いざ　ボロジノアイランドへ！

2019/02/22 - 2019/02/25

みなさん、こんにちは。
旅は道連れです。

と言っても一人旅です。

今回は、沖縄本島から飛行機で約１時間のところにある島
ボロジノアイランドに行ってきました！

・・・ボロジノ？
どこかわからない方は、ぜひ
映画「旅立ちの島唄～十五の春～」をご覧ください！わら

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー JALグループ

今回はいきなり飛行機搭乗シーンからのスタートです。

今回向かう島は、とても小さい島なのでプロペラ機でした。
初のプロペラ機、ドキドキしながらの搭乗です。

時期的なものか、搭乗している方の多くは、スーツや作業服など、
”お仕事で向かっている”感じがしました。

ラフな格好は、私だけでした。わら

さあ、いよいよボロジノアイランドが見えてきました。

飛行時時間は約１時間、シートベルトサインが消えた！と思ったら、
すぐ点灯し着陸準備に入りますのアナウンスが流れて、
あっという間に着陸しました。

さあ、ボロジノ初上陸！

天候が心配ですが、まずは上陸できて一安心。

ちなみに、ボロジノ、ボロジノと言っていますが、
実は、南大東島のことでした！


大東諸島を発見した外国の航海者が、
船の名前（ボロジノ号）にちなんでつけたそうです。

サンゴ礁が隆起・沈降を繰り返しながらできた島です。
空から見るととっても平坦な島で、高い山はありません。

沖縄では古くから、「ウフアガリ（大東）」と呼ばれていたそうです。

早速、レンタカーを借りて散策スタート！

空港から街（集落）まで離れているので集落のあるエリアへ向かいます。

集落のところで、郵便局を発見しました。
どんなに僻地でも郵便局は必ずあるんですね！

（大東神社の入り口）

そして、島の中心に位置する大東神社へ。

大東島は沖縄の他の島と異なり、八丈島の開拓民によって開拓され人が住むようになりました。
そのため、沖縄の文化と本土の文化が合わさったような文化があるそうです。

大東神社で、今回の旅行の安全と天気の回復を祈りつつ、先に進みます。

（食事処　光　メニュー）

ちょうど、お腹も空いたところなので食事処に寄りました。
「食事処　光」さんです。

集落の近くです。

メニューも豊富で、価格もリーズナブル。

離島では食材の調達に時間と費用がかかるため、
少し割高になると聞いたことがありましたが、
ここはお財布にとても優しい！！

私は、そば定食を頼みました。
（食事に夢中で写真を撮るのを忘れる）

ごちそうさまでした。
ボリューム満点！
美味しかったです。

おすすめです！

さ、腹ごしらえもできたので散策再開！

南大東島はとてものどかです。

そして見渡す限り、さとうきび（ウージ）畑！


過去、サトウキビ産業がかなり盛んだった頃は、
収穫したサトウキビを製糖工場に運ぶ電車（シュガートレイン）が、
走っていたそうです。

今でこそ、トラックなどの自動車に変わりましたが、
当時の様子やシュガートレインを知ることのできる施設もありました。

（大池のオヒルギ群落）

ちょうど島の真ん中には、池があります。

その池では、マングローブ（オヒルギ）が生えているのです！

通常、マングローブは川の河口、海水と淡水の混ざる汽水域に生育します。

しかし、ここは（多分）淡水！

彼らは、どのようにここにやってきたのでしょうか。

私が行った時にはちょうどオヒルギの種子ができていました。

島をぐるっと回りながら、海岸線に出て見ました。

大東島にはビーチ（砂浜）はないそうです。
切り立った崖で高波がしぶきをあげて打ち付けています。

島の外の海は色がとても濃くかなり深そうでした。

過去には釣りをしていて波にさらわれ亡くなった方もいると島の人から聞きました。

島のあちこちにこのような金属の箱が設置されています。

なんだろうと思って、中を覗くと・・・

中には、カブトムシが！！

タイワンカブトという種類だそうです。
こいつらは幼虫期にヤシの仲間を食べて育ちます。
大東島には、大東島固有のヤシ「ダイトウビロウ」が生育しています。

ダイトウビロウへの影響を防ぐためこのような罠を仕掛けて駆除しているようですね。

（漁から寄港する漁船）

また、大東島には港があります。
このような港は、大東島の海岸線を削って作ったそうです。

２日目の昼ごはんは、「大東そば」さんです。

お店の名前の通り大東島には、「大東そば」と呼ばれる’沖縄そばがあります。

沖縄そばと何が違うの？と思いますよね。

是非食べに行って見てください。（私はよくわかりませんでした。わら）

「大東そば」さんは、メニューも豊富で朝から夜までやっているのでありがたいです。

そして、ここが私の宿泊した宿です。
「ムーンピーチ」（つまり、月桃）

とても安くてしかも広くて快適でした。
私のような貧乏旅行者にはもってこいかも。

ただ、街（集落）から距離があるため、レンタカーorレンタバイクは必須だと思います。

そして、最終日。（帰るだけ）

その日は晴天でした。が、朝の便なので空港に向かいます。

おっと、忘れちゃいけない。

大東島と言ったら、「大東寿司」です。

空港に売っていたので買いました。
島で獲れた魚を醤油とみりんでつけ、酢飯で握ったお寿司です。

宿にいた方から、空港の大東寿司も美味しいですよ。
時間によっては売り切れてしまうので、ぜひ買って食べて見てください。
と、おすすめいただきました！

味は、、、

うん、美味しい！（食レポ苦手）
今日の魚は、サワラでした！
これはお土産ではなく自分用に買おう。。。わら

ということで、自分用にもう１パック購入して、飛行機に乗りました。

帰りもプロペラ機です。

清々しく晴れた空。
このプロペラ機みたいに青空飛べたら気持ちいだろうなあ。
とか、思ったりしながら搭乗しました。

飛行機から見た大東島はまさに、
絶海の孤島、そのものでした。


私が南大東島を知ったのは、
最初にも出てきた
映画「旅立ちの島唄～十五の春～」でした。

同じ沖縄県なのに、簡単には行けない海の向こうの島。
交通手段が発達した今でも、簡単には行けない島がある。
そんなところに心惹かれて、、、

次はどこに行きましょう。
どんな島へ向かおうかな。

（そんなことより、仕事のデスクに向かいます。）

おしまい