【伊香保温泉】老舗旅館「横手館」

2018/04/13 - 2018/04/13

群馬出身なのですが、憧れの老舗旅館を目当てに初めて伊香保へ泊まってきました。

【横手館】
　創業：宝永年間（公式サイトでは1710～1720とのこと）
　泊まった建物「本館西棟」：大正9（1920）年築

http://www.kashikiri-onsen.com/kantou/gunma/ikaho/yokote_r04.html
こちらに各部屋の説明がありますが、今回泊まったのは「あららぎ」「若竹」です。
こんなに立派な造りなのに、他の部屋と変わらない値段なんですよ。
料理も（地元だと期待しないものですが）独創的で美味しくて、家族も喜んでいました。
伊香保には高級旅館も多々ありますが、コスパがよくて特別感も楽しめるこちらはオススメ！

エリア 伊香保温泉(群馬)

風がビュンビュンのグリーン牧場で遊んで、道の駅で地ビールなど買い込んでからやって来ました。
ネットで見てひとめ惚れした、立派すぎる広縁にテンション上がりまくり。
この部屋はやっぱり人気みたいで、週末はなかなか空いてませんでした。

緑の壁がまた落ち着きます。こんな部屋に住みたい…熱海大好きな文豪みたいに執筆滞在したい…

美しい組子細工の障子。

手すりまであって、屋内とは思えない楽しさ。
姪っ子もテンション爆上がりで、追いかけっこなどしてしまいました。

扇形の細工がかわいい。2階なので玄関が眺められます。

欄間もきれいです。写真撮りすぎかな？！

夕方の石段。普段はこの時間に帰ってしまうので不思議な気分でした。
そこらで足湯や射的などして遊びました。

また翌朝、「勝月堂」の温泉まんじゅうを立ち食いしに行ったのですが
作りたての熱々なので、小豆餡が苦手な私でも素直に美味しいと感じられましたよ。

夜の石段。ひとっこひとりいなくて怖いのですが…

夕食！説明を聞くと、地元産の食材をたくさん使っているようです。
中にはそうでない旅館もあるけど、観光アピールチャンスなのにもったいないですよね。

左下のメニューを持ち帰ったはずが見つからず、
1年前のことをもちろん覚えているはずもなく…解説ができません（笑）

たぶん…上州牛とか…

右上のレバーみたいなのは辛かったです。唐辛子こんにゃくかな？

それにしてもこの盛り付け、自分がこういう所で短期間だけ働いていたトラウマを思い出す。
本当に大変なんですよね、社会勉強でした（笑）

〆のからすみ卵かけご飯。みんな美味しかったですが、正直これが一番でびっくりしました。
卵は地元のものだし、目の前で料理人さんがからすみを削ってくれたからかな？

アイスの上の黄色いのは柚子とかではなく、山菜のソースだった気がします。

夕食後、腹ごなしに散歩してきました。
この右側2階が私たちの泊まった「あららぎ」です。

う～ん…映える！！

石段から左に入った道。この風景が好きで、ずっと横手館に憧れていたんですよね。

茶屋建築のような張り出し。

朝食です。朝風呂も満喫。
そういえば伊香保には2種類のお湯があるんですが、たぶん日帰りでは入れない「黄金の湯」を初体験しました。

帰りに手作り豆腐店（山本作右衛門商店）で珍しい桑の葉どうふを買ったり、
兄夫婦が推す「鹿火屋」に行って外で遊んだりしましたよ。

鹿火屋は囲炉裏のあるガチ古民家で、庭も（荒れっぷりがリアルで）すごいです。
私は大興奮でした。詳しくは以下のURLをどうぞ。
https://kitakanto.yomo-yama.com/2015/01/懐かし風情と佇まい～茅葺き屋根のお休み処『鹿/

くず餅、独特の食感が美味しかったです。
意外にも楽しめる地元での家族旅行になりました。