【2019年4月】くりでんミュージアム「GWこどもまつりW乗車会」

2019/04/28 - 2019/04/28

GWはのんびり地元で過ごしてました。

4/28に栗原市にある「くりでんミュージアム」へ。
高速使うと約１時間で行ける距離。
意外と近い！
この日はレールバイクとくりでんに乗れるW乗車会と、こどもまつりが開催されてました。

エリア 栗駒・栗原(宮城)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 自家用車

くりはら田園鉄道（くりでん）は石越駅から若柳駅まで走っていたローカル線です。
残念ながら2007年に廃線となりました。

私も乗ってみたかったな…

旧若柳駅。
イベントの時のみ解放されているそうです。

若柳駅 駅

大正時代に建てられた駅舎です。
ここで乗車会の受付ができました。

レールバイクはすでに予約でいっぱい。
2～3日前には満席になってしまったそうで…残念。
今日はくりでんの車両KD95と貨車には乗れるとのことだったので、両方予約しました。
楽しみ楽しみ～♪

駅舎を通って駅のホームへ。

くりでんミュージアム 美術館・博物館

1995年の電化廃止まで40年活躍したM15。

内部も見学できます。

広告に「YAWARA！」
懐かしい。
当時のままななのかな？

こちらはKD10。
朝の通学客の為に1995年に名古屋鉄道から転入したそうです。
一軸台車（一本の車軸に車輪が２つ）で乗り心地は良くないらしい。
今日の乗車会ではKD95に乗るけど、この車両にも乗れる機会があったら、ぜひその乗り心地の悪さを体感してみたい。

今日乗る貨車というのがこちらです。
座席が駅にあるベンチですね。
昭和な雰囲気の広告がそのままなのが良い。

こんな感じで運ばれます。
貨車に乗る機会なんてなかなか無いよね。

これがすでに予約いっぱいになってたレールバイク。
次はちゃんと予約して乗ってみたい。

そして乗車会で乗れるKD95。
あずき色で頭についてる前照灯がかわいい！

乗車の時間までくりでん芝生広場で遊んでました。
鉄道も遊具も楽しめるなんて息子にとっては最高の遊び場だなぁ。

お昼ご飯は併設されてる農産物直売所内の食堂に行きました。
息子は公園で遊ぶのに夢中なので、旦那と交代で食べることにしました。

私が頼んだもの。
「日替わりくりでん定食 600円」
炊き込みご飯には栗が入ってましたー！

旦那が頼んだのは「はっと汁定食」
焼きおにぎり美味しそう…。

息子用に直売所で買ったパンもなかなか美味しかったです。

ご飯を食べた後はくりでんミュージアムへ。

入場券が硬券でした。

パチっと切ってもらって入ります。

屋外のギャラリーには実際に使用されていた駅名板が展示されてました。

でも一つだけ盗難にあいレプリカのものが。
なんで盗っていっちゃうんだろう…。

ミュージアム内にも車両が展示されてます。
先ほどの元名鉄KD10。

下からも見られるようになってました。
これが一軸台車！

車内では有料の運転体験がありました。

運転席があると迷わず座る息子。

制服制帽も自由に着ることができました。
くりでんの制服のデザイン栗色でかわいい。

この階段は線路の下に敷く枕木を使ってるそうです。

どれどれ、嗅いでみよう…
これは！！

枕木臭がすると言われる、富山県氷見の旅館あおまさの温泉の匂いと同じでした！
枕木の匂い確認する機会ってなかなか無いからちょうどよかった～。

工作機械の展示もありました。
結構手作りでやってたんですね。

鍛冶場。
車両部品の修理など自分たちでやっていたそう。
すごいな。

貨車に乗る時間になったので一旦ミュージアムを出てきました。
この無蓋貨車は明治か大正時代あたりに製造されたもので、鉱物などを輸送するのに使われてたそうです。

ではでは出発進行ー！

片道900Mを往復します。

天気も良くて気持ちいいー！

しかし、軽トラの荷台にのせられてるような気分にもなる。
目の前田んぼ広がってるし。

栗駒山も綺麗に見えました！
無蓋貨車楽しかったです！

次はKD95に乗りますよー。

これも硬券で乗車時にパッチンしてもらえます。

来た来たー。

さっそく乗車。
車内の内装には座席や床などに地元の木材を使用してるそう。

運転席。
レトロかわいい。

さっき乗った貨車と同じ900Mの距離を往復します。

運転士さんの左側にある輪っかのようなものはタブレットキャリアといわれるもので、折り返し運転する時、運転士さんがタブレット（通票）を次の運転士さんに渡してました。
これは初めて見たかも。

乗るのも良かったけど、今度は走ってるところも見たいな。

それにしてもこの車両、新車みたいにピカピカ！
ここだけで走ってるのもったいないくらいです。

ミュージアムに再入場しました。
こちらは旧客車庫内に保存されてるKD95です。

詰所。
当時のまま保存されてました。

くりでんの歴史や展示が見られる館内。

この石越駅から細倉鉱山駅まで再現されたジオラマが見事でした！

新幹線も走ってる。

10～15分間隔でジオラマの中をくりでんが往復します。

ついつい追いかけてしまう。

トンネルから出てきた～。

他には栗原出身の歌手が駅前で、そして神社前にお笑いタレントがライブしてたりして、じっくり見てると色々発見できて面白かったです。

タブレットとキャリア。
写真の運転士さん、先ほどの乗車会の時いました。
くりでんの元運転士さん？が何名かミュージアムに勤めていらっしゃるようです。
くりでんの制服着た方が館内にいて、来場者に色々説明してくれてました。

今日はこどもまつりということで、缶バッチ製作コーナーがありました。

息子はKD95の図柄を選んで作ってもらいました。

あとイベントでやってたスタンプラリーでクリアファイルをもらいました。

くりでんは去年の12月で創立100周年だったそうです。
この車両が横一列に並んでる写真かっこいいです。

最後にプラレールコーナー。
一通り遊んだ息子は車に乗って即寝落ちでした。

くりでんミュージアム、４時間位滞在してかなり楽しめました！
また遊びに行きたいです。

帰りはどこか温泉に入ろうと考えてたので、長沼湖畔にある「長沼温泉ヴィーナスの湯」に行ってみました。
ここはキャンプ場にもなっていて、キャンプを楽しんでる家族が何組かいました。
温泉がすぐ近くにあるのは便利だな～。

この長沼湖畔といえば、一時期オリンピック会場候補として話題になったボートピア長沼があります。
もし決まってたら、このあたりの景色は今頃違っていたのかな。

敷地内にはかつて結婚式場や地ビールレストランがあり、今でも建物がそのまま残っています。
車でしか行けないようなところだし、まわりには観光スポットも無いので厳しかったんでしょうか。

施設は全体的にコンパクトな感じ。
お風呂は電気風呂やジャグジーなんかもありました。
泉質はまあまあ良かったと思います。

息子と一緒に入ったので全然落ち着かなかった…。
お母さん湯船につかりたいのに、息子は水風呂の水で遊ぶのに夢中とか…。
床滑るから目が離せないし。

長沼温泉 ヴィーナスの湯 温泉

温泉に入って高速道路に乗り、長者原SAで夜ご飯を食べました。

これは鶏中華ラーメン。
スープ飲み干せるくらい美味しかったです。

長者亭 グルメ・レストラン

こちらは長者原名物タン塩丼。


GWは混雑を避けおとなしく過ごしてましたが、６月、７月と続けて飛行機を予約してます。
8月は電車の旅もしたいなぁ。
これから計画立てるの楽しみです！

この旅行記へのコメント （2）

• shuuu1983さん 2019/05/13 21:54:02

  くりでんミュージアム良いですね～

  nankoさん、こんばんは～
  
  くりでんの乗車記、良いですね～。
  楽しそうです。
  
  くりでんミュージアムも良いですね～
  （宮城はまだまだ奥が深い・・・）
  
  ジオラマも良いですし、歴史の展示も興味あります。
  次回、宮城に行った際は行ってみます。
  石越からだと徒歩で県境越えもできますね。
  あわせて楽しんできたいです。（←変人）
  
  shuuu1983

  nankoさん からの返信 2019/05/14 16:21:12

  Re: くりでんミュージアム良いですね～

  shuuu1983さん、こんにちは！
  
  コメントありがとうございます。
  
  前から気になってたくりでんミュージアム行ってきましたが、
  予想以上に内容が充実してて楽しいところでした～。
  宮城県の貴重な鉄道観光スポットです。
  次回、来県の際はぜひご検討ください。
  
  石越から岩手県へ(笑)さすがですね。
  石越～細倉マインパークまでくりでんの線路がほぼそのまま残ってるそうなので、
  廃線を歩いてくりでんミュージアムに行くのも楽しいかもしれません。
  （↑さりげなく新たなミッション追加）