キプロス・・・Ⅲ　レメソス（リマソ－ル） キプロス第二の都市

2018/03/04 - 2018/03/06

さるキプロス広報冊子には
歴史の宝庫、世界有数のレゾ－ト地で各種カーニバル、ワイン・フェスやどこかでロマンスが生まれただの、どこかのチ－ムが優勝した等、何でもお祝いする土地柄だそうだ

ギリシャ・アテネのピレウス港からの船便もありさしずめ海の玄関口
更にシリア（今もあるかどうか？）、レバノン、ギリシャへのクル－ズ船の発着もあるとか・・・

エリア レメソス(キプロス)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

キプロスでは基本的に投宿時に契約宿泊料を全て支払う様だ

チェックアウト終え、レメソス行のバスタ－ミナルまでタクシ－頼んだ序に
次の宿に「お願いしているレメソスのバスタ－ミナル出迎え」の確認を頼んだ・・・このお願いが私達を慌てさせることになるとは

車窓からの景色で気になっていたのが「切通しの褶曲」だ
写真には大きくひん曲がってるのはないですが「大きくうねっていたり」「傾斜」しているのが良く見られた

色んな地殻変動と思しき跡が見られて面白かった
日本ではコンクリ－ト等でコ－ティングするから見れないのかな

到着までアト２０分位かな～と思っていたら

高速から下りた「バス」が突然道路左側端に寄せた
ほぼ満席の後部座席の乗客が「Ｆｉｒｅ！」と叫んで乗降口に殺到（オ-バ-表現）！

前部座席の我等は遅れて降車、降りた時には大分火（煙）はおさまっていた

全員降車

電話中のドライバ－、私にＴurbo (ターボ）が壊れたと

白バイも来て
これ以上の運航は不可能、バスのベリ－（腹部の収納庫）から全ての手荷物を下ろすことに

パトカ－も来た

実は、バスターミナルには宿からの出迎えを待たせている、マズイ
パトカ－の警官に事情説明し「宿への通報」を依頼・・・写真はその依頼電話中

更に２０分程待ってると「新バス」が到着、他の乗客は乗って行ってしまった

更に１０分ちょっとで、宿のオ－ナ－が車で迎えに来てくれたが・・・
警官とオ－ナ－が口論になった・・・教えられた場所が違うと（笑）

見えてる「高架橋の向こうだ」と言った、言わないとで
二人とも英語なんだよネ、オーナ－はイスラエル人（ユダヤとは言わなかった）だ

マア、無事宿に着けて良かった

我らの部屋

生垣のある家とその奥の家が彼の持家

では港の方に出掛けてみるか・・・

珍しい建物と思ったが、ギリシャ正教の教会だった

明らかに無人の館だ

今時珍しいブリキ加工品屋さん
専門商品だけ扱って食っていけるんだナ

腹減ったので一服
あの人形はナンダ？

一休みしたら「目の前」の「レメソス中世城」でも覗いてみるか

レメソス中世城（中世博物館）
ビザンティン時代中期に建てられ１１９１年イギリス・リチャ－ド師子王とナバレ王国・王女レンガリアとの結婚式が行われたそうだ

現存するのは城と言うより砦みたいなもので十字軍も使っていたが、１５７１年以降はオスマントルコ、イギリスに領有された

城（砦）内と陳列品

屋上からの景観はそほどでもないので割愛した

この広さじゃあ、収容力は大したことないネ

中世の甲冑と扇風機

十字軍のありがたい携行品かな

キリスト像
左のプレ－ト読めません

Ｐｏｒｔｒａｉｔ　ｏｆ　Ｄｉｏｎｙｓｏｓ
出所不明　４～５世紀ＡＤとプレ－トに書いてあった

最後の晩餐　Ｗａｌｌ　Ｐａｉｎｔｔｉｎｇ
ラルナカのナントカ教会のものの１/４縮図、１４２１年

外は曇り空、寂しげ・・・

聖ナバ（Agia Napa）教会

祭壇には幾つかのイコンが

自分（オウム）自身の動画には反応して、身を乗り出しジーット見るそうです・・・レ－ス屋さんにて

カソリキ（Ｋａｔｈｏｌｉｋｉ）教会
訪れた信者さんに何宗かとの私の問いに「Ｏｒｔｈｏｄｏｘ」って言ってたのでギリシャ正教です
カソリキに惑わされるんだナ

何か所かで見かけた東南アジア（ミャンマ－やラオスとかカンボジャみたい）少数民族救援活動（？）の壁絵でしょうか？

凄いボトルの数だが、保管方法はこれで良いの？

ギリシャサラダは美味しがフェタチ－ズが塩っぱすぎる

手前のタコは相当な歯ごたえ（硬い、そのうえしょっぱかった）
他は美味しかったデス

静寂のレメソス城・・・明日の夜は様変わり

宿への道も人っ子一人として・・・

バスでク－リオン古代遺跡へ

リッタ－１．１７５ユ－ロは少々高い
約￥１４５だ
郊外に行く程少しづつ高くなってゆくのは日本と同じ、経済原理かな

昼弁当屋じゃないです「靴屋」です
商売になるの、大丈夫かな～？

これもＯｒｔｈｏｄｏｘでしょう

親切な運転士さんに促され降車、乗っていたのは日本の老人二人だけだった
何処でも乗り降りさせていたし、私等にも次に行くコロッシ城へのバス便の詳細まで教えて呉れた
ありがとう

このドライバ－さん
何処ででも、乗降させて呉れる
社内規かな、それとも親切心なのでしょうか

もう少しで入口（改札）だ

バス停から徒歩１５分、レンタカ－駐車場から来た後ろからの人達はラクチンだよネ

ＢＣ２世紀に建てられた壮大な古代都市王国のひとつでキプロス有数の古代遺跡
何度もの地震で破損・倒壊、その都度修復・再建されたのかどうかは・・・
現存する劇場はＡＤ４世紀に再建されたものだそうだ

このギリシャ・ロ－マ様式野外劇場は今も演劇・音楽に利用されている

劇場の観客席からの眺めはこの通り・・・地中海を望める

歌手（写真の私はワオ～って叫んでるだけ）はここから美声を反響させて聴かせる

全体が鉄骨で覆われた「エウストリオスの家」
地中海を一望できる一等地（笑）に立ってたんだ

その下（床）には見事なモザイク

小鳥がいますヨ

俺も居るよ

大きく広がる遺跡にまいります・・・広そう

初期キリスト教会のバジリカ跡

往時は祈りの声に満ちてたのでしょう
今はただ風の音だけが・・・

しばしこの景観をご堪能下さい・・・

お気に入りのショットです

ロ－マ時代の公共浴場

ここはアゴラ跡だったかな？

左に一人旅の東洋系アメリカ娘
後方には英国マチュアカップルが一組、このあとバス、徒歩でコロッシ城目指します

コロッシ城まで、後方の英国夫妻とは抜きつ抜かれつになる

喧嘩してる訳でもないのに離れて歩いてるイギリス夫妻

教会でしょうネ

彼らを追い越しました

バス降りて早足で２０分ほどで「コロッシ城」

入口が判らず一周した・・一周しても大した距離じゃないけど

帰りはここからパフォスまで直通バスがある、助かる

城のイメ－ジより「軍事要塞」です
１３世紀に建設、今の姿は１５世紀に改築されたもの
中央の「跳ね橋」を通って建物に入ると言う・・・こんな小さな砦で「籠城」でもするのか？
１４世紀には十字軍が遠征基地として利用したそうだ

どの城（砦）にも似た様な広間がある

パフォスの町に舞い戻って
人形が・・・

ここにも

あそこにも

○十１度目のご生誕記念日でございます！

宿のオーナ－ご推奨の港にある高級レストラン・・予約して貰ったにも拘らず取れてなかった

何か「サ－ビスして呉れるか」の下心で、ウェ－タ－にパスポ－ト見せたら、誕生祝いの言葉を沢山貰った

海老入りパスタ以外の味は今一だった
更に
「勘定書き」には「祝いの言葉」以外、全部付いていた・・・当たり前ジャ！

このパスタ、￥４，０００は高い・・・・ムカ～

帰り道で「レメソス中世城」辺りまで来ると、昨夜と打って変わったこの「賑やかさ」はナンダ？

来る人来る人、精一杯のコスチュ－ムで浮かれてる

ハイネケンの回し者

ずぼらな人達だ座ってる・・・酔っぱらってるの？

真ん中の人の祝いです！

私が昨日午後にビール飲んでたところがココ

簡単には「動けない」です

みんな「１００均」で揃えたの？

左の男性はドラキュラ、右の女性は？

青年達よ、カツラですね

はい、ポ－ズ！

左のソンブレロ被った人、男性に見えたけど・・・

酒飲み女性でした

マリオね

何年か前にブエノスアイレスで日本の偉い人（？）がこんな格好して現れたことありましたナ

ハ－イ、アタシ・・・遅れてゴメン！

未だ来ますヨ

ハイハイ、撮りますネ

コリャまた大人しい謙虚な「いでたち」で

宿に近づいても・・・現れます

みんな、楽しんでネ

それにしても３月５日ってなんだろう？
人形の下にＦｅｓｔａｖａｌと書いてはあったが・・・

カミサンの誕生日お祝いしてくれてアリガトウ

明日は９：３０のバス、バス停まではオ－ナ－が送って呉れるって