2018/07/22 - 2018/07/22
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spitfirebuzz90さん
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2017年夏は22年ぶりの松山遠征と遠出をしましたが
2018年夏は遠出の旅行をやめ久しぶりに18切符を
使った日帰り旅行を繰り返すことにしました。
テーマは関東近郊のSLに乗りに行く&今年は日程の
関係で18切符が使える期間中にアイスホッケーが好きな
私は応援する日光アイスバックスの試合観戦に行こうと
決め、ほぼ毎週末日帰り旅を楽しんできました。
まず第1弾は高崎~横川を走るSL碓氷&10年ぶりに
鉄道文化村へと行って来ました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今年も夏の18きっぷシーズンが到来。
東海道高崎線を乗り継ぎまずは高崎へと
やってきました。 -
首都圏ではもう見られなくなった211系で横川へと
向かいます。 ちなみに私が住むJR東海エリアでは
まだまだ現役で走っており私も毎朝通勤で乗っています。 -
高崎から約30分で横川駅へと到着。
到着すると朝高崎を出発したEL&SLレトロ碓氷が
折り返しの待機をしていました。 -
今はどん詰まりになってしまいましたが
1997年9月30日まではここから軽井沢、
長野へと線路は続いていました。
ご存知のように1997年10月1日に長野新幹線が
開業し通称、横軽と言われた碓氷峠を行き来する
列車は廃止されてしまいました。 -
ホームの端に改めて来たらこんなプレートが。
これで平成30年7月22日に来た事が記録に残り
ますね。 -
横川駅も自動改札が導入されsuikaで
ここまで来れちゃいます。
ですが昔の横川駅、横軽を知っている自分としては
ちょっと悲しい光景です。 -
横川にはちょうどお昼頃に到着したので
やっぱり峠の釜めしでしょ。
今でも駅売りもありますが向かいの国道にある
ドライブイン荻野屋で頂きました。 -
腹ごしらえをした後は10年ぶりの碓氷鉄道文化村へと
入場します。
ありがとう20年の文字に改めて横軽が廃止されて20年
経ったんだと実感。 -
早速、中に入りまずは横軽を行き来していた
EF63とご対面。
10年ぶりの対面です。 -
同じく10年ぶりの対面。 信越本線を主に走りEF63と
ペアを組んで特に軽井沢→横川へと向かう上り列車では
EF63重連とEF62の3重連で客車列車を引いている姿は
圧巻でした。
EF62にはもう一つの顔があり国鉄末期に老朽化したEF58を
置き換え東海道~山陽の荷物列車、間合い運用で主に東海道線で
御座敷客車等を牽引していました。これは当時、電気暖房機能が
搭載されていた機関車だったこと、牽引パワーがあったという
事もありこのような運命を辿りました。
ただ山を下りたEF62の多くは昭和61年国鉄の郵便荷物列車が
廃止されたときに大部分が廃車され、山に残ったEF62は信越、
高崎線での臨時列車の牽引で残りましたが長野新幹線の開業で
こうやって保存された物以外は廃車されてしまいました。 -
ここからは屋外展示の機関車群を見て回ります。
DD511。現役当時は秋田機関区に配属されていて
男鹿線での貨物牽引等をしていました。 -
除雪車です。 北国に行けばどこの路線でも見る事が
出来た車両です。 -
D51。今でもやまぐち号や ここ群馬でもSLみなかみ等でも
実際に走っている姿は見れますがD51の中でも通称、なめくじと
言われた部類のD51です。 -
EF8063。 主に常磐線や水戸線で貨物列車や団体列車
そして上野~青森を走っていたブルートレインゆうづるの
先頭に立っていました。
私も現役で走っている頃はゆうづる、常磐貨物、つくば万博の
際に臨時列車として走っていたエキスポライナーのライナー等
追い求めて常磐エリアに度々出かけていました。 -
EF631。先にコメントを付けましたが ここ横軽を行き来していた
EF63のトップナンバーです。 ここ文化村に入る時に茶色に塗装
変更されました。 青い客車を挟んで反対側がEF62のトップナンバー。
こう見るとかつて横川→軽井沢へと客車列車が向かう際の光景を彷彿
させます。 当時の客車列車は軽井沢へと向かう際に横川駅でEF63の
重連を後ろに連結して押して軽井沢へと向かいました。
その為、ここを通る全ての急行、特急は横川、軽井沢へ停車しEF63の
連結、切り離しを行っていました。 -
EF59のトップナンバーです。
このEF59もかつては山陽本線の瀬野~八本松の峠を
貨物列車の補機につけて瀬野八峠を行き来していました。
今の機関車は性能もパワーもあるので補機なしで峠を越えて
おりますが、今でもこのEF59の後継機関車であるEF67が
走っています。 -
キハ35。かつて日本中では結構、色々な所で走っていた
車両で関東では八高線や電化前の川越線、同じく電化前の
相模線で使われていました。 -
少し奥にはかつて信越本線、横軽を走っていた
189系 特急あさま、EF62、EF63が展示されて
います。 -
EF65 500番台 通称F型。そのF型の中でも
ひさし(つらら切り)がついているタイプです。
現役時代は主に米原機関区へと配属されていて
東海道貨物の先頭に立っていました。
またF型のほかにP型というタイプもあり客車列車を
主に牽引し、高崎機関区にEF65501が現役でまだ
残っています。
この500番台P型は昭和50年代前半までは東京から
九州方面へ向かうブルートレインの先頭に立っていました。 -
EF621 と横へ並ぶEF15165。
このEF15は現役時代は吾妻線、青梅線、身延線、
紀勢本線等で貨物列車や臨時列車の先頭に立って
いました。 この165号機は高崎に配備され吾妻線で
活躍しており私も引退時の記念列車を撮影に行きました。 -
EF70。 このEF70は主に北陸本縁を走っていた
交流専用機関車でした。 これも0番台、1000番台とあり
貨物用、客車用として2タイプありました。
このEF701001も北陸本線での最後の姿をやはり撮影に
行きました。
交流専用機だったので東海道、山陽等、太平洋側を走るという事は
ありませんでした。 -
EF301、EF58172。
左のステンレスのEF30は関門トンネル専用の機関車で
海底トンネル専用機でした。九州へと向かうブルートレインや
貨物列車の先頭に立っていました。
右側のEF58は175両が製造され日本の直流区間の大部分で
走っていた名機です。 特に今でもJR東日本で保存されている
61号機はお召専用機関車として昭和天皇、平成天皇が乗車する
御料車を牽引した名誉ある機関車です。 この172号機もかつて
日光線でお召専用機以外が御料車の先頭に立った唯一の機関車で
よくぞ残してくれたと思います。
最後は宇都宮機関区に配属されていて主に東北本線を走る急行
八甲田や津軽、北星、東北荷物、臨時列車の先頭に立ちました。 -
今度は建屋内の資料館へと来ました。
ここではかつてのヘッドマークなどが展示されています。 -
懐かしすぎるヘッドマークの数々。
-
屋内に保存されている鉄道記念物。
文化財となっているアプト機関車です。
EF63が登場する前まではレールにラックを引いてあり
歯車を組み合わせて走るという手法が使われた最初の
機関車です。 -
今では駅の列車案内もLEDの電光掲示板に
なってしまいましたが、ちょっと前まではこのような
案内板がどこの駅にもありました。
鉄用語で通称パタパタ と言われていました。
上野や東京などは色々な方面へと向かう列車が発着して
いたので特に上野駅のパタパタは色々な列車名や行先が
ぱたぱためくれて出てきたので見ているだけでも面白かった
ですね。 -
交通博物館ほどではありませんが鉄道模型の
ジオラマがあります。 -
かつて昭和天皇が長野県へと行かれる際にここ
碓氷峠を通ってお召列車が走りました。
その際に使われた日章旗です。
EF62、EF63にもお召機関車として峠を越えて
行きました。 -
お召列車の証。
-
お召列車の牽引、運転手引き。
多くいる機関士、運転士の中でもお召列車の運転を
任されるというのは大変名誉なことでもあります。
限られた極一分の凄腕だけのものです。 -
昔の旧友に会ったかの気分に浸りながら横川駅へと
戻ってきました。
まだ少し時間がありましたので駅前にあるおぎのや
資料館へと来ました。 -
おぎのや資料館ですからまずは峠の釜めしの歴史です。
かつて駅で販売していた時の手押し台車に首掛け籠に
歴代の包み紙につつまれた釜飯です。
(中身は入っていません) -
歴代の掛け紙が展示されています。
-
横川駅での思い出写真です。
私も横川で連結作業での停車時間中に
ホームを走って買い求めたものです。 -
天皇陛下に献上された時の特別な釜飯です。
-
資料館の中には横軽の歴史がギュッと
凝縮されて展示されています。 -
横軽が廃止される際に出ていたのぼりです。
-
横川駅へと戻ってきてホームでの販売もまだ健在です。
-
横川駅へと入ってきました。
帰りはこれに乗って帰ります。 -
旧型客車。
昭和60年位までは東北、山陰地域ではまだ走っていました。
私もぎりぎり乗る事が出来ました。
懐かしい。今ではここ群馬県を走るSLレトロ、大井川鉄道で
乗る事が出来ます。 -
先頭はC6120。 我が国を代表するC62同様、
特急列車等の先頭に立った機関車です。
JR東日本がC61を復活させるというニュースを
見た時には本当に驚きました。
2015年、福島ディスティネーションキャンペーンで
C57180のい代わりに磐越西線のSLばんえつ物語の
先頭に立ち、私も会津に撮影に行きました。
フォートラにもその時の様子をアップしてありますので
宜しければみて下さい。 -
旧型客車の中に入ると本当に懐かしい光景が
広がっていました。 -
後ろ側にはEF641052。
機まわし機能がない横川駅には客車列車の場合、
先頭と後ろに機関車をつける、いわゆるプッシュプル
運転で列車が来ます。
ちなみにこのEF64も上越線を主に走ったハイパワーの
機関車です。 -
そろそろ出発時刻です。
-
出発までの間にスナップを数枚。
-
ちょっとアングルを変えて
-
石炭がくべられて出発です。
-
横川を発車して1時間。終点高崎に到着。
夏場の群馬はめちゃくちゃ暑かったけど
懐かしい旧友達に会えた時間でした。
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