2017/02/16 - 2017/02/19
148位(同エリア184件中)
ちゃおさん
いくつかの公園が合わさった複合公園の中心、蠡園(れいえん)のほぼ真ん中辺りまでやってきた。前方に公園管理センターの建物も見えてきた。先刻「蠡園」と彫刻された石碑を見たが、この辺りからの太湖の眺めが一番良く見れるのだろう。琵琶湖ですら広大な湖と思えるのに、太湖はその4倍近い大きさだ。当然対岸は見えない。
いつかまだ健脚だった頃、男体山の登山を試みたが、少し時期が遅れ、山は既に閉山になっていた。で、登山の代わりに目の前の中禅寺湖をぐるっと1周したのだが、それは確か20キロ位の距離で、午後の早い時間にスタートしたのだが、秋のつるべ落とし、途中から日が暮れて、真っ暗な雑木林の中から野猿の群れがギャーギャー追いかけるように付いてきて、サルの集団に襲われたらどうしよう、と随分心配になったが、漸く前方に人家の灯りが見えてきて、ほっとしたが、湖を眺めると、大証の違いはあっても、どうしてもその時の中禅寺湖の悪夢が蘇る。
ガイドの葉さんの案内で、トイレ休憩になる。随分と奇麗なトイレだ。勿論水洗だ。中国はあちこちで急速な近代化が進んでいる。凡そひと昔前では、到底想像もできないことだった。近代化の波は日本を追い越し、アジアのリーダーになり、世界のリーダーを目指している。今の中国にはそうした勢いも感じられる。トイレを出た先に内湖があり、その真ん中に一人の美人像が立っている。どこから見ても七頭身の美人像。間違いなく西施だ。
この庭園の主、范蠡(はんれい)の永遠の妻、西施であることには間違いないだろう。死後2500年経った今でも、二人は中国の人々の心の中に生き続けている。と、言うのは現代中国人に対する買い被りか・・。簡体字に慣れ親しんだ現代中国人には范蠡は当然のことながら、西施も十分に読めないかも知れない。石碑に刻まれた古い文字は読めないし、過去の長い長い王朝の歴史をどこまで知っているのか・・。勿論学校では十分な歴史教育もされていないだろう。
我々ツアーはどうも逆順に園内を周遊してきたようで、この蠡園(れいえん、中国語ではリーユエン)の正面入り口ビルにやってきた。ビル内にはチケットセンターもあって、何か所の庭園を周遊するかによって、入場料金も異なっている。忙しい人は、主面の内湖に立つ西施像だけを見て、そのまま帰るかも知れない。太湖石に興味のない人が素園まで足を運ぶのは無駄なことだろう。太湖の畔の蠡園の周遊を終えて、我々ツアーは次に錫恵公園に向かうことになった。
- 旅行の満足度
- 4.5
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