2019/02/25 - 2019/02/25
113位(同エリア291件中)
ハンクさん
広島滞在中の週末、車で日帰りで「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を訪れた。宗像大社辺津宮へは九州自動車道の若宮ICから約30分、大島の中津宮へは神湊港渡船ターミナルから市営渡船に乗り(1日に7往復)15~25分、運賃は大人560円である。なお沖ノ島へは一般人は立ち入りが禁じられており訪れることはできない。
日本にユネスコ世界遺産としては現在22ヶ所が登録されているそうであるが、ここは2017年に21番目に世界遺産となったスポットである。登録されたのは、九州本土から約60㎞離れた玄界灘に浮かぶ沖ノ島にある宗像大社沖津宮と島に付随する3つの岩礁(小屋島、御門柱、天狗岩)、本土から約11㎞の大島の中津宮と沖津宮遙拝所、本土の宗像大社辺津宮、宗像族の墓である新原・奴山古墳群の8ヶ所である。
まずは九州本土にある宗像大社辺津宮を訪れた。社殿は12世紀までに築かれたが、その後戦乱により焼失、1578年に再建、拝殿は本殿再建後の12年後、当時の筑前国の領主・小早川隆景によって再建、本殿・拝殿はともに国の重要文化財に指定されている。また敷地内には神宝館が併設されており、沖ノ島で発掘された、すべてが国宝に指定されている8万点を収蔵、展示している。ここから沖ノ島は「海の正倉院」と呼ばれているそうだ。沖ノ島への一般人の入島は禁じられ、「島にあるものは一木一草一石たりとも持ち帰ってはならない」「島で見聞きしたことを漏らしてはならない」などの禁忌があり、約1,000年もの長い間、謎のベールに包まれていたという。
続いて九州本土を離れ、7㎞沖合の大島に向かった。宗像大社中津宮などがある大島は福岡で最大の島で、約700人の島民が暮らしている。世界遺産の宗像大社中津宮は港から徒歩5分の距離にある丘の上に鎮座しており、宗像三女神の一柱、湍津姫神が祀られている。社の中を天の川が流れており、両岸に牽牛と織姫が祀られており、興味をそそられる。
連絡船の時間の都合で中津宮のみ参拝し、急ぎ港に戻り車をピックアップして帰途についた。世界遺産として219ヶ所目、日本の世界遺産としては16ヶ所目となった。自分の足で歩けるうちにあと何ヶ所訪れることができるだろうか?
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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