春の秩父路　西武秩父駅前温泉「祭の湯」・ホテル「美やま」・飯能「メッツア」を訪ねて

2019/03/27 - 2019/03/28

都内では桜満開の今日この頃　映画「翔んで埼玉」で　すっかり知名度の上がった埼玉県秩父を訪ねました。はたして映画「翔んで埼玉」は追い風になっているんでしょうか？

西武秩父まではわが家から西武池袋線で数回乗り継いでおよそ1時間半。所沢から特急に乗り継ぐと1時間少々。
笑点でお馴染み林家たい平師匠のお膝元として知名度が上がりすっかり全国区になった秩父市は、埼玉県の北西部にあり、面積は577.83平方キロメートルで、なんと埼玉県全体の約15％を占めています。

西武秩父駅前温泉「祭の湯」を訪ねた後秩父鉄道「芝桜駅」に立ち寄りました。　西武秩父駅のすぐそばに秩父鉄道「お花畑駅」があります。「お花畑駅」は別名「芝桜駅」と称します。西武秩父駅から歩いてもほんの少しの距離です。

この日の宿は秩父「ホテル美やま」です。　昭和30年12月、木造２階建（部屋数7部屋）にて開業してから50年余りいまや老舗となりつつあるホテルで地道に拡張を続けています。ここでは豊富な朝食メニューにびっくりです。

二日目は　埼玉県飯能市の宮沢湖を中心とした広大なエリアにオープンしたムーミンの世界を体験できる施設「メッツァ(metsä)」を訪ねました。

パーク内は2つのゾーンに分かれ、2018年11月9日(金)に北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」が開業、2019年3月16日(土)にムーミンの物語を主題とした「ムーミンバレーパーク」がオープンしました。

以上春の秩父路　一泊二日の旅です。

エリア 秩父(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

飯能から乗り換え西武秩父へ

特急　レッドアロー号で　西武秩父を目指します。

特急　レッドアロー号7両編成　案内

特急　レッドアロー号　車内

西武池袋線　西武秩父駅到着

西武秩父駅にて　Wi-Fi完備

西武池袋線　西武秩父駅

駅前温泉　「祭の湯」へ

温泉エリアとレストラン、　フードコートそれに物販エリアがあります。

駅前温泉　「祭の湯」のパンフをスキャンしたものです。

駅前温泉　「祭の湯」のパンフをスキャンしたものです。

祭の湯(温泉エリア)
露天風呂をはじめ、高濃度人工炭酸泉やシルク湯、岩盤浴なども用意されていて「プレミアムラウンジ」など充実した休憩スペースもあります。

祭の湯(温泉エリア)へ

秩父湯台所でランチ

　温泉エリア内唯一のレストランです。
営業時間　11:00～23:00（ラストオーダー22:30）

秩父湯台所にてお子さまメニューを販売中です。
■お子さまランチ 700円
■お子さまカレー 700円

秩父夜祭のみこし「祭の湯」の祭りは秩父夜祭を指しているみたいです。

駅前温泉　ちちぶみやげ市　「祭の湯」物販エリアです。

ちちぶみやげ市　(物販エリア)
秩父の特産品や限定商品をはじめ、和洋菓子、地酒、雑貨など、おみやげにピッタリの品を多数取りそろえています。

右上コカ・コーラに埼玉と明記。これも映画の影響？

ちちぶみやげ市　(物販エリア)にて　名産品やま柿

ちちぶみやげ市　(物販エリア)にて

呑喰処 祭の宴　(フードコート)店舗ごとのメニュー

呑喰処 祭の宴(フードコート)
「丼屋炙り」　

呑喰処 祭の宴(フードコート)
「わらじかつ亭」いずれも秩父名物をご堪能いただけます。

呑喰処 祭の宴(フードコート)　秩父湯台所とは別の施設です。
ここでもゆっくり秩父名物を堪能いただけます。

さて　秩父市は都心まで約60～80km圏、さいたま市までは50～70km圏に位置し、周囲に山岳丘陵を眺める盆地を形成しています。

市域の87％は森林で、その面積は埼玉県の森林の約40％を占めています。

ほとんどは秩父多摩甲斐国立公園や武甲・西秩父などの県立自然公園の区域に指定されており、自然環境に恵まれた地域です。

また、市の中央を流れる荒川は、秩父湖、秩父さくら湖などのダム湖を形成しています。この川によって市の中心部は東西に区分され、東部の平坦部分は市街地を形成し、商店街、住宅地などが集中しています。

西部丘陵地帯にある平坦地は、水田など農業用地が多くなっています。

　気候は、太平洋側内陸性気候に属しおおむね温暖ですが、盆地であるため寒暖の差が大きく、山地では夏季に雷雨が多く発生し降水量も多く、

山岳地方では冬季にはかなりの積雪となります。
（以上は秩父市公式HPより抜粋・加筆したものです。）

3月の下旬　線路沿いに残雪が見えました。

ぶらり秩父駅周辺

西武秩父駅のすぐそばに秩父鉄道「お花畑駅」があります。
歩いても少しの距離です。

左下　みそポテトの幟の先に　「お花畑駅」切符売り場　

「お花畑駅」は別名　「芝桜駅」とも言います。
4月になると秩父　羊山公園は　芝桜鑑賞に多くの観光客であふれます。

写真は「秩父羊山公園　芝桜の丘」のパンフをスキャンしたものです。

芝さくらまつり　イベントカレンダーです　日程確認の上お出かけください。

写真は「秩父羊山公園　芝桜の丘」のパンフをスキャンしたものです。

秩父　羊山公園マップです。

写真は「秩父羊山公園　芝桜の丘」のパンフをスキャンしたものです。

「お花畑駅」切符売り場　レトロでローカルな風情ですが現役です。

みそポテトは　名物だそうです。「お花畑駅」の近くで・・。

この日の宿　「ホテル美やま」に到着
和紅茶とメープルクッキー
素敵な陶器のシュガー入れ

　10畳の和室へ　どのお部屋からも秩父のシンボル武甲山の眺望が楽しめます。

この宿は　昭和30年12月、木造２階建（部屋数7部屋）にて開業しましたがその後
着々と地道に発展を続け・・・

昭和32年01月 離れ4部屋を増築（6畳トイレ付）
46年03月 別館2階建新築　大広間、客室4部屋（バス・トイレ付）

昭和48年04月 松竹映画「思い橋」ドラマ撮写（高橋玄洋先生脚本）
52年06月 本館7階建新築　客室24部屋（バス・トイレ付）、会議室（結婚式場）、中広間2部屋、スナック、浴室（夜祭風呂・女神風呂、家族風呂）

昭和61年04月 新館オープン　名称変更　ホテル美やま　新館本館合併　特別室「玄洋・武甲」、燦（コンベンションホール）、轟（舞台付大広間）、大・中宴会場、洋室（バス・トイレ付）、結婚式場、写真室、美容室、スナック、売店　次々に準備し、昭和62年12月 国際観光ホテル登録　平成　17年11月 露天風呂付客室3部屋オープン　緑・風・紅の全室異なる趣の露天風呂付客室　
とまあ目覚ましい発展ぶりです。（以上は同館公式HPより）

夕食の献立表です。

四季折々の味覚を楽しみ、視覚もお楽しみいただきたく、盛り付けも一品一品丁寧におつくりしております。とは料理長の弁

限りなく美味が探究された料理は、ゆっくりと味わえます。
料理長が思いを込め、素材と技と器が三位一体になって完成された料理は熟練の技の賜物ですね。

夕食の献立です。　蕗味噌が絶品です。

夕食の献立です。「おっきりこみ」

夕食の献立です。

山菜や天然の鮎、野菜を贅沢に使用した四季折々の“旬の秩父”を堪能できます。

夕食の献立です。　デザートに苺のムース

美やま　ロビーにて

美やま　ロビーにて「秩父西国三十三札所案内」

平成30年（2018年）に西国三十三所は草創1300年を迎えました。それに伴い、2016年～2020年までの5年間に、各札所で普段は非公開のお堂や諸尊のご開帳や庭の公開、寺宝の観覧、月1回1札所で特別な御朱印をいただく巡礼など草創1300年を記念する行事が多数あります。（該当日のツアーが無い場合もあります）

美やま　ロビーにて

西国三十三札所とは718年、長谷寺の徳道上人が仮死状態で閻魔大王と会い「悩める衆生を救う為、三十三所の霊場巡りを広めよ」と託宣を受けたことに始まり、33の霊場を設けるも当時はあまり普及せず…。約270年後、託宣を受けた花山法皇自ら巡礼したことで人々に普及し、現在も親しまれています。

美やま　朝食です。

バイキングスタイルですがメニューが異常なまでに豊富です。

朝食　もち麦にも遭遇

美やま　朝食会場にて　メニューが驚くほどに豊富です。

美やま　朝食会場にて

この食べ方でやってみる？　
（秩父弁で「やってんべぇ」あるいは「やってんべっ」）

美やま　朝食会場にて　ここにも「やってんべっ！」

美やま　朝食会場にて「やってんべっ！」（秩父弁で）

おかずの食べ方も色々やってみませんか？

食後　飯能へ戻って

北口から①直行便のバスに乗って

埼玉・飯能にオープン したムーミンの世界を体験できるテーマパーク「メッツァ」を訪ねます。

フィンランド語で“森”を意味するメッツァ。その名の通り「メッツァ」では、自然溢れる緑の空間でムーミンのファンタジーや北欧の文化体験や暮らしに触れられます。

ムーミンの世界を体験できる施設「メッツァ(Metsä)」が、埼玉県飯能市の宮沢湖を中心とした広大なエリアにオープン。パーク内は2つのゾーンに分かれ、2018年11月9日(金)に北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」が開業、2019年3月16日(土)にムーミンの物語を主題とした「ムーミンバレーパーク」がオープンしました。

主なコンセプトは、6つの体験価値“挑戦、創造、共有、解放、探求、創造”の提供。北欧時間がゆっくりと流れる森と湖でこころの豊かさを取り戻し、その温かな気もちを日常生活へと持ち帰れるような場所を目指しています。人々の五感を刺激する体験、そして何度も訪れたくなるような体験が待っています。

「ムーミンバレーパーク」に先駆けて、2018年11月9日(金)に開業となる「メッツァビレッジ」は、だれでも無料で北欧のライフスタイルを体験できる無料の施設です。

自然豊かな公園機能を果たす広大な敷地内に、新鮮な地元野菜や工芸品、様々な北欧ブランドの商品を購入できるマーケット、北欧風の飲食を堪能できるレストラン、生涯学習が盛んな北欧に習った、ものづくりやアートが体験出来るワークショップ・ラーニングスペースなどが用意されています。

1階の外にはストーブを完備したテラス席も設置。施設内で購入したフードやドリンクを、自然の空気を感じながら楽しむのもおすすめです。
（以上は埼玉県観光案内より）
今回の小旅行の結論：話題作映画「翔んで埼玉」なんて何の関係もなく、秩父はいつも通り元気な町でした。