世界最大の猛禽アンデスコンドルとオウギ鷲に出会えるとのニュースを得て、居ても立っても居られなくなり、一人単独で行ってしまいました。北米で乗り継ぎ、UAでキトーに深夜着きました。乾季から雨期への移り変わりシーズンでしたが、現地ガイドのNelsonさんの出迎えを受け、フル6日間の野鳥撮影『コンドル、オウギ鷲は勿論、岩どり、傘鳥、各種ハチドリ　他200種余』の野鳥に出会え、本当に楽しい探鳥旅行が出来ました。<br />野鳥が好きな方は是非一度は訪れてみてください。5000m級のアンデス山脈が南北にはしり、東はアマゾンの熱帯雨林エリア、西側はハチドリが多く生息する森林帯です。Ecuadorの鳥類数は世界有数を誇り、カラフルな小鳥から<br />コンドル、ワシ・タカ等の猛禽類に至るまで幅広く棲息しており、日本、東南アジアとは違った野鳥に出会えます。<br />特にTanager,Hummingbirdは種類が多く、近距離で撮影できるので野鳥ファンには最高です。200種以上の野鳥に出会えましたが、本旅行記に添付できるのは代表的なごく一部ですが、悪しからず！<br /><br />EcuadorはBirderの皆さんには一押しで、お薦めします。私は一人でしたが、ガイド料もそう高くなく、若くてやる気満々で非常に感じの良い青年ガイドでした。必要ならばNelsonさんをご紹介します。<br />

野鳥の楽園南米エクアドル『4000m超の山並みとアマゾン流域』

8いいね！

2018/12/03 - 2018/12/10

2位(同エリア4件中)

エリア

ナポ川周辺(エクアドル)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 3.5

グルメ: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 25万円 - 30万円

交通手段: レンタカー

航空会社: ユナイテッド航空

旅行の手配内容: 個別手配

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Andean Condor/アンデスコンドル①/雄♂：NT　/Near Threatened

Antisana付近の断崖にコンドルのカップルが住み着いており、400~500ｍ離れた所から観察・撮影が可能です。
幸運にも幾らか離れた場所に♀も止まっており、私は♂/♀それぞれの写真を撮影出来ましたが♂のみアップしました。
しかし遠いので証拠写真程度です、悪しからず！
Andean Condor/アンデスコンドル② : NT　/Near Threatened

岸壁から飛立ったコンドル、この後渓谷からの上昇気流に
乗って高く舞い上がって行きます。
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Andean Condor/アンデスコンドル③ : NT　/Near Threatened

空高く舞い上がり、周辺を覗うアンデスコンドル。羽を広げると3mになるとのことです。
Yellow Throated Toucan : NT/Near Threatened

エクアドルの典型的なオオハシです。非常にきれいです。
近くに飛んできたのでパチリと。
アンデス岩どり：Andean Cock-of-the-Rock

表紙を飾っている、所謂有名なアンデス岩どりです。
エクアドルNWのSub-tropical Forest に棲息しています。
Long-wattled　Unbrellabird① ： VU/Vulneable

この鳥は大変めずらしく、近年発見されたとんこと。Humid forestに棲息し、
晴天での撮影はごく限られた早朝のみで、直ぐに霧に覆われる環境です。
棲息地域はアンデス西側斜面の雲霧林。晴天はごく限られた早朝のみで、
直ぐに霧に覆われる環境です。
Long-wattled Umbrellabird② : VU/Vulneable

地域には14羽ぐらいが棲息しているとか。鳴き声を頼りに密林を這いずり
別の個体を発見、上の個体とは別です。一瞬しかチャンスなくこの撮影の後、
あっという間に霧が山全体を覆いました。
Rufous－breasted Antthrush

アンデス西側斜面、Antpittaと同じエリアに棲息していました。
Giant AntPitta : VU/Vulneable

Antpittaは全部で５種類の撮影に成功しました。
Giant AntPitta、Yellow-breasted AntPitta、Chestnut-crownedを載せています。
Yellow-breasted AntPitta

胸が黄色のAntPittaです。
Chestnut-crowned AntPitta

このアントピッタは結構若い個体でした。サブ-トロピカル
の森に棲息するそうです。
Golden Tanager

エクアドルには100種類以上のTanagerが棲息しているとのことです。
20種以上撮影しましたが、代表的なTanagerを以下ご紹介します。
有名なGolden Tanagerです。これ以外に喉が銀色の
Silver-throated Tanagerも綺麗な色合いのTanagerです。
Blue Grey Tanager

ブルーとグレーで綺麗でPopularなTanagerです。
Blue-necked Tanager

これは薄いブルーと濃いブルーの取り合わせがとても
綺麗です。
Silver-Beaked Tanager

渋い赤茶色合いの綺麗なTanager。
Swallow Tanager

水色の綺麗なTanagerです。遠くの木の上で囀っていました。近くにメスもいて♂♀撮影出来ました。メスは緑色です。
Saffron Finch

黄色の綺麗なフィンチ。
Green Honey Creeper

綺麗なブルーと嘴が印象的。
Glossy Flowerpiercer

Antisana　Eco　Parkの入り口付近
ブッシュの中に咲いた花にとまっていました。　
Humming bird : Rufous tailed Hummingbird
色鮮やかなハチドリ、アンデス西側斜面に棲息

ハチドリは1５0種以上棲息、今回30種以上撮影。色鮮やかなHummingbird
のみならず尻尾が２０ｃｍもあるTrainbearer、Giant Hummingbirdなども
撮影しました。
代表的な数種のハチドリを添付します。
イチオシ

Humming bird : Green Violetear

鮮やかなグリーン色のVioletearです。
Humming bird : Bronzy Inca

アンデス東側斜面、雨の中での撮影でした。
かわいいbrown色です。
Hummingbird :　Booted Racket Tail

ラケットの尻尾と足元の白いブーケが特徴です。
Hummingbird :　Violet-tailed Sylph

綺麗なViolet色の長い尻尾が特徴です。
Humming bird : Andean Emerald

名前の如くアンデスのエメラルド。
Humming bird : Empress brilliant

エクアドル西側斜面　ミンドロ付近。
綺麗な緑色です。
Humming bird :　White-necked Jacobin

紺色が非常に鮮やかなハチドリです。
エクアドルの南側斜面ミンドロ周辺に棲息しています。
Hummingbird :　Black-tailed Bearer

アンデスの高地のブッシュで見かけ、撮影しました。
長い黒い尻尾が特徴です。
花に群れるハチドリたち
・Violet-tailed Sylph
・White-necked Jacobin
・Little Wood Star
・Green crowned Brilliant　他
Hoatzin

アマゾンで有名な鳥、ホアティン
王冠を抱いたような結構大きな鳥です。
Great Potoo

エクアドルの代表的な大型Potoo、昼寝中。昼間は殆ど目を開けないようです。
普通のPotooいるようですが、出会ったのは大きい方でした。
Purplev Gallinue

アマゾン流域の水辺に居ます。色鮮やかな綺麗です。
鷹類は合計９種類撮影出来ました。西部ミンドの谷ではSoaringしている
Short-tailed Hawk, 中央部の縦貫渓谷でAmerican Kesttrel とSoaring中の
Broad-winged Hawk,　Antisana高原ではCineraous Harrierと茶色の
Harris's Hawkも撮影しました。以下代表的な4種類のタカを添付します。

Great Black Hawk① 　Napo川流域
夕方運よく至近距離で発見、餌を採って食べていました。
Great Black Hawk ②　Napo川流域

一度飛び、近くの木の枝に再びとまりました。
Nice Framingなのでシャッターを夢中で・・・。
Black-chested Buzzard Eagle

コンドルと同じ断崖に営巣中でした。
飛翔写真も撮影しましたが遠いです。
Swallow tailed Hawk　

ツバメのような尻尾が特徴。
深い谷間の上空を旋回していました。
Road-side Hawk

枯れ木に止まり、辺りの様子を覗うRoadside Hawk。
他2か所で撮影しましたがこれが一番Nice shotかな？
Vulture ＆ Caracara　類

絵としてマシなBlack Caracara を添付します。
これ以外に2種類のCaracaraとBlack Vultureを撮影してますが、
余り見栄えはしない。
アンデスガル

標高が非常に高いアンデスに棲息、色合い姿が北極海に棲息するガルと
よく似ています。
アンデスアイビス

Antisanaエコパークの草原で観察できます。
Bronze-winged Parrot

アマゾン西側森の斜面、木の上で鳴いていました。
Harpy Eagle：アマゾンの密林に住む王者の鷲。
雨の中、泥濘の山道を夜明けから現地まで歩きました。

一日目:期待とは裏腹に親には会えず、午後豪雨の為Give up。　残念！
営巣中のHarpy Eagle/オウギ鷲のヒナ/Egretは既に５~6ケ月に成長し、
堂々としていて、羽ばたきの練習もしていました。
Harpy Eagleオウギ鷲の親　:　流石精悍な顔つき
二日目:早朝霧雨の中出発、現地で雨は上がり、今か今かと　待つこと暫し。　
『　親が来ました！！　』

Harpy Eagleは世界最大の鷲で、足の爪が10cm以上になるとか？
アマゾン川流域の熱帯雨林に棲息、ナマケモノ、サルを餌にするそうです。