2018/04/21 - 2018/04/21
11位(同エリア2708件中)
bunbunさん
- bunbunさんTOP
- 旅行記180冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 584,628アクセス
- フォロワー874人
美ら海水族館は沖縄本島北西の本部半島西端にある海洋博公園(国営沖縄記念公園)の北端に位置します。この公園は、1975年7月~1976年1月に開催された、沖縄国際海洋博覧会の跡地に作られたもので、水族館は博覧会の「海洋生物園」の施設を引き継いで1979年にオープンしました。その後施設の老朽化に伴い、2002年には新館がオープンし、名前も「美ら水族館」となって現在に至っております。水族館は4階建てで、約740種、2万以上多彩な南海の海洋生物を飼育・展示しており、その種類に応じた複数の水槽から構成されています。中でも最大の注目はジンベエザメをはじめ、ナンヨウマンタ、サメ、その他黒潮の多種多様な回遊魚が泳ぐ、幅35m×奥行27m×深さ10m、水量7,500m3の世界でも有数の大きさを誇る「黒潮の海」水槽でしょう。
美ら海水族館は飼育・展示に加えて、海洋生物の多様性、生理学・生態学的特性の調査研究活動も行っており、多くの成果が学術論文として出版されています。
本旅行記では、各海洋生物の説明を、名称、特徴・生態等、学名、英名、沖縄名、全長の順に記載しております。魚に限らず生物の学名はラテン語のイタリック体です。―のつもりでしたが、4トラさんはイタリック体に対応してませんね。学名もローマン体で記載します。学名、英名は私のメモと、更に詳細を知りたい方のために付加しております。全長は成魚の典型的な長さです。
-
宿泊ホテル:ホテルオリオンモトブリゾート&スパから海岸沿いを10分程歩いて、美ら水族館海側に着きました。
説明板です
「目の前に広がる海、この沖縄の海は熱帯の海です。海は多くの生命を育み、人類にも沢山の恵みを与えてくれています。
遥か昔、何度かの地殻変動による海水面変動を繰り返し、現在の南西諸島が出来ました*)。島々は東側の琉球海溝、西側の沖縄舟状海盆という深海に挟まれた形のなったのです。
沖縄の海の生物を取り巻く環境には三つの大きな特徴があります。先ず、西南諸島の北西側を流れる巨大な暖流-黒潮、次に島々を縁取るサンゴ礁、三番目がこの海溝や海盆の深い海です。
黒潮の強い流れはずっと南の生物を沖縄へ、更に北へも運び、高い水温は周辺の気象にも大きく影響します。南の強烈な太陽光線に加えて、この黒潮の高温水により、島々を取り巻くサンゴ礁が形成され、そこは様々な生物が色鮮やかに住みなす南海の楽園です。
高い水圧のため、生物が住みにくいと考えられていた深海にも、実はたくさんの生物が生活していることが、近年、次々とわかってきました。
本公園**)のテーマは「太陽と花と海」です。
水族館はこの「海」を担う区域であり、皆様と海、そして海の生きもの達を結ぶ窓口です。
日本最南端、熱帯海域に位置する水族館、他の海域には見られない多彩な南海の生きもの達を存分お楽しみ下さい。
そして、楽しみながら海の生物とその母なる海、更には地球環境の大切さにも触れて頂ければ幸です。
沖縄美ら海水族館」
「気象衛星ノアによる画像
赤色が濃い程高い水温を表し、黒潮の流れが分かります。
黄色から紫色へと低い水温に移って行きます。」
-説明文より-
*) 西南諸島の形成につきましては、https://4travel.jp/travelogue/11437682の付録1.で詳しく説明しましたので、ご興味のある方はご覧ください。
**) 海洋博公園(国営沖縄記念公園) -
3階の入口から水族館に入りました。
まずは「サンゴの海」水槽です。
中央はコブシメです。後で説明します。
コブシメの下の黒い魚:
オキナメジナ
千葉県以南、東シナ海に分布します。メジナに似ていますが、体側にある横帯で区別することができます。沖縄で見られるメジナ類はほとんどがこの種です。
学名:Girella mezina
英名:Yellowstriped blackfish
沖縄名:シチュー -
オレンジ色の魚達:
キンギョハナダイ
南日本、インド、太平洋域に分布します。ハタの仲間で比較的大きい少数の雄と小さい多数の雌がハーレムをつくります。雄が1匹いなくなると1番大きな雌が雄に性転換します。
学名:Pseudanthias squamipinnis
英名:Sea goldie
沖縄名:アカビー
全長:10 cm
左中央後方のサンゴ:
マルヅツミドリイシ
色彩は淡い黄褐色や灰色、緑色があり、先端部は白や紫色に色づきます。枝は不規則に分枝し、サンゴ個体は円筒型で長く丸みを帯び密生します。礁池に生息し、場所によって大きな群落を形成することがあります。
学名:Acropora elseyi
英名:Bottlebrush coral
手前の薄茶色のサンゴ:
ハイスギミドリイシ
サンゴ礁域の礁池や礁斜面の浅所にみられます。固着性で樹枝状もしくは草むら状に成長し、色彩は淡い茶褐色で枝の先端は淡くなります。紫外線をあてると蛍光を発します。
学名:Acropora acuminata
英名:Staghorn coral -
左の魚:
トノサマダイ
群れは作らず、単独かペアで行動することが多い魚です。造礁サンゴのポリプや、小型の甲殻類などを主な餌としています。黄色地に、大きな黒い斑紋が入るのが特徴です。
学名:Chaetodon speculum
英名:Mirror butterflyfish
沖縄名:カーサー
右の魚:
スミツキトノサマダイ
沖縄のサンゴ礁域では普通に見られます。体側のにじんだような青い斑紋が特徴です。造礁サンゴのポリプを食べます。
学名:Chaetodon plebeius
英名:Blueblotch butterflyfish
沖縄名:カーサー
中央のサンゴ:
ナガレハナサンゴ
インド洋、中、西部太平洋のサンゴ礁域に広く分布します。日本では千葉県館山以南に生育します。水深5~10mの礁斜面(リーフスロープ)や水路斜面でみられますが、多くはありません。群体は半球状や岩にへばりつくような形ですが、表面は錨型をした触手に覆われ、一見ではサンゴには見えません。共肉の色は灰緑色、褐色など変異にとんで、触手の形も変異がありますが、ポリプをへこませると太い谷を持つ骨格が現れます。
学名:Euphyllia ancora
英名:Anchor coral
中央上方奥のサンゴ:
ウネリスリバチサンゴ
形は名前の由来となっているすり鉢状や、岩をおおう形、葉っぱのような形になります。
学名:Turbinaria frondens
英名:yellow cup coral -
コブシメ
世界中の温かい海に住み、コウイカ類中最も大きくなります。和名は沖縄名のクブシミから名づけられました。水族館では、毎年3月頃に産卵し6月頃にふ化します。食用になり重要な水産資源です。
学名:Sepia latimanus
英名:Broadclub cuttlefish
沖縄名:クブシミ -
サンゴ礁と魚達。
-
中央左のピンクの魚はハナゴイです。以下で説明します。
上のオレンジ色の魚達はキンギョハナダイです。
中央下やや左のマイタケのようなサンゴ:
チヂミウスコモンサンゴ
固着性の群体サンゴです。薄く広く葉状に張り出しており、大型群体ではこれが幾重にも重なっています。表面は多数のコブ状突起が覆います。
学名:Montipora aequituberculata
英名:Encrusting pore coral
中央下やや右の枝が沢山出ているようなサンゴ:
ユビエダハマサンゴ
インド・西太平洋の亜熱帯・熱帯域に広く分布するサンゴで、礁縁部(リーフエッジ)や礁斜面(リーフスロープ)に多く見られます。また水深数mの浅い礁池内で直径1m以上の大きな群体を形成することもあります。ごく浅い場所では群体の上面が干出し、マイクロアトールと呼ばれる上部だけ平坦になった独特の群体形になります。
学名:Porites cylindrica
英名:Yellow Finger coral / Hump-coral -
ピンクの魚:
ハナゴイ
沖縄のサンゴ礁域でみられる種類です。雄の方が雌よりも色彩が鮮やかで、腹ビレ、尾ビレの軟条部が糸状にのびます。この仲間は赤や黄色の色彩をし、その美しさから方言で「ジュリグワーイユ」(遊女)と呼ばれています。
学名:Pseudanthias pascalus
英名:Amethyst anthias
沖縄名:ジュリグワーイユ -
アデヤッコ
大型のキンチャクダイで、慶良間諸島からインド太平洋に分布し、日本では稀な種です。
学名:Pomacanthus xanthometopon
英名:Blue face angelfish
沖縄名:ジュリグワーイユ
全長:40 cm -
斜め前から見たアデヤッコ。
-
サンゴ達。
中央下の丸くて放射状のひだを持ったサンゴ:
マルクサビライシ
波あたりの弱い、サンゴ礁の斜面の下などに住み、岩にはくっつかない単体性のサンゴの仲間です。琉球列島ではきわめて普通に見られます。
学名:Lithophyllon repanda
英名:Frisbee mushroom coral / oval mushroom coral
中央下の細長いたわしのようなサンゴ:
キュウリイシ
群体性で褐色もしくは緑褐色をしており、比較的波の弱い礁斜面の砂底に見られます。その名の通り、キュウリのように細長く、多くは先端が丸まっています。群体の背面中央部に溝があり、そこにいくつかの口が並んでいます。夜間は多くの場合触手を伸ばしています。
学名:Herpolitha limax
英名:Tongue coral / Striate boomerang coral -
中央の八重の花のような形のサンゴ:
ヤエヤマカワラサンゴ
奄美・琉球諸島以南のインド洋、太平洋に分布します。葉状または薄い板状の群体形を呈し、1 m以上の大型群体も見られます。波あたりの静かな礁斜面に生息するが稀な種類です。
学名:Podabacia crustacea
英名:Bracket coral
中央の白と黒の魚:
ミスジリュウキュウスズメダイ
和歌山県田辺湾以南からインド・西部太平洋域に分布します。水深15mまでの浅い礁池内で枝状サンゴの周りに群生し、危険を感じた時や夜間の休息時はサンゴの枝の間に隠れます。雑食性で動物プランクトン、魚卵、付着藻類など様々なものを食べます。白と黒のストライプが美しく、観賞魚としても人気があます。初夏に繁殖期を迎え、卵を海藻などに産み付けます。
学名:Dascyllus aruanus
英名:Whitetail dascyllus -
ライトブルーの魚達:
デバスズメダイ
奄美大島以南、西部太平洋に分布します。礁湖内の枝状サンゴのまわりで群れを成し、動物プランクトンなどを食べます。危険を感じるといっせいにサンゴの隙間に隠れます。全身がうすい青緑色で美しい魚です。下アゴの犬歯状歯が前向きに突き出ているのが和名の由来でです。
学名:Chromis viridis
英名:Blue green damselfish
沖縄名:オービカー -
スダレチョウチョウウオ
チョウチョウウオ科の一種です。雑食性で、飼育は比較的容易です。体色は白地を基本に、黒色及び黄色の帯状の斑紋からなります。沖縄本島周辺での生息数は多くありません。
学名:Chaetodon ulietensis
英名:Pacific double-saddle butterflyfish
沖縄名:カーサー
全長:20 cm -
ツユベラ
幼魚と成魚で体色が大きく異なります。幼魚の頃は、赤い体に黒く縁どられた白色斑が入るのが特徴です。雑食性で飼育は容易です。
学名:Coris gaimard
英名:African coris
沖縄名:クルバニーアカジン
全長:25 cm -
「熱帯魚の海」水槽にやって来ました。
コクハンアラ
インド・太平洋域に分布します。サンゴ礁域外縁部に生息します。幼魚から成魚までよく色彩を変えます。美味です。
学名:Plectropomus laevis
英名:Blacksaddled coralgrouper
沖縄名:クルバニーアカジン
全長:1 m -
テングハギ
南日本からインド、太平洋域に分布します。成魚はサンゴ礁縁部で群れをなします。雑食性で、尾ビレの付け根に棘があり、成長すると前額部が角状に突出します。
学名:Naso unicornis
英名:Bluespine unicornfish
沖縄名:チヌマン
全長:60 cm -
ブチブダイ
琉球列島以南、ハワイを除くインド、太平洋域に分布します。サンゴのよく発達した礁斜面付近で、よく小さな群れをなします。幼魚は黒っぽい体色に白や青の細かい水玉模様が入り綺麗です。日本を含む太平洋でみられるこの種はブダイ類では珍しく、オスとメスの体色がほとんど変わりません。岩盤に付いた藻類を岩ごとかじる食性なので、海藻の生えない屋内水槽では飼育が困難です。
学名:Scarus niger
英名:Dusky parrotfish -
ニセゴイシウツボ
沖縄本島以南のサンゴ礁では普通にみられます。肉は美味であると言われ、鮮魚店で見かけることもあります。時には肉が毒化することがあり、以前、本種を食べて中毒したという話もああります。
学名:Gymnothorax isingteena
英名:Spotted moray
沖縄名:ウージ
全長:1.8 m -
中央上の横縞と縦縞の魚:
アミメフエダイ
琉球列島以南に分布します。他種と比較して体高がやや高く、赤褐色の縦縞と横縞が合わさった網目模様が特徴です。
学名:Lutjanus decussatus
英名:Checkered snapper
沖縄名:アヤビタロー
全長:30 cm
下の赤い魚達はアカマツカサです。詳細は後で説明します。 -
フウライチョウチョウウオ
沖縄で普通に見られるチョウチョウウオの仲間の一種です。単独またはペアで行動します。雑食性で、飼育は容易です。この写真は幼魚です。
学名:Chaetodon vagabundus
英名:Vagabond butterflyfish
沖縄名:カーサー -
ヒメテングハギ
駿河湾以南からインド、太平洋域に分布し、サンゴ礁外縁でみられます。成魚の額の角状突起はこの仲間で最も長くなります。雑食性です。美味ですが、鮮度が落ちると独特の臭みが出ます。
学名:Naso annulatus
英名:Whitemargin unicornfish
沖縄名:チヌマン
全長:50 cm -
ヒメテングハギ(上)とコクハンアラ(下)
-
赤いの魚:
アカマツカサ
マツカサ(松ぼっくり)のような大きなウロコと大きな目が特徴で、体色は鮮やかな赤色です。昼間はサンゴ礁の洞窟や岩の割れ目など暗いところに群れている夜行性の魚です。
学名:Myripristis berndti
英名:Blotcheye soldierfish
沖縄名:ミンタマアカイユー
全長:30 cm
左の茶色の魚達
ツマグロハタンポ
幼魚の頃は、イノーなどで大きな群れを観察することができます。成長するにつれて深場へと移動し、洞窟や岩陰などの暗がりに大きな群れを作ります。
学名:Pempheris japonica
沖縄名:ウフミー -
ヨスジフエダイ
本州中部以南の中・西部太平洋、インド洋に分布します。サンゴ礁外縁のやや深い所に大群でいる事が多くあります。黄色い体に水色の帯が4本あります。幼魚は砂底にある岩の根元付近に数尾でいる事が多くあります。
学名:Lutjanus kasmira
英名:Connin bluestripes snapper
沖縄名:ビタロー
全長:35 cm -
アヤコショウダイ
イサキの仲間で、体の上半分に黒いすじが10数本あり、鰭は鮮やかな黄色の美しい魚です。
学名:Plectorhynchus lineatus
英名:Yellowbanded sweetlips
沖縄名:アカクレー -
ヨスジフエダイ、アヤコショウダイ、ヒメフエダイ(後で説明します。)等の魚達。
-
沢山の黄色い魚達はヨスジフエダイです。
上の白っぽい魚:
イシガキダイ
和名のイシガキダイは、体表の模様が石垣を思わせることからつけられました。前方に突き出した口が特徴で、強力な顎を備えます。肉食性で、甲殻類や棘皮動物、軟体動物などを捕食します。食用として利用されますが、大型の個体ではシガテラ毒を持つことがあるので注意が必要です。
学名:Oplegnathus punctatus
英名:Spotted knifejaw
全長:50 cm -
左と中央下の魚:
ナンヨウツバメウオ
幼魚は枯れ葉にカモフレージュしながら、漂流移動します。成魚は沿岸の浅海域やサンゴ礁域で、単独ないし数匹の群れを形成します。ツバメウオとは、腹部に黒班が無いことで区別できます。幼魚は漁港などでも簡単に見つけることができます。
学名:Platax orbicularis
英名:Orbicular batfish
全長:50 cm -
体が白っぽく、尾が黒っぽい魚達:
ヒメフエダイ
インド太平洋に広く分布します。サンゴ礁の浅場に生息し、しばしば日中に大きな群集を作る事があります。体高が比較的高く背鰭より前方の輪郭はややくぼんでいます。魚類や様々な無脊椎動物を捕食します。
学名:Lutjanus gibbus
英名:Humpback red snapper
沖縄名:ミミジャー -
左の2匹の魚:
ヒメアイゴ
サンゴ礁に生息し、黄色の体にごまを散らしたような班がはいる魚です。岩にはえる藻類を好んで食べ、これを食べないと次第にやせてきます。
学名:Siganus virgatus
英名:Barhead spinefoot
沖縄名:アケー
全長:25 cm
右下の魚
ヒフキアイゴ
口が前に突き出し、この口に向かって目の上から黒い線が入ります。また黄色い体の中程に黒の楕円の班があります。藻類を食べます。
学名:Siganus unimaculatus
英名:Blotched foxface
沖縄名:ガラサーアケー -
ヒメフエダイ
-
ツノダシ
サンゴ礁域で普通に観察できます。突き出した口と、長く伸びる背ビレが特徴で、体色は黄・黒・白の縞模様です。夜間は港の岸壁などでも観察できます。
学名:Zanclus cornutus
英名:Moorish idol
沖縄名:ハタムチ
全長:10 cm -
タマカイ
ハタの仲間では最大種です。南日本、小笠原諸島、インド、太平洋域に分布します。超大型のこのハタは意外と沿岸の岩礁域やサンゴ礁域の比較的浅いところでも見られます。
学名:Epinephelus lanceolatus
英名:Giant grouper
沖縄名:アーラミーバイ
全長:3 m -
カスリハタ
和歌山県以南のサンゴ礁域に広く分布しますが、沖縄では少ない種です。体色は灰色で大きな黒斑があり、かすり模様に似ていることが名前の由来です。多くは岩穴やサンゴ礁の根に隠れています。
学名:Epinephelus tukula
英名:Potato grouper
沖縄名:アーラミーバイ
全長:1.2 m -
ヤイトハタ
琉球列島、インド・西太平洋に分布します。内湾浅所の岩礁域に生息する大型種ですが、幼魚は汽水域にも侵入します。近年、技術が確立されて沖縄県内各地で養殖が行われています。
学名:Epinephelus malabaricus
英名:Malabar grouper / Greasy grouper
沖縄名:アーラミーバイ -
熱帯魚の海の魚達。
-
中央の黄色い魚
ヒブダイ(メス)
紀伊半島以南のサンゴ礁域に分布します。オスは青緑色の鱗の周辺がピンク、メスや幼魚は黄色の体に水色の横帯があります。ブダイの中で最も美味と言われています。主食は小型藻類です。
学名:Scarus ghobban
英名:Blue-barred parrotfish
沖縄名:アーガイ -
ヒブダイのオスです。
-
中央左上の横縞の魚:
オヤビッチャ
千葉県以南、インド太平洋に分布します。水深12mまでの岩礁・サンゴ礁域に生息し、最もよく見かける種の一つです。幼魚は流れ藻に付いたり、潮だまりなどで数尾で暮らすことがあります。雑食性ですが動物質の餌を好みます。水族館でも多く飼育され、岩の上で産卵し、オスが卵を護る姿を観察することが出来ます。
学名:Abudefduf vaigiensis
英名:Indo-Pacific sergeant / Sergeant-major
沖縄名:タネラー
全長:19 cm
赤い魚(アカマツカサ、前出)の下の黒っぽい地に白の横縞の魚:
ヒレナガハギ
相模湾以南、インド・太平洋に分布します。サンゴ礁の礁斜面や礁湖などの比較的浅いところでよく見られます。藻食性です。その名の通り、背ビレと尻ビレが非常に長く、体色はオリーブ色で、灰褐色の横縞が6本あります。
学名:Zebrasoma veliferum
英名:Sailfin tang
沖縄名:イーゴーカーサー
大きなオヤビッチャの左下の背中にストライプがある魚:
ヒレグロコショウダイ
幼魚のころの体色は黒地に白い縦縞模様がはいりますが、成長とともに体色が変わります。幼魚のころは毒棘をもつゴンズイに擬態して、身を守っていると考えられます。
学名:Plectorhinchus lessonii
英名:Lesson's thicklip
沖縄名:タネラー
全長:30 cm -
「サンゴの部屋」水槽にやって来ました。
キリンミノ
沖縄ではサンゴ礁の浅瀬の岩陰などでよく見られます。鰭膜がつながった胸鰭が特徴です。背鰭、尻鰭、腹鰭に毒トゲがあり、人が近付いても逃げずに背鰭を向けてきて、刺されると激しい痛みに襲われます。
学名:Dendrochirus zebra
英名:Drarf lionfish
沖縄名:ハヨージ
全長:20 cm -
キリンミノ
-
右下の穴に入って頭と尻尾を出している魚:
ゴンズイ(ストライプ ウナギ ナマズ)
浅い岩場で見られるナマズの仲間です。幼魚は集団で「ゴンズイ玉」と呼ばれる球状の群れを成すことで知られています。背鰭と胸鰭に毒トゲがあり、刺されると激痛が起こるので注意が必要です。
学名:Plotosus japonicus
英名:Striped eel catfish
沖縄名:クーガーイユ -
ガンガゼ
インド太平洋、日本では房総半島以南に分布し、浅い岩礁やサンゴ礁域に生息します。棘長30 cmに達する大型のウニです。鋭い毒トゲはもろく、刺さると折れて先が体内に残ります。痛みが長引くので注意が必要です。
学名:Diadema setosum
英名:Long-spined urchin
沖縄名:ユイ、ユン
殻径:5~9 cm -
様々な種類のサンゴ達。
左下のサンゴ:
オオハナガタサンゴ
中部、西部太平洋・インド洋に広く分布します。波当たりのよい礁斜面から礁池まで、さまざまな環境に生息します。サンゴ個体は直径4cmにもなり、巨大な半球型の群体になります。色は褐色や灰色などで、雌雄同体放卵放精型です。
学名:Lobophyllia hemprichii
英名:Lobed brain coral / Largebrain root coral -
「サンゴ礁への旅 個水槽」にやって来ました。
ニシキエビ
日本では相模湾以南に生息し、沖縄では水深50 mくらいの岩礁やサンゴ礁で見られます。淡青色の地にピンク色や淡黄色の模様があり、触角と歩脚に黄色と黒色のまだら模様が特徴です。色彩が美しく、食用にしても美味です。
学名:Panulirus ornatus
英名:Ornate spiny lobster
沖縄名:トライビ
全長:55 cm -
ヒメツバメウオ
インド洋、西部太平洋域に分布します。河口域や内湾に住み、純淡水域にも生息することが出来ます。マングローブ域では最も代表的な魚の一つです。和名はツバメウオに似ることから付けられましたが、ツバメウオとの類縁関係は希薄です。飼育は容易で、淡水でも海水でも飼えることから、観賞魚として人気があります。
学名:Monodactylus argenteus
英名:Silver moony
沖縄名:カーサー -
中央上部の青い2匹の青い魚:
ハゲブダイ
サンゴ礁の礁池からサンゴ礁外縁の潮通しのよい礁斜面まで、ごく普通に見られます。オスの体色は青色・黄色・褐色と変化に富みます。常に両眼がピンク色や褐色の幅広いラインで繋がり、目の後方に2本のラインがあります。基本的に褐色のメスや幼魚も体色や模様の変化が著しく、幼魚は泳ぎながら変化していくものも見られます。
学名:Chlorurus sordidus
英名:Daisy parrotfish
沖縄名:アカルー
尾が黄色のものも含めて、ピンクの2匹の魚はハナゴイです。 -
ピンクの魚はハナゴイです。
-
右の黒い魚達:
シコクスズメダイ
体は黒色で、尾柄部付近より後ろは白色となります。潮通しの良いサンゴ礁に生息し、動物プランクトンなどを主な餌とします。
学名:Chromis margaritifer
英名:Bicolor chromis -
左中央の魚:
セナスジベラ
浅いサンゴ礁域に生息する、色彩の美しいベラの仲間です。6本の黒い横縞が特徴です。
学名:Thalassoma hardwicke
英名:Sixbar wrasse
沖縄名:クサバー -
中央上の青い魚:
ナンヨウハギ
高知県以南のサンゴ礁域に生息します。幼魚時はサンゴの間に群れていますが、成長するにつれ潮通しの良い岩礁域に移動します。コバルトブルーの体に、黒色の斑紋があり、尾ビレは黄色、尾柄部には鋭い棘を備えます。
学名:Paracanthurus hepatus
英名:Palette surgeonfish
沖縄名:ジュリグヮークスク
全長:25 cm -
ミズクラゲ属の一種
透き通った体の約95%は水分でできています。傘の縁にある糸のような触手で餌となる動物プランクトンを捕まえ、4本の口腕で傘の中央にある口まで運びます。
学名:Aurelia sp.
英名:Moon jellyfish -
左下のダークグリーンの魚:
クギベラ
ベラの仲間です。サンゴ礁域の浅場に生息し、造礁サンゴやソフトコーラルの間などを素早く泳ぎ回ります。幼魚及び雌雄で体色が大きく異なります。この写真はオスで、体色は深い緑色です。メスは体の前半が白色で、後半部は黒色をしています。幼魚は体の上半分が緑色、下半分が白色です。
学名:Gomphosus varius
英名:Bird wrasse
沖縄名:クチナガクサバー
全長:25 cm -
トラフザメ(仔ザメ)
生まれたばかりの子供(仔ザメ)は黒地に白の縞模様です。和名のトラフや英名のzebraはこちらから付けられました。卵生種です。
学名:Stegostoma fasciatum
英名:Zebra shark -
何やら砂地から沢山飛び出しています。
薄茶色に白の縞はニシキアナゴ、白に黒い斑はチンアナゴです。
以下で詳しく説明します。 -
ニシキアナゴ
琉球列島、フィリピン、モルディブ等に分布します。チンアナゴよりやや小型で、淡橙色と白色の帯がマダラ模様をなして綺麗です。潮通しのよいサンゴ礁礁斜面の砂地に穴を掘って生息し、普段は頭部だけを出して流れに乗ってくる餌をとっています。
学名:Gorgasia preclara
英名:Splendid garden eel
全長:38㎝ -
ニシキアナゴ拡大。
-
チンアナゴ
高知県、琉球列島からインド洋、西部太平洋に分布します。サンゴ礁外縁部の潮通しのよい砂底に群れをなして生息します。後半身は砂に入り、頭胸部を外に出して潮の流れの方に頭を向け、流れてくる動物プランクトンを摂食します。頭部側面に黒点を持つのが特徴です。和名は顔つきがイヌのチンに似ていることから付けられました。
学名:Heteroconger hassi
英名:Spotted garden eel -
「黒潮の海」水槽にやって来ました。
水槽の横から見ます。
マダラトビエイ
世界の温帯・熱帯海域に広く分布します。背中には水玉模様があり、個体ごとの変異が大きいエイです。この水族館が日本で初めて水槽内繁殖に成功し、日本動物園水族館協会より繁殖賞を受賞しました。
学名:Aetobatus narinari
英名:Spotted eagle ray
沖縄名:フェンサー
ちょっと像が流れてますかねえ。すみません。 -
ジンベエザメが2匹見えますねえ。
-
「黒潮の海」水槽の正面にやって来ました。
ジンベエザメが悠々と泳いでいます。
この大水槽にはマダラトビエイ、マンタ、キハダ、カツオ、オオカマス等、約70種の魚がいます。 -
ジンベエザメ
魚類の中の最大種です。世界の熱帯から亜熱帯の表層に生息します。この水族館に寄せられる沖縄本島での確認情報の多くは5~6月頃です。
模様が夏着の甚平に似ていることからジンベエと名付けられたとされています。大きな身体をしていますが、動物プランクトン等の小さい餌しか食べない大人しい性質のサメで、ダイバーが近づいても逃げようとしません。
サンゴの産卵時期には水面に漂う卵を食べたり、時には立ち泳ぎをしながら水面近くの餌を食べることが知られています。この水族館でも給餌ショーの際には約100リッターの海水とともに餌のシラスとオキアミの混合物を大口を開けて吸い込む豪快な摂餌シーンを見ることができます。しかし、一日に食す量は20~30 kgで、人間に換算するとおにぎり一個程度で、極めて小食と言えます。
生態はほとんどわかっておらず、1995年、台湾で捕獲された母ザメの体内から約300個体の胎児が見つかったことで本種が胎生であることが判明しました。
インベエザメには泳ぎのツボがあり、そこをなでると泳ぎを止めます。このツボ位置には個体差があり、この水族館にいる雌雄2匹のジンベエザメ(下参照)のうちオスのツボは胸のあたり、メスのツボは背中後部にあります。この事実はこの水族館で初めて見出されたもので、停止させての体格測定に利用されています。
学名:Rhincodon typus
英名:Whale shark
沖縄名:ミズサバ
全長:12 m -
この水槽には定置網にかかった2匹のジンベエザメが保護・飼育されています。1匹はオスで、1995年にやって来て、「ジンタ」という名前が付けられており、2019年3月(旅行記投稿時期)で飼育期間は世界最長の24年となりました。現在も世界最長記録を更新中で、やって来たとき4.6 mだった全長は8.7 mとなり、体重は5.5 tになっています。もう一匹はメスで、2010年にやって来ました。オスとメスがいることで、現在世界初の繁殖を目指しています。
-
ナンヨウマンタ
エイの仲間では最大級となる種類です。オニイトマキエイと同種とされていましたが、近年になって別種と分類されました。主に沖縄以南、インド太平洋の温・熱帯海域に生息します。大きな体をしていますが主に小さなプランクトンを餌としています。頭にあるヒレ(頭鰭)をのばして口の中に餌を流し込むようにして餌を食べます。通称マンタと呼ばれ、ダイバーにも人気があります。腹の黒い斑紋で個体識別ができます。
この水族館では世界で初めてこのマンタの繁殖に成功しております。
学名:Mobula alfredi
英名:Alfred manta
沖縄名:ガマーカマンタ -
今度は各種エイがやって来ました。(右側)
-
ジンベエザメの上の尾が黄色い魚達:
コガネシマアジ
本州中部以南の温・熱帯海域の沿岸近くに分布します。体色は名前が示す様に、黄金色をしており、特に5~10 cm前後の個体は鮮やかな黄金色に黒いストライプ模様が入り、きれいな魚です。幼魚は観賞魚として人気があります。成長すると黄金色はやや薄れてきます。水族館では小さな個体がジンベエザメの吻端直前を泳いでいるのが見られることもあります。
学名:Gnathanodon speciosus
英名:Golden trevally
沖縄名:アヤガーラ
全長:50 cm -
ウメイロモドキ
琉球列島以南、西部太平洋の亜熱帯・熱帯域に分布し、背鰭と尾鰭は鮮やかな黄色、体背部は鮮やかな青色の美しい魚です。他のタカサゴ科の魚に比べ体高が高く、雑食性でプランクトンも食べます。
学名:Caesio teres
英名:Yellow and blueback fusilier
沖縄名:アカジューグルクン -
右下の背に縞がある魚達:
ロウニンアジ
南日本からインド洋・太平洋に分布します。最大全長1 m以上、体重50 kgに達する大型の魚で、沿岸近くの深い落ち込みの有るところに生息します。ルアーマン(ルアーを使用する釣り師)垂涎の対象魚として世界中で人気がある魚で、英名の頭文字をとって通称GT(ジーティー)と呼ばれています。水槽内で同居中の小魚をおそって食べることもあります。
学名:Caranx ignobilis
英名:Giant trevally
沖縄名:カマジャー
左上部はウメイロモドキです。 -
中央から右にかけての上部はウメイロモドキ、左の大きな魚はロウニンアジです。
-
ヒョウモンオトメエイ
幅は140 cmに達しするエイで、亜熱帯から熱帯のサンゴ礁域の砂地に生息します。英名のCoach whipとは馬車用ムチのことです。まるでアンテナの様に尾をまっすぐ立てて底で静止していることがありますが、詳しいことは解っていません。
学名:Himantura uarnak
英名:Coachwhip ray / Honeycomb stingray / Black-spotted whipray
沖縄名:カマンタ -
トンガリサカタザメ
雌は全長280 cm、体重120 kgになりますが、雄は全長150 cm、体重20 kgにしかなりません。ノミの夫婦のエイの仲間です。 -
ナンヨウマンタとウメイロモドキ(奥)
-
ナンヨウマンタとウメイロモドキ(奥)
-
「サメ博士の部屋」水槽にやって来ました。
オオメジロザメ
世界の熱帯域に分布します。全体にずんぐりして、吻も丸くとがってはいません。人にとって最も危険なサメの一種です。
水槽内でも、本種が最も多くの同居中の魚を襲って食べます。
淡水への適応力があり、大河をさかのぼることでも有名です。警戒心が強く普通のサメ釣りの延縄ではなかなか釣れせん。沿岸にも生息し定置網に入ることもあります。
この水族館では1978年より飼育されいる最長飼育記録個体が健在しており、2018年6月21日に飼育40周年を迎えました。この個体は飼育下で繁殖に成功し、その仔ザメも順調に成熟しています。
学名:Carcharhinus leucas
英名:Bull shark
沖縄名:シロナカー
全長:3.4 m -
シノノメサカタザメ
サメと付いていますが、エイの仲間です。カニを殻ごと噛み砕いて食べる強いアゴと石畳状の歯を持っています。
学名:Rhina ancylostoma
英名:Bowmouth guitarfish
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- gratiaさん 2019/04/06 21:02:37
- はじめまして!
- フォロー、ありがとうございます!
沢山の滞在記を載せていらっしゃって、キレイな写真と内容、勉強になります(о´∀`о)
また、ゆっくり背景させていただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
不馴れで、どこからメッセージ等、送っていいか分からず、こちらに申し訳ありません( ;∀;)
- bunbunさん からの返信 2019/04/07 22:31:04
- RE: はじめまして!
- gratiaさん、こんばんは。はじめまして。
ご訪問、私の拙い旅行記への投票、フォローありがとうございました。
私の旅行記をお褒め頂き、お世辞でも嬉しいです。
「ミャンマー」拝読しました。私はまだ東南アジアに行ったことがありません。素敵な所ですね。貧乏性で今はあちこち忙しく飛び回っていますが、いつかはミャンマーのような南国のリゾートでのんびり優雅に過ごしたいと思っております。
これからもgratiaさんの旅行記を楽しみにしております。
こちらこそ、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
bunbun
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
美ら海・本部・今帰仁(沖縄) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
76