世田谷観桜散策（含目黒川）

2018/03/27 - 2018/03/27

　　　　世田谷観桜散策（3）(含目黒川)　　　　　　　2018年3月27日
　　　　
東急世田谷線松陰神社駅→(徒歩5分）勝国寺(5分)→（徒歩7分）若林公園(1分)→（徒歩1分）松陰神社(10分)→(徒歩40分）田園都市線池尻大橋駅(目黒川桜散策)→（徒歩48分）東急東横線中目黒駅

　（1）勝国寺
　　　真言宗豊山派の一寺、創建は十六世紀中、開基は吉良政忠、本尊は不動明王。世田谷城の裏鬼門除けとして建てられました。文化財は区指定薬師如来立像、脇侍日光菩薩を有する。本堂、山門は昭和時代に再建されたものです。用事があったので応接間に通され、後お庭を見せていただきました。平成の枯山水の庭園と坪庭で、広くはありませんが苔がきれいで見事な庭です。杉苔を育成中です。大きな桜の木が2本満開できれいでした

　（2）若林公園
　　　松陰神社に隣接する世田谷区立の公園です。子供遊具がそろっている児童公園で子供連れ家族にお勧めです。合わせて大人が使用できる健康具もあります。園内に世田谷名木百選に選ばれているスジダイ群があります。また長州出身の第十一（十三、十五）代総理大臣桂太郎の墓があります。割と広い公園ですので、松陰神社参拝後の休憩所として寄ってみたら良いではないでしょうか
　
　（3）松陰神社
　　　御祭神は吉田松陰とその弟子達。1882年、安政の大獄で刑死した吉田松陰の門人たちが、墓の傍に松陰を祀る神社が建立される。大鳥居をくぐり石畳の道を進むと正面に社殿がある。社殿の右隣には松下村塾（土日開放）、松陰像が見られる。また左奥には松陰と烈士の墓、社殿の左手前に伊藤博文、木戸孝正、山県有朋等寄進による灯篭26基も見られる。鳥居手前にシダレサクラ、参道から本堂まで、また松陰の墓に向かう境内に桜が見られ、満開で見事です。鳥居右手前にある御衣黄桜は残念ながら未だ開いていませんでした。来年はもう少し遅い時期に来ようと思います　　　　　

　（4）目黒川の桜　
　　　烏山川と北沢川が三宿で合流し目黒川となり、暗渠の川が大橋まで続き、ここで開渠になり、川岸両側が桜の名所となっています。川は品川区を通って東京湾にそそぎます。特に池尻大橋（世田谷区）から中目黒駅（目黒区）間がお勧めスポットらしく、ここを歩きました。駅を出て、川岸に立ったとき、全景白い桜の花が目に入り、さすが目黒川と感激しました。ただ人も多く、同じ光景が長々続くので段々飽きてきます。華やかさは東京でも有数の桜名所ですが、神戸の夙川の桜より少し風情にかけます。川岸が石等で護岸されているのは同じですが、目黒川は細い歩道も舗装道、夙川の川岸は土の広い遊歩道でかつ桜以外の木や別品種の桜が少し植えてあります。贅沢なコメントかもしれませんが、少しアクセントがあったらいいなと思いました

エリア 三軒茶屋・駒沢(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

勝国寺山門　真言宗豊山派の一寺、創建は十六世紀中、開基は吉良政忠、本尊は不動明王。世田谷城の裏鬼門除けとして建てられました。文化財は区指定薬師如来立像、脇侍日光菩薩を有する。本堂、山門は昭和時代に再建されたものです。用事があったので応接間に通され、後お庭を見せていただきました。平成の枯山水の庭園と坪庭で、広くはありませんが苔がきれいで見事な庭です。杉苔を育成中です

勝国寺本堂　第二次大戦の空襲で焼失されたが、戦後に再建される

平成の勝国寺枯山水の庭　きれいに手入れされていて見事です

平成の勝国寺の坪庭　広くはありませんが苔がきれいで見事な庭です。杉苔を育成中です

勝国寺の桜　大きな桜の木が2本満開できれいでした

若林公園の標識　松陰神社に隣接する世田谷区立の公園です

若林公園のスジダイ群　園内に世田谷名木百選に選ばれているスジダイ群があります

若林公園の運動具と遊具　子供遊具がそろっている児童公園で、合わせて大人が使用できる健康具もあります

若林公園の桜　満開の桜が数本ありました

若林公園の桂太郎の墓　また長州出身の第十一（十三、十五）代総理大臣桂太郎の墓があります

松陰神社の鳥居　御祭神は吉田松陰とその弟子達。1882年、安政の大獄で刑死した吉田松陰の門人たちが、墓の傍に松陰を祀る神社が建立される

松陰神社鳥居前のシダレサクラはほぼ満開です。その左手にある御衣黄はまだ咲いていません

大鳥居をくぐり石畳の参道の両側に咲く桜

松陰神社左奥にある松陰と烈士の墓へ行く道に咲いている桜

社殿の右隣には松下村塾（土日開放）（模造）、本物は松陰の故郷萩市にある

目黒川花散策コースの案内板　烏山川と北沢川が三宿で合流し目黒川となり、暗渠の川が大橋まで続き、ここで開渠になり、川岸両側が桜の名所となっています。川は品川区を通って東京湾にそそぎます

目黒川桜　特に池尻大橋（世田谷区）から中目黒駅（目黒区）間がお勧めスポットらしく、ここを歩きました。駅を出て、川岸に立ったとき、全景白い桜の花が目に入り、さすが目黒川と感激しました

目黒川護岸　華やかさは東京でも有数の桜名所ですが、神戸の夙川の桜見物より少し風情にかけます。川岸が石等で護岸されているのは同じですが、目黒川は細い歩道も舗装道、夙川の川岸は土の広い遊歩道でかつ桜以外の木や別品種の桜が植えてあります

目黒川桜　ソメイヨシノのみの同じ光景で代り映えしません

目黒川桜　同じ光景が長々続くので段々飽きてきます

目黒川の人出と出店　凄い人出です