。
鯛の釜めしも出汁が効いててgood!!

休暇村の外から眺める瀬戸内海
瀬戸内ならではの波の穏やかさに癒やされます
この日は5月としてはかなりの暑さで、木陰で休んでいるうさぎも多かったのですが、餌を取り出すとわらわら寄ってきました。
休暇村の温泉で汗を流します
大きな浴槽の「大沓の湯」と海を一望できる「小沓の湯」の2種類があります。
泉質はやや塩素臭が強く、あまり良いものではありませんが、入浴料の安さを考えるとこんなものかと感じました。
温泉でリフレッシュした後は再び外へ出て島を一周することに。

写真の場所はかつて毒ガス貯蔵庫として使われていたそうです。
この画像の中にうさぎが隠れています。わかるかな?
木陰で穴を掘るうさぎ
長浦毒ガス貯蔵庫跡
写真だとわかりにくいですが、戦後毒ガスを処分する際の火炎放射によって黒焦げになった箇所が散見されます。

今ではすっかり長閑で平和な島ですが、突如としてこのような遺構が現れると、過去に起きた事実を改めて認識させられます。
妻に群がるうさぎたち。
まだまだ餌が余っているので、この辺りで一気に消化したいところ。

時間が許されるのなら、いつまでもうさぎと戯れていたいです(^^)/
北部砲台跡
中はひんやりしていて異様な雰囲気でした。
毒ガスの島として有名な大久野島ですが、もともとは日本海軍の芸予要塞として重要な位置を担っていました。

毒ガス関連の遺構よりも時代を感じさせる建築です。
島の奥にもこんなにうさぎがいます。
そして、大久野島を象徴する遺構といえばこの発電所跡。
ボロボロになっていますが、稼働していた当時の威容を感じさせます。
発電場跡の説明文
ここにもちゃんとうさぎがいます
トンネル越しに広がる瀬戸内海
先程の写真の逆アングル
やたら落書きが目立ちますね(-.-;)
トンネルを抜けた所から本土側を臨む
奥には造船所が見えます

島をぐるりと一周して桟橋まで戻ってきました！
うさぎとの触れ合いに時間を忘れて没頭してしまい、船の時間には結構ギリギリでしたw

次回は子供ができた後に泊まりがけで行きたいですね(*^^*)
三原駅まで戻ってきました。
駅裏はすぐに三原城の外濠となっており、ほんとに城の中に造った駅であることが実感できます。
せっかく広島に来たのだからお好み焼きを食べたい！との事で、駅裏すぐの「つぼみ」で夕食にします。

お好み焼き以外のメニューも充実しており、カフェとしても居酒屋としても使えそうな感じでした。

入店した時は全く客が居ませんでしたが、地元の方が持ち帰りで多く訪れていましたね。
三原名物のやっさタコを惜しみなく使った「びんご焼」
広島市内のお好み焼きともまた一味違う美味しさです。

因みに青春18きっぷ利用だと三原で乗り換えとなる事が多いので休憩にも最適！
今後も関西方面への鈍行旅ではお世話になると思います＼(^o^)／
楽しい時間もあっという間に過ぎて、こだまで博多へ戻ります
帰りも500系がやってきました。
通常バージョンもやっぱりかっこいいですね！

山陽新幹線では最古参となった車両ですが、末長く活躍してほしいものです。
帰りは疲れちゃって博多駅まで爆睡でしたw

今後も過去の旅行記を少しずつ上げていく予定なので、これからも見ていただけると幸いです。